子どもが眠りにつき
 
    目を覚まし起きること

    それは

     当たり前のようで  当たり前でない


   
  そんな経験をしたことが、今まで多々あります





   当たり前のようで当たり前でない

   =

   目を覚まさないこともある


    つまり

   目を覚まさず、亡くなってしまうことがある 

    ということです




    それは、

    病気であったり

    生まれつき身体が未熟だったため  であったり

    突然(事故)であったり


    理由は様々でしたが


    とても   いたたまれなかった。。





    特に、NICUや小児科病棟で働いている時は
  
    死は身近にあるものでした



     産まれた命がすぐに消えてなくなってしまうことも多々あって

    赤ちゃんの気持ち、
    親御さんの気持ちを感じては

    胸が痛んでいました

    


   そして


   自分が子どもを授かり

   10ヶ月間一心同体となって 育て

   出産を経て 親となり

   日々 子を育てる経験を経て
   


   子どもが亡くなってしまうとことは

  親にとって  どれだけ  いたたまれないことか


  それを ヒシヒシと感じています

   




  こちらが幸せになれるような、キラキラした笑顔がみれること

   成長を見守れること



   生きることで感じられる体験を色々して欲しい

   一緒に 〇〇したい



  子どもの幸せな姿をみたい

  幸せな時間を共にしたい




   それらが  全て できなくなる

   もう  会えない



   生きていたら

   色々たくさん 経験できたことがあったのに。。



    
 色々想像すると、胸が張り裂けそうになります
 




  
   

  命が亡くなってしまうかもしれない危険性は、

  病院にいる子達だけに多いわけではなく

  日常や一般家庭にもあるのは事実で

  


  眠る時でいえば

  窒息死、SIDS(乳幼児突然症候群)があります
   



   うつ伏せ寝が好きな我が子をみると、

 『寝返りした拍子に 口や鼻が埋もれないか』

 『私が寝てる間に 呼吸がとまらないか』

    と、ドキドキすることがあります



 


 
  大丈夫かと心配するのは気にしすぎなのかもしれないし


   引き寄せ的にいえば、
「そんな思考でいると現実化する」って言われることもあるでしょう



  『そんなネガティヴなことを考えるのは嫌だ』
  
   『死ぬことなんか考えるべきじゃない』

と、思う方も多いと思います

  (私も基本的には考えたくないです)
   
    


 

   大丈夫か、心配だ  と不安に囚われると苦しいから、気にしすぎる必要はないけれど


  (気にしすぎると、子どもの行動を常に意識してないといけませんから。

  常に 落ち着かないし、休むことも寝ることも
ままならなくなりますしね)



    全く意識しないよりか は、
 命の危険性を意識することも必要だと思うのは、


  生きているかぎり、死は避けては通れないことであり、逃げることもできないから



   そして



    当たり前のようで当たり前じゃないことを知るということ、生死を意識すること  は、

   今(命)を大切に生き

   今あること(命)に感謝し

   幸せを感じる上で  大切なことでもある


  と、思うのです







   こうした想いを

  医療職として
  子ども達に『命の話』をする中でも

  伝えているのですが、



   こうした想いを 伝えるということは、


   自らの命を張って  

  生きること、死ぬことを教えてくれた

  赤ちゃんや子ども達の命を輝かせることにも

  なるのではないかと思っているし、

   

  彼らが残してくれたメッセージ、

 『命の尊さ、今生きているという ありがたさ』

   を 伝えていきたいとも思うのです



    
   


   
 


     我が子に


    目が覚めて  おはよう   と言えること

    声をかけた先で  笑顔がみれること  

    それは

   幸せ  でありがたいことだよなぁと感じたこと、




   それから
   
  
   専門職として  出会ってきた

  早くにお空に飛び立った小さな命達



   その子達の想い、やるせなさは、どうにかならないか 

   それを見守った出来事の意味を見出したい



  と、私なりに見出した中から生まれた お話でした








  おんぷ最後まで 読んでくださった貴方へおんぷ



  私の想い、読んでくれて ありがとうハート

 『こころ』と『子ども』のスマイリスト

優衣(✿´ ー ` ) ハート