ハワイの動物病院の新型コロナウイルス対策 | 光のハワイ日記

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ハワイ島在住フリーランスライター相原光のハワイ情報。Webマガジン「MY LOHAS」、総合旅行サイト「トラベルコちゃん」などに記事を書いています。電子書籍版「光のハワイ島日記」BOOKWALKERで独占先行発売中!夫婦で営む玄米寿司店「ドラゴンキッチン」は8年目に入りました。

Aloha 光です。

今回は、ハワイの動物病院について。

 

 

新型コロナウイルス(COVID19) の感染拡大に伴い、どんな対応をしているのかをレポートします!

 

ハワイ島の動物病院「(Aloha Veterinary Center )アロハ・ヴェテリナリー・センター」。名前がハワイですね。動物病院は基本的に完全予約制です。ここは、先生が3人くらい常駐しております。

 

コロナ対策で、中に入れないようになっていました。

 

入り口に並んでいると、受付の人が来てくれるので、名前と予約時間などを伝えてチェックイン。あとは、車で待つことになります。

 

こんな感じで、注意書き有り。

マスクの着用や、ソーシャルディスタンスの確保などについて書いてあります。「ソーシャルディスタンス」って、どういう日本語に訳すのか? と思っていたら、カタカナ語になっちゃいましたね。

 

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のガイドラインでは、最低6フィート(約180cm)のソーシャルディスタンスを確保することが推奨されています。アメリカは基本的にこの数字だと思います。

 

待合室に入れないので、車の中で待っている人もいれば、トラックの荷台でペットと一緒に待ってる人などもおり、人それぞれ。犬の場合は散歩している人なんかもおります。要は、他の人と接触しなければよいってことです。

 

順番を待っていると、スタッフが車まで来てくれるので、ペットを預けます。コロナ対策のため、診察室への付き添いができなくなっており、単なる検診なのだけど、ちょっと心配。

 

飼い主の付き添いはできないのですが、なんと窓から診察室を見ることができました! おーいパン子ちゃん、お母さんはここにいるよ!

 

こんな感じで、ちゃんとイスまで用意してありました。すごいね!ありがたや。

にゃーにゃー叫んでおります。パン子ちゃん、落ち着くのだ!

 

診察中も、網戸越しに先生と普通に会話ができました。診察室はいくつかあるのですが、おそらく窓のある部屋だけを使っているのだと思います。

あっという間に診察終わり。特に問題なかったです、よかった。

 

あとは、ペットと一緒に車に戻ってお会計。スタッフが領収書を持ってきてくれるので、クレジットカードを渡すとお会計してくれます。もちろん現金も使えると思うけど、今はどこに行ってもカード決算が推奨されております。なるべく接触を減らしましょうってことですね。

 

クレジットカードを使う時も、サインが省略されている店が増えてます。ここもサイン無しでした。このへんの事情は、まだ現金の方が主流の日本とはちょっと異なるのでは?

 

ハワイ島は動物病院が少ないので、どこも混んでいるんですよね。けっこう待たされることが多いのですが、ここは評判が良いので特に混んでるのかも? スタッフの方々は、モーレツに忙しいのにとても親切なので、いつも感謝しております。ああ、ハワイやなあ。動物病院に行くときは、時間に余裕を持って予約しましょう!

 

そうそう、完全予約制なのですが、予約を取るのもけっこう大変なんですよね。今回も2週間くらい先になってしまいました。緊急の場合はウォークインも受け付けております(別途料金がかかります)。

 

ちなみに、うちのパン子ちゃんはこの病院で「うるさい子大賞」を受賞している(と思う)。本当にねえ、ものすごくうるさいんですよ~。ずっとにゃーにゃーないているので、待合室にいると肩身が狭い。車待機の方が気がラクでした。

 

しかし、あれだけうるさくても、嫌な顔をされたことないんですよね。動物病院に来る人って動物好きだから、皆分かってくれているのかな? 

「あら、誰かアンハッピーな子がいるわねー」とか「まあ、赤ちゃんみたいねー」とか、笑顔で言われます。今日も言われました。ハワイだからなのかも? 皆さまいつもありがとうございます。

 

というわけで、ハワイ島の動物病院事情でした。

 

奥がパンで手前がマーチです。病院ではよい子にね!