西武×SK観戦に行ってきた。
結局、疑惑の判定の本塁打による1点が命取りになり、西武が負けた。
初回先制後の2回、SK4番の一振りがレフトポール際へ。
一塁側から見ていたので真偽のほどは確認できなかったが、ライナーでポールを巻く本塁打の場合、物理的にスタンド前列には入りにくいもの。
結局判定は覆らなかったが、何とも後味の悪い展開だった。
SK先発は北京五輪で苦しめられたサウスポーの金。
真横からの観戦だったのでよく分かったが、球に非常に角度があり、伸びる。できるだけ前で放るのでなく、できるだけ上で放る。ブレイクした頃の井川を彷彿させ、打つ難しさを実感した。
4番手の李も同様のタイプ。スピードは140キロ出ないものの、スピード以上に打ちにくい感じ。おそらく順調に進んだ際の決勝でも、この二人は出てくるだろう。
片や西武は、1番片岡の代わりの赤田、3番に入った平尾が相変わらず好調。しかし4番おかわり君、5番後藤が大ブレーキ。4番5番が完全に打線の機能を失わせてしまった。赤田らがチャンスメイクしてあと1点、これが遠かった。やはり中島の存在は大きい。
日本シリーズが終わり、ほっとした雰囲気の漂う西武。それに対し、今年こそはと優勝を狙っているであろう韓国代表としてのSK。この雰囲気の差が出ないような、順当にいった場合の決勝戦を期待したい。