7人家族になった理由④ | 3足の草鞋

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作業療法士としての病院勤務から専業主婦、母となり、興味のあることに日々時間を費やしております。

子育てをしながら自分のしたい事もする‼︎
がモットーです。

おはようございます
深層リンパドレナージュサロン
Kissacoです

私の祖母達の紹介をさせて頂きつつ、母の介護への頑張りをブログに残す事をさせて頂いています。

深層リンパドレナージュの施術を習得したかった理由に
"家族"
"介護を頑張る人のケア"
があります。

頑張っている人への感謝を伝える手段、頑張っている人のケアに、深層リンパドレナージュが最適だと感じた事がきっかけでもあります。

家族との関わりや前職(作業療法士)の頃の私の思いも織り交ぜながら、ブログを更新させていただきますので、これを読んで頂けると、私の事を知らない方にも親近感を持って頂けるかなと思っています



便利グッズや危険を回避する為に提供された道具も、慣れた動作や日常の中に急に現れると、その道具はたちまち危険物となってしまうこともあります。
ひとは、知らないものに対しても、どうにかして解決しようとする時に、予想不可能な行動に出てしまう事もあるのですね


便利な道具の導入にも難しさはありますが、病院でも自宅でも他人が介入しづらい介護用品の導入があります。

"オムツ"

私の祖母達は、それぞれ導入方法が異なっていました。



オムツの導入
よしこちゃんの場合

足腰が弱ると同時期ぐらいに、夜間の尿漏れなどが目立ち始めていましたが、その少し前から自分で尿漏れパットを使用していました。

親戚のおばさんが訪問した時に布団が汚れているのに気付いたり、通院先の先生に履くオムツを勧められた事がきっかけで、完全にオムツの生活になっていきました。


キミちゃんの場合

数年前から便失禁が目立ち、その頃には既に便を漏らした事に気付いても、自ら対処出来ないほどの認知症になっていました。

「漏らして恥ずかしい」
「気付かれたくない」

こんな気持ちが先行して、事実を隠す事に必死。
その事がひと段落すると、ホッとするのか、その事実を忘れてしまう…

家族が気づく頃には、その事実を忘れているので、問い詰められてもさっぱりわからない

家族はちゃんとして欲しくてイライラするけど、キミちゃんは忘れてしまっているから責めても仕方ないと言う難しさ

この件が続く様になってから、デイサービスでの入浴も開始(それまでは、お風呂を完全拒否していましたが、1人で入ってもちゃんと洗えていないだろうという事と、下着を変えるタイミングで介入者がいた方がスムーズにオムツへ移行出来ると考えて、デイサービスの方々にご協力頂きました)

その事がきっかけで、"オムツを履く事"がスムーズに可能となりました。

でも、キミちゃんはオムツを履いていないと思っていました。

それくらい、最近のオムツは通気性がいいのでしょうか

私自身、福祉用具コーディネーターの研修で、オムツの中で排泄する体験を経験していますが、ムレるし排泄後は重いし…明らかにパンツとは思えない履きごこちだったのを知っています。

年齢を重ねて、感覚が鈍感になると言うか、わからなくなってくるのでしょう。

筋肉も緩むし、我慢も効かなくなる。
排泄関係の問題は、認知症の本人は気にするのは一瞬だし気楽でいいわね。と思われるかもしれませんが、その一瞬が本人にかなりのダメージを与えていると思います

家族が
仕方ないよね。
これが年を取るという事だから。
と言う気持ちで寄り添う事は大切です

面と向かって対応する、key personであった私の母も、始めの頃はイライラしていたし、キミちゃんに「ちゃんと教えてね!」となかなか無理難題を突きつけていました。

"おばあちゃんにこんな事があった"

と状況報告を受けるのは私の役割でした。ある時、過去に私が言った言葉をふと思い出した母は、キミちゃんへの関わりを変えたと、話しを始めました。


それは、私が国家試験に失敗して、介護職として働いていた頃にした会話の中での事。

母「介護の仕事も大変だね。排泄のお世話もしなきゃいけないんだから。」

私「誰だって、排泄のお世話をして欲しくてそうなった訳じゃないじゃん。やりたくてもやれないんだから、私達が出来るだけ早く気持ち悪い時間をなくしてあげないといけないって思うから、嫌とか何とも思わない」

私がそんな事を言ったらしいです
その会話を覚えていませんでしたが、改めて母から聞いて、意外にも強い思いを持って介護してたんだなと思いました

きっと、職場の先輩や仲間の影響も大きかったと思います。

それに、他人のお世話を仕事としてする立場と、身内のお世話をやらざるを得ない状況とはやっぱり違うとは思います


それでも、私のこの言葉を思い出した母は、排泄関係のお世話は仕方ないと諦めの境地まで達した事で、かなり穏やかに、祖母達の介護をしていると感じます。

本人にとっても、家族にとっても、一番ストレスのかかる排泄の問題。

私はおばあちゃんに直接的に関わる事はしませんでした。
それは、おばあちゃんの尊厳を守る為。

孫にまで排泄の問題を知られると言うのは、おばあちゃんにとってツライ事ではないかと思ったので、私は母の"愚痴聞き係"に徹しました。

でも、状況が変わった現在では、排泄関係にも関わっています。


決して楽ではない祖母達の介護を、持ち前の明るさで頑張っている母を本当に尊敬します。

それは、祖母達にも伝わっていると思うので、祖母達も穏やかに緩やかに認知症が進行しているのだと思います。

目に見える程、認知症が進行しているにも関わらず、暴言を吐いたり徘徊したり、大変な認知症ではなく、本当に穏やかですね。とケアマネにも言われるそうです。
これはやっぱり、母の今までの頑張りがそうさせているのだと思います

でも、こう振り返ると、やはり母の疲れが心配です。
実家に帰ったら、深層リンパやらせてもらおう!
ちょっとでも家の事手伝おう!
と思えます



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