RH7790-E1GHD(玄人志向)でパワーアップ | アイループ パソコン修理日記

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大阪市阿倍野区のパソコンショップ「アイループ」における修理記録をつづります。

ミッション完了。スリムタイプのパソコンに無理矢理だけどロープロ非対応のビデオカードを差し込んだ。GPUはHD7790、11,000円くらいのミドルレンジ。ギャンブルや車と比べたら、なんてカネのかからない趣味だろう(笑)。

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カードがはみ出してしまうので、ケースのフタが物理的に閉められないのは想定通り。少し危ないので、あとでなんとかする(かも)。こういうことなら、筐体にスリムタイプのケースを選ばなければ良かった。ちなみに、カードの見た目はカッコイイ感じ?…ではあるけど、基本的にパソコンパーツは性能しか見ていないので、それそのものの見た目には興味が無い。

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とりあえず補助電源を差し込まずにパソコンを起動させたところ、ビデオカード自体が認識されていない。電力が足りない。しかも電源ユニットから伸びてる線には、ビデオカード用の補助電源端子が無い。このパソコンにこのクラスのビデオカードを使うことは初めから想定されていないので、自分で作るしかない。

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仕方が無いのでハードディスク用の12Vケーブル(黄色)を加工して、ジャンク電源から取ってきた端子で補助電源端子(6ピン)を作った。補助電源は本来12Vが3対で計6ピンなんだけど、6ピンも要らんだろってことで、間の2ピンしか加工してない。あとの4ピンは宙に浮いてる、勝手に省いてみた。これをビデオカードの補助電源端子に差し込むと認識OK、パソコン正常起動。

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この実験の肝になるのは、「スリムパソコン標準搭載の安っすい350W電源(正確には400)で Core i7 2700K とミドルレンジのビデオカードが同時に動くか」を試すこと。この電源ユニットの12Vの最大値は228Wらしい。CPUが最大110Wくらい、ビデオカードが最大85Wくらいだから、たぶんギリギリ大丈夫と予想。結果、全く問題無し

各種ベンチマークテストと、3DのFPSゲームでテスト。思ったより快適かも。フルHD解像度でグラフィック要素をいろいろ追加したけど、キャラやオブジェクトのクッキリ感も上がったし、雨天や霧、淡い隙間光まできちんと表示されてて、素早い振り向きでもラグらない。このクラスのビデオカードなら、ほとんどのゲームは快適に動くんじゃないかと思う。それなら、何万円と出してハイエンドのビデオカードを買うのは…人それぞれかな。。