THE FULL TEENZ / 魔法はとけた
8曲入りCD 800円
購入はこちらから
http://holiday2014.thebase.in/items/1119835
京都で活動するまだ20代前半の若者三人組、FULL TEENZの1stアルバム！
今、個人的にめちゃくちゃ面白いと思っている京都の生き埋めレコーズの
主催メンバーのうち2人が在籍。
生き埋めレコーズに注目している人はもちろん京都インディロック、
足利のCAR10などの
若い世代に注目している人は避けては通れないでしょう。
他のサイトでも触れているように、
ここに来てこの作品でオリジナリティを猛烈に感じるまさかの大進化！！
今の空気をガンガン感じさせる、インディロック的な
轟音とリバーブの効いたキラキラギターの中から聴こえる
日本語による甘酸っぱい青春メロディー。
しかもそれをパンク由来の攻撃性と
圧倒的な短さはそのままに
ぶち込んであるのが新鮮です。
MVにもなっている青春ナンバーSea Breezeはなんだか、
銀杏ボーイズの「ぽあだむ」を思わせます。
ちょっと前までは、
「FRUITYやSEVENTEEN AGAiNやSCHOOL YOUTHなどから影響を受けていた」そうで、
実際その影響の延長にある曲も。
その後活動するシーンとかが拡がっていくにつれ、
身の回りにいわゆるインディー系とパンクの
両方に分け隔てなく好きな人たちが増えて
自然と今のサウンドになったそうです。本人談。
ギターの音とか曲作りは
山下達郎とか、
かせきさいだぁとかのシティポップを参考にしたそう。
余談ですが、
生き埋めレコーズ以前に彼らが始めた
「MIDSUMMER SPECIAL!」という自主イベントがあります。
そのイベントを始める時に、
伊藤君は「東京のシーンに憧れるのはもう止めたんです。」と。
こっち(関西)にそういうシーンが無いなら自分たちでやればいい。
みたいな事を話してくれました。
なんだか、
今回のCDのタイトル「魔法はとけた」を見た時に僕はその話を思い出したし、
その時の彼の気持ちがFULL TEENZの音楽性の変化にも繋がってるのかなとか思ったり。
いや、あんまり関係無さそうだな～。笑
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