命のバトン | こどもじかんとyoga

こどもじかんとyoga

日々のたわいもない心に留めときたいこと。



旦那さんのお誕生日の日に、母がケーキを買って駆けつけてくれました




私達が2人で、ゆっくりお祝い出来るように…




息子をお風呂に入れて

月明かりの中寝かしつけてくれたのですが

前日に見たドラマにNICUの赤ちゃんのシーンを想い出して

私の弟として産まれるはずだった亡くなった子を、ふと、想い、少し切ない気持ちでいたそう




なんとなく、息子は、もしかして、あの子の想いも、一緒に連れてきてくれたんじゃないか…

と、思えたそうです




「こんな風に抱っこして欲しかったかな…

抱っこしてあげれなくて

ごめんね…

今日は、ずっと抱いているよ…」


と、抱きしめたら




息子は、すっと、すぐに寝ていったそうです





私が3ヶ月まで実家に里帰りしてた頃

父の腕に抱かれて寝るのが1番好きだった息子



父の膝の上ならばひたすら寝るので、父は、ずっと降ろさずに

2時間でも、3時間でも、毎日、ずっと抱っこし続けていました





母は、そのことを想い出して


「パパさー

気付いていないだろうけど

無意識の中で、実は気付いていて

あの子を抱いてる気持ちだったんじゃなかったんかねぇ…

だから、あんなに、ずっと抱っこ出来たんやないかなぁ…」










と、言っていたのですが、私も、何と無くそんな気がしました




息子は私の事はママと呼びますが、母の事はカカと呼びます


誰もそんな風に呼ぶように教えていないのに、自然と、そう呼んでいました



旦那さんのお誕生日に、そんな出来事が起きて、まるい繋がりを感じずにはいられませんでした