先日、テレビで「だばだ~」の野口健さんが
インタビューで出てました。
彼は7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立しました。
(わたし的には「だばだ~」のコーヒーのCMの方が印象深いですが笑)
彼は3度目の正直でエベレスト登頂に成功しました。
『エベレスト登頂』と聞くと私は、
ただ単に、一番高い山にまっすぐに登った、というイメージでした。
しかしその登り方を聞くと、
「一気に上に行くと空気が薄いから頭痛がすごい。
だからまず、ベースキャンプから中間キャンプに登って降りるを何度も繰り返すの。
そして低酸素に身体が慣れたら、中間と第一キャンプをまた登って降りて・・
とするの。
だから片道で1ヶ月半かかるんだよ」と。
そんな壮絶な道のりで登るのですね。
●人間って諦めた人からなくなるんだよ
エベレストは、遭難したまま凍ってなくなっている人が道端にたくさんいて、精神面を保つことの方が大変なんだそうです。
死の恐怖がすごくエネルギーを持って行ってしまう。諦めた人から、亡くなっていくそうです。
彼の1度目のエベレストは、途中で高山病で遭難。
2度目のエベレストは、念入りに準備して
最終キャンプまで行き山頂を目指したのですが、
残り300mで吹雪がやってきて、泣く泣く断念したそうです。
途中で断念することは、つまり、
また1からスポンサー集めて、記者会見で叩かれて、ボロクソ言われて・・
その決断はとても勇気がいること。
そのとき相方は「登る」と決意して登頂成功したそうですが、
戻ってきたら手足指7本切断するほどの凍傷にかかってしまったそう。
野口さんは登頂を断念し、1年後にリベンジ、
3度目で登頂成功を果たしました。
そこで「究極の時、どうやって決断してますか?」の問いに、こう答えていました。
彼は究極の状況で、最後アタックするかどうか決意する時、
『登頂する自分が見えるか?』と自分に問うと、うん、見える。
だけど登頂した後にベースキャンプで生還してるか?って思ったら・・見えなかった。
だからやめたの。
多分、頭の中でイメージして見えたことは、
何かしらの根拠があると思う。
だから、頭の中で映像が見えるか見えないか、で判断しています」と。
なるほどーと思いました。
イメージできることは、やっぱりできる。
臨死体験した方のお話からも、
走馬灯の中で過去も未来も見えて、
生き返ったら、その後、見たものと同じ映像の未来がやってきたと
聞いた事があります。
つまり人は、未来を知っているのかもしれないね。
わたしもこの『イメージ』というものをもっと大事にしちゃおうと思いました。
↑わたしの大好きなものイメージ集(笑)
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