ケニアって聞いてライオンキングを思い浮かべましたが、調べたらライオンキングの舞台は隣国タンザニアのセレンゲティ国立公園と言うところらしいです。
って何の話かと言いますと、ちょっと前に私のフラットの新しいテナントさんが無事決まりまして。
私より少し年下のケニア人女性(30代)で、ご結婚されてますが旦那さんはケニアに置いてきたそうです。
ゆくゆくは旦那さんも呼び寄せたいみたいですが、なんかカッコいいですね
何でも、彼女がケニアで働いていた会社がブダペストに拠点を移したそう。
話によると、私のフラットと同じくらいの部屋をケニア(多分首都ナイロビあたりのことかな)で借りると二倍の値はするそうです。
賃貸料から物価からいろんなものがこっちの方が安いらしい…
勝手なイメージで向こうのほうが安いのかなって思いましたがそうでもないんですね。
でもケニアの月収でググったら2019年平均で641USDというデータが。
ちなみにハンガリーの月収でググったら過去最高が2020年6月の1367USDだそうです。
ケニアの貧富の差ってかなり大きいんでしょうね。
このケニア人女性の他にもマレーシアからのご家族や地元ハンガリーの方などテナントさん候補が何組かいらっしゃいましたが、主人がケニアの方推しで。
なぜかと言うと、私たちがまだ結婚する前、主人がドバイに住んで居た時にケニアのクライアントさんが居て何度もドバイとケニアを行き来していたらしいんです。
その時交流したケニアの方、みんな陽気で気さくで良い意味で楽観的で、親しみやすい国民性という印象だったようです。
私のテナントさんもまさにそんな感じで、いろんな意味で今までのテナントさんの中で一番良い!
そんな彼女、ケニア人仲間をフラットに招待して料理を振る舞いたいけどフラット備え付けのお鍋が小さめなので大きいのがひとつ欲しいとのご要望が。
ええ、ええ、二つ返事でオッケーです。
良いテナントさんには寛容。(いや、そうでなくても物が壊れたりしたら買い替えますが、、)
この女性の前はアゼルバイジャンからの男子学生さんでしたが、このコロナ流行で学校がオンラインとなり一度帰国されたんです。
結局その時はそのままハンガリーに帰ってこないことになり。
それはしょうがないし文句もないですが、この学生、山盛り使用済みの食器を流しに放置したまま帰国してて。
見つけた時にはもーすっごい時間経ってるから汚れはなかなか落ちないし、飲み残しカップの中にはカビは生えてる、もう何なの?!って感じで。
それだけじゃない、トイレも超汚くて。
というか部屋全体汚い!
分かるよ、良いとこの甘やかされて育った一人息子(脳外科医のお父さんと麻酔科医のお母さん、それとは別にお母さんのご実家は超お金持ちらしい)が家事全般出来るわけないよね。
そんな彼、結局またハンガリーに来ることになったみたいで、まだフラット空いてるか聞かれましたがもちろん「ノー」(アルメニアとアゼルバイジャンの戦争勃発で、今度はハンガリーに居る方が安全とご両親が判断したのかも)
このコロナ禍で賃貸物件は完全に借り手市場のため、この学生さんの時よりケニア人女性への賃貸料は安くしたけどそれでもケニア人女性の方が絶対良い!
この心の安らぎ…私には重要です。
なんせ彼女は主婦ですからね、フラットも綺麗にされてますよ。
末長くお付き合い出来ますように🙏