進化 | 時刻の残照(トキノザンショウ)

時刻の残照(トキノザンショウ)

太陽が落ちて残る空の紅・・・それが残照。
刻一刻と流れる時間。
消えゆく一秒。
そんな中で、心に残る一瞬は、
私にとって「時刻の残照」。
そんな気持ちで綴るブログです。

トルコはトルコ語。読み方はほとんどローマ字読みだが、意味は全然わからない。

英語はあまり通じないと聞いて、渡航前に翻訳機を買って持って行った。



タイムケトルというメーカーのイヤホン型翻訳機。

2人で一つずつイヤホンをつけて、普通に会話するように喋ればそれぞれの言葉に翻訳される。

自分だけがイヤホンをつけて、スマホを通して相手と会話することもできる。


少々おかしな翻訳になることはあるが、ハッキリきちんと話せばかなりちゃんと翻訳してくれた。

例えば「つぅか、それって超ヤバくなぁい?」なんて言葉は、「あなたはそう言いますが、それはとても凄いと思います」と言わなくてはならない。


Windows95の頃、翻訳ソフトをかなり高額で購入しインストールした。

「私は今夜、刺身を食べました」と打ち込んだら、刺身が「stabbed body」と訳され、刺した身体を食べたなどと物騒な事になってしまったことを思い出す。


あの頃から比べると、翻訳機に限らず様々なものが進化を遂げている。

飛行機は座席ごとにモニターがあり、映画の種類もゲームの種類もたくさん用意され、16時間のフライトは退屈知らずだった。

スーツケースは軽量になり、飛行機の搭乗手続きは無人になり、出国のパスポートさえ成田空港では機械で読み取った。


この先、様々なジャンルでもっともっと進化していくのだろう。

それらをこの目で見てみたいから、私は1日でも長く生きたい。