『うらかすみ日本酒塾:第4回目』酒造り体験 | 美味しけりゃ幸せ~2人ごはん 時々 1人ごはん~

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食べるの大好き♪ダメダメ兼業主婦のごはん日記。2011年の春から青天の霹靂で転勤族の仲間入り。
ずっとボロボロガラケー写真&CX-1だったけど、2015年夏よりiPhone6で文明社会の一員に♡

ただいま『うらかすみ日本酒塾』に参加させていただいています。
浦霞(佐浦株式会社)主催、一般消費者対象の日本酒セミナー。わたしは第19期生爆  笑ラブラブ

 

おさぼりインチキブログのわたしのための備忘録として書いてます。
遠い記憶を遡り…。

 

うらかすみ日本酒塾 スケジュール

 第1回目(09/16):日本酒入門

 第2回目(10/14):酒造りと杜氏 (残念ながら欠席)

 第3回目(11/18):日本酒の香りと味わい

 番外編 (12/09) :蔵見学

 第4回目(01/20):酒造り体験 ←←←←← 今日はここ

 第5回目(02/17):日本酒のある豊かな生活

 第6回目(03/10):日本酒の原料と各地の取り組み方

 

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1月下旬、この日はいよいよ日本酒塾のメインイベント「酒造り体験」日本酒

 

佐浦社長のお話の後、まずは座学で清酒ができるまでのおさらい。

前回、酒蔵見学をさせていただいているので、興味深くわかるようになりました。

この工程のうち、どの部分を体験できるのかな。

 

最初に体験したのは、麹室での製麹の作業。

43℃の麹室、Tシャツに着替え、首には汗拭き用のタオル。

蒸きょうした蒸米のかたまりを丁寧にほぐし広げ、種麹をふわりふぅわりと優しく振りかけます。

種麹を施した蒸米はお布団で包まれてしばし休息の時に…。

 

次は汗をかきかき力仕事、出来上がった麹を放冷し余分な水分を飛ばす出麹の作業。

麹のついた蒸米のかたまりをぽろぽろにほぐしながら、いかだのような木のすのこに敷き詰め溝を三本。

蒸米をすのこを掛ける枯らし場まで運ぶのが大変、15kg程の蒸米を布に包んでせっせと運びます。

(衛生上、作業中の撮影はNG。作業終了後に撮らせていただきました)

 

 

午前中の作業はここまで。着替えをし待ってましたのお昼タイム。

塩釜のお寿司屋さん「福寿司」さんのちらし寿司。

いったい何種類の具材が入っているの???という豪華版。

 

暖かい汁物は「浦霞流 ひっつみ」

団子にも汁にも浦霞の酒粕が入っているので、よく温まります。

鶏肉、根菜、きのこなど、こちらも具がいっぱいで優しいお味。おかわりしましたラブラブ

お食事中も佐浦社長から世界の都市の日本酒事情や、南部杜氏の歴史や現状など。貴重な時間。

 

午後の作業の前に、おそろいの前掛けをきりりと締めて記念撮影カメラハッ

午後はもろみの仕込み、櫂入れ体験から。

 

酒母に、蒸米・麹・水を加え撹拌。これがお酒のもとになるのですね。

少し前の時代、南部杜氏の方々は仕込み歌でタイミングを合わせながら仕込んだのでしょうね。

最初は軽かった櫂入れも投入される蒸米が増える度、どんどん重くなり…やっぱり重労働。

一度作業場を出て、再度座学、分析について。

日本酒度の測定方法、軟水・硬水の違い、発酵期間や熟成による味わいの違いなど。

学生時代の白衣とメスシリンダーの日々をすこーし思い出しました(笑)

そして、その後いよいよ洗米作業。

ただでさえ冷たい洗米所、冷水での作業。きっちり1分笊の底から掻き揚げるようにお米を研ぎます。

なんとお2人が「一生の一度の経験だから」と素手での洗米に志願。

腕まで真っ赤になっていました。すごいびっくりアセアセ

 

精米歩合・お米の硬さ・水温の違いで浸水の具合も違うので、見極めるのは杜氏の経験なのでしょう。

黒いトレイに洗米を入れるとお米の外側が白くなっているのがわかります。

浸水後の水切り、洗米の笊を左右に大きく10回、身体ごと持っていかれるようなヲタ芸のような勢い。

これで一通りの酒蔵体験は終了です (行程間違えていたら、優しい方教えてください)

 

前回の酒蔵見学でも、今回の酒造り体験でも、暑さ寒さ、体力気力、時間との戦い大変な作業です。
この一杯のお酒に大勢の方の力が注がれていることを実感。
ありがたい気持ちでいただいています。

この時に仕込んだお酒、3月にいただけます。今からとっても楽しみですラブラブ

(SNSにてお酒の状況をお知らせいただけるので、わくわく倍増ビックリマーク

【最後のオマケ】

この酒造り体験、日本酒塾開始前から恐れていた日でもありました。

 

人様の口に入る重要な工程に関わらせていただくのです。

ノーメイク、ノーネイル、ノーフレグランス禁止 滝汗

スッピン+マスク…犯罪者の様な心持ちで家を出ました。

 

でも、半日作業してたら慣れちゃったのかな。自分では見えないしね。

気付いたらスッピンのまま「ぷらっと」で軽く一杯。さらには東口の「扶余」までガーン

慣れって恐い…ゲロー   周りの皆さまごめんなさいでしたあせる

 

【浦霞醸造元 株式会社 佐浦】
http://www.urakasumi.com/
宮城県塩竈市本町2-19

022-362-4165

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