教育現場におけるIT導入について意見する | アイループ パソコン修理日記

アイループ パソコン修理日記

大阪市阿倍野区のパソコンショップ「アイループ」における修理記録をつづります。

中学生全員にノートPCを配布した結果、何が起きたのか?
http://gigazine.net/news/20140731-give-note-pc-all-student/
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記事を読んだところ、PC性能の不足、導入にかかるサポートの不足、アフターサポートの不足、これが問題だと思います。

まずPCの性能が低いでは話にならないので、メモリ2GBとSSD搭載にすれば解決します。SSDなので故障のリスクは低く、液晶はアクリルプレートで補強すれば頑丈です。生徒には電源の入れ方から教えて、マウス操作主体のゲームで遊ばせることで基本操作を覚えてもらいます。それ以外の知識は休み時間に自由に使わせるとかすれば、生徒同士で勝手に教え合って理解が広がります。できる子は果てしなくできますから、クラスに一人くらいいるヒーローを頼ればOK。PCなんて準備さえあれば、ウイルスにやられても10分で初期化できます。というか、PCの中にデータを入れなければ良いです。USBメモリからOSを起動、データはクラウド上へアップロード、どうしてもってときはSDカードでローカル保存。周辺の3校くらい毎に修理相談ができるような専門技術者を配置して、コンビニのスーパーバイザーみたいな活動をさせます。生徒数の5%の台数を予備として多めにストックしておきます。

以上が、僕の考える教育現場のIT化案♪教育者や保護者のITスキルが追い付かないのは仕方のないこと、だからといってIT化を先送りにしてきたからか、情報セキュリティ意識の低い若者が問題を起こす事例が多発してますね。ウイルスでPCがダウンしたらどうなるかとか、迷惑メールに釣られて高額請求されたらどう対応すべきかとか、出会いサイト・怪しい宗教・怪しい健康食品・怪しい儲け話を一歩引いて冷静に判断する能力とか、それらは子どものときから少しづつ危険にさらさせることで覚えていくべきだと考えます

今どきの小学生は低学年でも、ネットでアダルト情報が閲覧できることくらい当然のように知っています。3~4年生くらいでも保護者の見ていないところで、男女問わずアダルトキーワードをガンガン検索してますよ。ヘタにその危険から子どもを隔離してしまうと、情報リテラシーの低い大人ができあがります。

1校の生徒数300人、周辺3校で実施、専属技術者を2名付けたなら、初期導入コスト8,000万円、各年ランニングコスト2,500万円ってとこです。その予算が確保できるなら無茶でもない気がします。低コストを念頭に予算を組むと失敗するので、予算は多めが良いでしょう。成功すればクライアントが整備されたことになるので、そのシステムを使ってどう教育プログラムを組むかは教育者の腕次第。

勉強ができるかどうか、友人関係が築けるかどうかと同じくらい、ITスキルは重要な能力のはずです。いずれにしても現代の子どもたちはITを無視して生きることはできない、そう考えます。