今日は、義母アイさんとのやり取りを綴ります^^
(脳疾患による認知症あり。在宅介護中)
義母アイさんが言いました。
あのおばさん
また洗濯してくださったんよ。
何かお礼をした方がいいかな?
アイさんいわく
あのおばさんはときどき来て、服の整理や洗濯をしてくれます。
顔も名前も知らない。
ただ気配を感じる、不思議な存在なのだとか。
実際は
服の整理はアイさん自身がして、洗濯は私。
記憶がすっぽり消えちゃうから
あのおばさんがしたことになっているのよね。
でね、さすがにお礼ができなくて
私:
あのおばさんは居ない人、洗濯は私がしたよ
と。
するとアイさん:
あのおばさんは確かに部屋に来た、、、
おかしいなぁ、、、
??
わたしゃー、ついにここまでボケてしまったんかぁ。
しょんぼり肩を落としてしまいました。
いつもみたく受け流しとけばよかったね。
私もしょんぼり。
そんななか、いいアイデアが浮かびました!
そうだ!
ご先祖さまってことにしよう♪って。
アイさんは、亡くなった人がどうなるのか
ときどき曖昧になります。
ご飯とか食べてるんかな?
声が聞えないのは何でかな?と真顔で言ってたり。
だから現れても、さほど驚かないんじゃない?♪
ということで
さっそく伝えてみることに
↓
おかあさん、もしかするとさ
あのおばさんはご先祖さまかもよ!
だから姿が無いのよ。
おかあさんのことが心配でね
そばに来て守ってくださってるんよ。
そしたら、、、はっと悟った表情にかわり
あぁ、そうかぁー
この前ご先祖さまに
「Tちゃんによくしてもらってるから
感謝してやってな~っ」て言ったんよ。
だからご先祖さまが
Tちゃんの手助けしに来てくださったんじゃのう。
アイさんは窓の方を向き
涙をぬぐい
手を何度も擦り合わせました。
(え?・・・・)
衝撃でした。
すぅーっと受け入れ、そのまま信じた。
しかも、アイさん自身のためでなく
この私の手助けに来てる、、、というのです。
あまりに純粋な発想に
冗談半分の自分が、なんだか恥ずかしい気持ちになりました。
(*^-^*)
今回、ご先祖さまの名をかりたけど
本当にアイさんの背後に、ご先祖さまを感じる時があります。
とにかくピンチのときに、運がいい!
不思議な偶然もあったりする!
家族を守ってくれてありがとうと話しかけ
毎晩お経を唱えていたアイさん
ご先祖さまと繋がりやすく、
助け舟にも気づきやすいのかもしれない。
心をよせるからこそ、守られるのだなぁ、、、
しみじみ感じる今日この頃です^^
そういや前にアイさん
逝ったら私を守ってくれると、言ってくれたことがありました。
もしかしてもしかすると
本当に来てくれたりして??
なんだか未来が気になって
今のうちからドキドキです^^
ではでは、穏やかな日をお過ごしください。
(@^^)/~~~
【KADOKAWAより出版】
2012~2016.3までのブログを書籍化。
片付けしながら感じた
「家族への思いや気持ちの変化」を綴った本です。
【手作りの本】
(Kindle Unlimited 読み放題対象本)
amazon(電子書籍)
amazon(電子書籍)
--------------------------------------------