立浪 通算450二塁打のプロ野球記録達成 | ほぼ日刊ベースボール

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野球選手の熱い過去や意外な背景を主な切り口に、野球への熱い想いを綴ります。

立浪
 



PL学園時代は主将として春夏連覇。高卒レギュラーでポジションがショート。しかも新人王とゴールデングラブ賞のダブル受賞。

一昨年の33歳10ヶ月での2000本安打達成は歴代4位の年少記録だったが、それに次いでの記録達成、まさに野球センスの塊とはこういった選手のことを言うのだろう。




決して派手な選手ではないが、これだけ計算の立つ選手もそうはいない。堅実に積み重ねた結果が今回の記録でもあり、立浪自身のプレースタイルを表しているといえよう。




振り切った後に同じ軌道をバットを戻す癖はフォロースルーの妨げとなり、長打を減らす要素にはなりかねないかとも思ってしまうが、結果本塁打が減って、二塁打が増えてというのであれば御の字といったところか。




星野が中日の監督時代、鉄拳を食らわさなかったのは立浪だけだったらしい。それくらい実力、姿勢共に買われていたわけである。





腰がよくないせいもあり最近の守備は名手というにはちょっとお粗末だが、自らプライドを捨てて申し込んだレフトへのコンバートもあり、打撃に専念するのだろう。せっかくだから主要タイトルのひとつやふたつ、そして張本以来の3000本安打を目指してがんばって欲しい。





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