母との時間 | こどもじかんとyoga

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日々のたわいもない心に留めときたいこと。

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シェアされていた詩を

想い出し

今だからこそ

もう一度見たくなりました



(中島美緒さんという方が和訳されたモノです)
 

・:*:・:*


母から娘への手紙:

私のかわいい娘へ。

私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。

何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

話をしているときに私が同じ話を何回も繰り返したら、

「さっき同じこと言ったじゃない」

なんて言って遮らずに、ただ耳を傾けていて。

幼いあなたが眠りに落ちるまで、私は幾夜も幾夜も同じ物語を読み聞かせたわ。

私がお風呂に入りたくないと駄々をこねても、怒って私を責めないで。

あなたが小さな女の子だったころ、言い訳をして逃げ回るあなたを追いかけて

お風呂に入らせなければならなかったことを思い出して。

新しいものに対して私が無知であることに気付いたときは、
そんな目で見ないで、ゆっくり時間をかけて覚えさせて。

覚えてるかしら、私があなたにたくさんのことを教えてあげたこと。

正しい食べ方、お洋服の着方、髪のとかし方

そして毎日ぶつかる人生の壁との向き合い方まで、ね。

私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。

何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

私が何を話していたか分からなくなってしまったときは、

思い出す時間をちょうだい。

そして、もし思い出せなくても、

心配したり、いらいらしたり、馬鹿にしたりしないで。

私にとって何よりも大切なことは

あなたと一緒にいることだということを分かってね。


私が年老いて、以前のように歩けなくなったときは、やさしく手をとって。

あなたが初めて歩いたときに、私がそうしたように。

そんな日がきても、決してさみしいだなんて思わないでね。

私が最期の日を愛情に包まれながら迎えられるように、ただそばにいて。

ともに過ごした時間、ともに過ごすことができた幸せを、
あなたに感謝しています。

満面の笑みと、

いつ何時も絶やすことのないあなたへの愛とともに伝えさせて。


愛する、私の大切な娘へ。