「子どものくせに」

「(育ててやっているのに)口答えするなんて」



「いい加減にしなさい」

「我慢しなさい」

「いうことを聞けないなんて(ダメだ)」


 という言動は

 優劣や支配の価値観から出てくる言動





 ★子どもより大人の方が「上」

 ★育ててあげていること(面倒を見る)=偉い

 ★大人のいうことが聞けない=ダメ


 という価値観があって




 子どもの表現に対して
 

 「(大人に)意見するなんて」 

 「いうこと聞かない・反感を持つのは生意気」

 「(泣くのは)我慢しなくちゃいけない」


 「それは、おかしいこと」

 「ダメな事だ」 


 って 叱ったり、

 威圧感・立場や暴力(恐怖)で押さえつける事




 それって


 子どもと大人、
「同じ人間」「命は平等」

 としてみたのならば、
 違和感がある言動であるし


 支配、劣性(大人の方がすごくて偉いという価値観)を
 基準だとしている見方


 そう 思うんよ




 ニコちゃんキラキラニコちゃんキラキラニコちゃんキラキラニコちゃんキラキラニコちゃん




 人間には

 喜怒愛楽 という感情があって

 〇〇したいって欲求だって

「自分はこう思う」っていう
 相手とは違う意見・考えだってある



 それぞれに個性やタイプがあるから

 相手には 自分とは違う言動、考え方、表現の仕方が存在する



 それって

 「大人」「子ども」という立場は関係なく
 人間なら持っているもの


 体や心の成長発達の段階から
 年齢によって その度合いの 違いはあれど



 人間として持っているものに関しては

 大人と子どもの間に「違い」は存在しない






 特に 小さな子どもは

 思いや感情を素直に表現する以外では

 自分の感情・思い を吐き出す方法を知らなくて

(それが、理にかなっている方法だし)



 大人と違って

 何か自由に買ったり、
 好きな場所へ行ったりはできないし


 環境や状況的に

 自分を満たす方法が制限されてしまう事が多いから




その意見や感情を表現している時に

「その表現は、おかしい」
「我慢しなさい」

「子どものくせに(意見するなんて)生意気だ」

 と、叱ったり、抑制・我慢させるのは


 子どもにとっては 苦痛・負担であるし

 自由を奪う事にもなる


 言い換えれば

「子どもに対する差別の視点」として

 捉えられるとも思うんです



 ニコちゃんキラキラニコちゃんキラキラニコちゃん
 



 私も 

 親や周りの大人(学校)の意見に沿わないこと、
 大人が言うことに反対意見をすること

 本質を突くようなことをすると


 「(大人に)意見するなんて生意気だ」

 「誰が育ててやっていると思っているんだ」

 って 言われ 怒られてきた経験があります





 わかってもらおう、
 わかってもらいたい と 自分の意見を主張し続けたり、

 泣いて騒いだり、
 激しく表現しようものなら



 「やめなさい」と手が出てきたり

 「もう面倒みないから」と言われたり


 「(こちらが謝まったり、親のことを聞くまで)無視」

 「力づくで、追放(外に出されたり、部屋に閉じ込められる)」


 と、いうように「力や立場で抑えつけられること」もあった




 「自分が大人になったらやればいい事」

 「そんなことできるわけがないだろう」

  と

(親や大人を)困らせる事、見放される事もありました




 



 大人の立場からしたら

「子どもの気持ちと向き合う余裕」がなくって

 否定したり、押さえつけたりしてしまったこと、


「そういう態度はしたくないのに、
思わずしてしまった(後で反省・自分を責める)」

っていうこと あると思います




 「子どものくせに」
「(大人の)いうことを聞きなさい」という関わり方は


「社会に適応(従順)する大人を育成する」という

 今までの日本社会にある価値観の影響もあると感じるし




 子どもの意見って「本質・正論」
(自分が向き合いたくないもの、弱さや汚さ)を突いてくるもの

 だったりするから

 つい、カッとなる事もあると思う






 私も仕事で 子どもと関わる際に

 自分に余裕がなくて


「それは おかしい」

「黙って。静かにして」

「先生のいう事聞かないなら、もう何もしてあげない」


 って、いう言動をしてしまった事ありました







 大人だって「完璧」ではないし

「大人だから我慢しろ」なんてこともない



 大人(親)だからこそ
 社会からの役割を背負うこともあって

 そうして

 自分に余裕がなくなってしまうことだってある




 人間だから

 気持ちが落ちる日だってある


 自分のことで精一杯な時だって

 相手にイライラすること、

 子どもが自分とは相性が合わない場合だってある





 自分が向き合いたくない時、


 嫌だと思うタイプ、相性が悪い人から

 逃げること・避けることも必要であるし


 向き合わないこと=悪いことではない



 子どもの気持ちや意見には
 全部向き合わなくちゃいけない ってわけでもない




 けれど 



 私は 

 自分の経験

 そして

 誰かの親子問題をサポートする経験を経て



 優劣(価値観)からの関わりは

 「自分も子どもも、
  幸せな形になるとなるのは難しいのではないか」


  そう思うのです




 ニコちゃんキラキラニコちゃんキラキラニコちゃん




 自分が「子どものくせに」という言動を受けてきて

 自分の感情や意見をの主張を「我慢」したことで



 何かこう いつもモヤモヤした感じがあって



 反抗期と言われる時期には

 ちょっとしたことで「不満」を抱き、

 自分ではうまく怒りが抑えられず、

 八つ当たりしたり、
 暴言もよく吐いていた



 親をひどく恨んだり、
 関わりたくないと、常に無視していた


 そんな自分を責めたり
 嫌になることもあったり



 何をしても満たされなくて

 過食(食べること)、買うことで満たそうとしたり、

 原因不明の体調不良に悩まされたり、

 やる気が出ず、鬱々していくことも多かった



 結論から言えば、

 自分が苦しくて傷つくこと

 家族間の関係や環境もさらに悪化する原因にもなっていました。。。






 
 さらに 自分が

 親子問題・悩みのサポートする仕事していく中で思ったのは、



 その時、押さえつけたり

 大人のいうことを聞かせて

 目の前を解決したようにしたとしても


 それは
 いつか「形」を持って帰って来る ということ






 生まれた感情は出し切るまで残り、残っていくから

 我慢や制限させる、
 抑えつけるという形では



「突然、キレ出す」
「全くいうことを聞かなくなる」

「他人を攻撃する」
「自分を傷つける」

「引きこもってしまう」
「命を絶ってしまう」

 など、

「大きな問題」として返ってきてしまうし



 結局、

 どこかで(将来)

 子ども(その出来事)とは

 向き合う必要が出てくるということ



 それを たくさんの親子問題から

 学ばせてもらいました





 ニコちゃんキラキラニコちゃんキラキラニコちゃん




 私も(大好きな)子どもも

「お互いが幸せの形がいい」

 と思う私は こう思うんです





 「子どもだから我慢しろ」

 「意見を言うな」

 って したくない



 立場や力(支配や優劣の視点)から
 制限をしないようにしたい


「恐怖」をちらつからせて

 いうことを聞かせたり

 抑えつけるようなことはしたくはない






 自分が「大人」になって 子どもと関わる中で


 自分が子どもの頃 対応されてきたこと、

 無意識に「大人のいうことを聞きなさい」という対応をしてしまったり


 自分の中で
「こう したくない」
 けど
「こうしてしまう」

 と戸惑うことも

 子どものことを 受け止められないこともある




 いつ何時も

 子どもの気持ちや意見に 全てに対応できるほど

 完璧な人間ではない


 けれど


 子どもの意見を対等に聞ける

 対等な立場で関われる

 そんな「大人(親)」になりたい と思う



 何より


 そうした価値観を持つことで

「お互い幸せになれること」


 もう 知っているんです…heart+kira*




 ニコちゃんキラキラニコちゃんキラキラニコちゃん




 優劣の視点、力の差から支配せず、

子どもも大人も
人として対等という目線・立場でいれば

関係性も うまくいく




お互いに

自分の意見、感情を表現できるし

自分らしさ(個性)も大切にできる


お互いに無理がない

「幸せ」な形は作ってゆける





子どもと対等である視点、
人として平等であるという 価値観を大切にする


そうやって


今まで 子どもたちと関わってきて


すぐに仲良くなれる、
子どもたちから好いてもらえる関係、


イライラしたり、八つ当たりして
自己嫌悪することも(ほぼ)なくなって

子どもと関わるのが楽しくて仕方ない状態を創ることができてきた



 だから


 私はこれらも


「人として平等・対等である」という価値観から

 子どもたち、自分の子どもとも

 関わっていこう


と思うのですハート





 おんぷ最後まで 読んでくださった貴方へ おんぷ


私の長き想い、
読んでくれて ありがとうハート


『こころ』と『子ども』のスマイリスト
優衣(✿´ ー ` ) ハート