娘が陣痛に苦しんでいる時、LDRの外で待機していた私は、窓から外を眺めたり、行ったり来たり落ち着かなかったのですが、その時にふと、ディズニーアニメの「みにくいアヒルの子」の、冒頭のシーンのアヒルのお父さんみたいだ!と自虐的に思い、一人でクスクス笑っていました。
「みにくいアヒルの子」は、娘が3歳の頃によく一緒に見たアニメです。
たまごを温めているお母さんアヒルと、子どもたちを待ちわびているお父さんアヒルが
「子どもたちはまだ孵らないの?」
「まだよ。そろそろ孵ってもいい頃なんだけど・・・」
と想像される会話(実際は「ガガガ~~、ガ~」という音声ですが)を交わし、お父さんアヒルは落ち着かない様子で行ったり来たりしているのです。
そして、めでたくアヒルの子たちが孵化した後で、見た目の違う「みにくい」子が孵り、その子は自分の家族だと思ってお母さんたちにすり寄るのですが、親からも兄弟からものけ者にされ・・・という、あのアンデルセンのお話に基づいたお話が展開されていきます。
このアニメを見ながら娘が毎回ポロポロと涙を流し、ラストシーンでみにくいアヒルの子が自分の家族である白鳥と出会って得意げに水面を流れるように去っていくところで、「良かったね~」と笑顔になる、というのがお決まりでした。
そんな頃をふと思い出して、今では「骨董品」と化したレーザーディスクを引っ張り出して、一人で鑑賞しながら感傷にひたった私なのでした。
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