りんちゃんへ

りんちゃんが小さい赤ちゃんだった頃、ママはりんちゃんの泣き声にすごく敏感だった。
精神的にも身体的にも厳しかった。


りんちゃんが少しでも泣くと心臓がバクバクして胸がギューってなる。心臓が爆発するんじゃないかと思う程だった。
ママは片耳か良くなくて赤ちゃんの声を聞けなかったらどうしようと思ったこともあったけど、そんな心配は要らなかった。
母性本能なのか体質なのか、りんちゃんが泣くと直ぐにわかった。


寝ていてもりんちゃんが泣くとガバッと起きれた。
りんちゃんが泣くと本当に辛くて一緒に泣きそうになった。


でも、りんちゃんが泣き止むきっかけを見つけた。
なんと、子守唄代わりに「キューティーハニー」を歌うと笑うのだ。


りんちゃんがお腹の中にいた時にママはカラオケで良く歌っていた。
カラオケが好きで、ずっと行っていたんだ。
だからだろうか??


みんな笑っていた。
キューティーハニーを歌うとご機嫌になるりんちゃんをみて、なんでだろうね〜なんて言っていた。


りんちゃんは小さい頃からお歌が好きだったね。
パパは将来は歌手になる!って言ってたけど、どうだろうか。


りんちゃん。
ずっとずっと大好きだよ。

ママより