お掃除ロボさんが,掃除を終えて,ホームに戻ろうとしているが,なかなか戻れない。
あとちょっとのところなのにいつものようにスムーズに戻れない。
何度も下がってやり直しをしているが,最後の一息が登れない。
登るというほどでもないが‥
見かねて、ロボさんを押してみたが、ロボさんはその勢いを借りて登ることはなくまた下がった。
すると,今度は自力でホームに戻ることができた。
それだけのできごとだったのだが、なんかそのときに子どものことを思った。
子どもを見ていて、
ここ辛いところだな。
手を貸したいな。
助けたいな。
そう思うことは多々ある。
だけど、子どもは助けてほしいわけじゃない。
自分で乗り越えたい。
小さい頃はさんざん親の手を借りてきた。
ずっと助けてもらうわけにはいかない。
自分の足で歩いて行く。
そのためには,ちょっとけわしい道でも、上り坂がきつくても自分でやってみたい。
時間がかかっても,うまくいかないことがあっても,必ずそこから学ぶことはある。
ロボさんが,わたしの手助けはいらないんだなと思ったとき、わたしは押すのをやめてロボさんの様子を見ていた。
ロボさんは何事もなかったようにいつものように戻った。
昨日,次男の夢を見た。
わたしが帰ったら,次男が家に居た。
「どうしたの?」と聞くと,「仕事が早く終わって時間ができたので来ました」と言って,その後,今暮らしているマンションの家具の配置などを教えてくれた。
次男に会いたかったし,部屋はどんなふうになったかな?って思っていたから,夢だったけど満たされた。
次男が自立して1週間。
わたしは次男を後ろから押すことはもうない。
寂しいけど、ここを目標にやってきたんだなって思った。
ブログで子どもたちの小さい頃のことを書いている。
多動で大変だったあの頃は、こんな日は遠過ぎて想像もできなかったけど、そのときはやって来た。
ちゃんとやってきた( ̄^ ̄)ゞ
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