皆さんお久しぶりです。


なんだかんだでもうすぐ師走…


恐ろしく時間が過ぎるのが早いです。


今日は、書道作品を依頼主の方にお渡ししました。


依頼主(ハンガリー人)の方が考えた俳句を書にすると言うもので、志願してお引き受けした次第です。


何か目標があるとやる気が出るものですよね。




先程ふと、母方の祖母のあんころ餅が食べたくなりました。


私の祖母の家は山口県萩市の人里離れた場所にあり、生活用水も近くの小川の上流からポンプで汲んで取っているようなところ。


私も生まれだけは萩です。


小さい頃、お正月はよく祖母の家で過ごしたものです。


こちらの地方は丸餅が主流。


それこそ親戚一同で杵で餅をつき、餅を丸めるということもよくしました。


祖母手製の餡子の入ったあんころ餅が大好きだったな…


火鉢で焼いた、香ばしく熱々のあんころ餅。


今思い出すと最高のご馳走様だったな、なんて懐かしくて無性に食べたくなりました。


そんな祖母も今は90近くなり、老人ホームで暮らしています。(祖父は大昔に他界)


家を継ぐはずだった伯父は、私が高校生の時に脳梗塞で急逝。


当時、兄妹である母も叔母も既に嫁に行き、叔父も既に婿養子に行っていたので家を継ぐ人はおらず。


無人となった山奥の家は、今もひっそりと佇んでいます。