★究極の時、どうやって選択してる?~登山家野口さんの答え | *あいのひろ~心のドアをノックして 

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青山学院女子短期大学英文科卒。伊藤忠商事入社。東京都公立小中学校でメンタルサポート4年間従事しカウンセラー養成学園を設立。千人以上のカウンセラー輩出。武蔵野大学通信教育部人間科学科・人間科学心理学に入学し心理学士号取得。著書3冊。行政依頼講演も手掛ける。

 

先日、テレビで「だばだ~」の野口健さんが

インタビューで出てました。

 

彼は7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立しました。

(わたし的には「だばだ~」のコーヒーのCMの方が印象深いですが笑)

 

彼は3度目の正直でエベレスト登頂に成功しました。

『エベレスト登頂』と聞くと私は、

ただ単に、一番高い山にまっすぐに登った、というイメージでした。

 

しかしその登り方を聞くと、

「一気に上に行くと空気が薄いから頭痛がすごい。

だからまず、ベースキャンプから中間キャンプに登って降りるを何度も繰り返すの。

そして低酸素に身体が慣れたら、中間と第一キャンプをまた登って降りて・・

とするの。

だから片道で1ヶ月半かかるんだよ」と。

 

そんな壮絶な道のりで登るのですね。

 

 

 

●人間って諦めた人からなくなるんだよ

 

エベレストは、遭難したまま凍ってなくなっている人が道端にたくさんいて、精神面を保つことの方が大変なんだそうです。

死の恐怖がすごくエネルギーを持って行ってしまう。諦めた人から、亡くなっていくそうです。

 

 

彼の1度目のエベレストは、途中で高山病で遭難。

 

2度目のエベレストは、念入りに準備して

最終キャンプまで行き山頂を目指したのですが、

残り300mで吹雪がやってきて、泣く泣く断念したそうです。

 

途中で断念することは、つまり、

また1からスポンサー集めて、記者会見で叩かれて、ボロクソ言われて・・

その決断はとても勇気がいること。

 

そのとき相方は「登る」と決意して登頂成功したそうですが、

戻ってきたら手足指7本切断するほどの凍傷にかかってしまったそう。


野口さんは登頂を断念し、1年後にリベンジ、

3度目で登頂成功を果たしました。

 

そこで「究極の時、どうやって決断してますか?」の問いに、こう答えていました。

 

彼は究極の状況で、最後アタックするかどうか決意する時、

『登頂する自分が見えるか?』と自分に問うと、うん、見える。

だけど登頂した後にベースキャンプで生還してるか?って思ったら・・見えなかった。

だからやめたの。

 

多分、頭の中でイメージして見えたことは、

何かしらの根拠があると思う。

だから、頭の中で映像が見えるか見えないか、で判断しています」と。

 

 

なるほどーと思いました。

 

イメージできることは、やっぱりできる。


臨死体験した方のお話からも、

走馬灯の中で過去も未来も見えて、

生き返ったら、その後、見たものと同じ映像の未来がやってきたと

聞いた事があります。


つまり人は、未来を知っているのかもしれないね。

 

わたしもこの『イメージ』というものをもっと大事にしちゃおうと思いました。

 

 

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↑わたしの大好きなものイメージ集(笑)

 

 

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