今週はキーワード「ありのままで」についてのスピリチュアルメッセージを転載しています。
『誰かのようにならなくていい』
「常にあなた自身でありなさい。
他の人のようになろうと思ってはいけません。
一つの世界を作るには、あらゆる要素が必要です。
あなたがたが、さやのなかの豆のように、みな同じであって欲しいとは思いません。
あなたがたがみな異なっていて、それぞれ自分に見合った仕事をし、自分に適した
役割を果たしながら、全体と完全に調和していることが望ましいのです」
(アイリーン・キャディ『心の扉を開く』日本教文社)
これはスコットランドにあるフィンドホーンという新しい生き方を目指している共同体の創設者、アイリーン・キャディの言葉です。
自分らしく生きるには、というテーマを書こうとしていたとき、私はこの言葉を目にしました。
この言葉はまさに、私たちがどうあるべきか、どのように生きればいいのかを、端的に言いあらわしています。
私たちは他の人のようになる必要はありません。
どんなに隣の人が魅力的に見えても、優れて見えても、あなたがその人のようになる必要など、どこにもありません。
そんなことはきっと無理だし、しかもアイリーンも言うように、そんなふうに思うべきではないのです。
あなたはあなた自身でいればいいのです
あなたは宇宙にただ一人しかいない、ユニークで大切な人だからです。
あなたには、あなたにしかない優れたところと、魅力と、個性があります。
隣の人がどんなに魅力的で優れていようと、あなたもまた、その人にない魅力と優れたところをもっています。
それがあなたの個性であり、あなたが宇宙から与えられた素晴らしさであり、世界のために役に立つ特質なのです。
さらに、あなたは他の人があなたをどのように見ているかによって、つまり、人の評価によって生きる必要もありません。
他人から高く評価されるために自分を変えようとしたり、やりたくもないことを努力したり、自分に何かをつけ加えようとしてはいけません。
そして、
人の期待にこたえる必要もありません。
人は勝手にあなたに期待するだけです。
その期待と、あなた自身の思いが同じであれば、幸いです。
あなたは自分の思いをかなえるだけで、人の期待にもそえるからです。
でも、もし、人のあなたに対する期待があなたの思いと違うようであれば、人の期待にそうように自分を変えるのはやめたほうがよいでしょう。
自分の人生は自分の人生なのです。
そして、あなたが自分の思いを実現したとき、人の期待にもこたえていることにきっと、気がつくでしょう。
山川亜希子
『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』より転載