ものすごぉぉぉい 偶然 | 時刻の残照(トキノザンショウ)

時刻の残照(トキノザンショウ)

太陽が落ちて残る空の紅・・・それが残照。
刻一刻と流れる時間。
消えゆく一秒。
そんな中で、心に残る一瞬は、
私にとって「時刻の残照」。
そんな気持ちで綴るブログです。

昨日の朝、ラッシュが終わった頃、仕事に向かうため電車に乗った。

目の前にベビーカーに赤ちゃんを連れたお母さんが立たれたので、席を譲ろうとした。

立っている方がよいとのことだったので、結局私が座らせてもらった。

私の目の前にいらっしゃるので、赤ちゃんやベビーカーにぶら下げられたバッグやお母さんの洋服がなんとなく目に入って記憶に残っていた。


それから数時間後、私は行きとは別の路線で途中まで戻り、5分ほど歩いて乗換えて自宅最寄り駅まで帰ってきた。

改札口を出ようとしたら、少し前にベビーカーを押して歩く女性が居る。

どこかで見た服、見覚えのあるベビーカーにぶら下げられたバッグ……あっ!朝のお母さんと赤ちゃんである。


そんな偶然ってあるだろうか?

思わず走りより、声を掛けてしまった。

私を覚えていてくれて、嬉しそうな笑顔を見せてくれた。


きっとまた 会えるね と、手を振って別れた。

すごく幸せな気分になった。




駅の階段を降りたら、綺麗な夕暮れ空が出迎えてくれた。