こんにちは、生物研究系サークル茨城大学お料理研究会です。



今回は那珂湊漁港にて新鮮な魚を入手し自然の恵みを堪能しました。

漁港についた時刻は丁度お昼前、空腹で目につくもの全てが美味しそうに見えなんでも買ってしまいそうになります。

一旦冷静になるため我々は回転寿司に向かいます。



これはしばらくその辺にあるチェーン店の寿司屋には行けませんね…


次に二つで500円と格安で販売される生ガキに手を出します。
自分で開いてもらうカキは選び店員さんに選ぶポイントを尋ねたところ「普段の行いが良ければデカイのを選べる」とのことでした。
自信しかありません、目につく限り最も大きなものをわたしは選びます。



まあ、十分でかいでしょう。東京で食えばこの倍はかかります。店員さんも言ってました。
舌切り雀のつづらの話を思い出したのはこの直後でした。

多くの海の幸を堪能し冷静さを取り戻した我々は食材の買い付けに向かいます。
去年もこの回を持ちましたがだいぶ買いすぎ食べきるのに大変苦労しました。
しかし人間は失敗から学ぶ生き物です。同じ轍を二度は踏みません。

今回のお買い上げリスト

イナダ×3

イシモチ×3



スズキ(フッコサイズ)×3

その他
アサリ 1キロ
むき身のブラックタイガー 一山
クジラ肉 600g

他にも買った気がしますがそんなもんですかね

……多いね、またやっちゃったね

しかし全て食べきれば問題ありません!


一品目、アサリの味噌汁!
会員の実家特製の麦味噌、会員が当日収穫してきた白ネギ、新鮮なアサリ、美味しくならないわけがないです。コリコリとしたアサリの食感とほんのりとしかし確かに感じる甘みが最高でした。


二品目、イナダの刺身

美味い、新鮮、以上!



三品目、アサリの酒蒸し!

味噌汁にも使ったネギとちょっとだけ良い日本酒を使いました。主役は当然アサリですがネギもまた味が染みて美味い。



四品目、鯨刺

若干の独特な風味があり苦手な人もいるでしょうが、その風味がまた良い!
生姜かニンニク醤油でいただきます。


五品目、鯨の唐揚げ

ニンニク、醤油、みりんで下味をつけ小麦粉をまぶし揚げます。身も柔らかくなり臭みも抜けて最強になります。



六品目、スズキのソテー

我々の料理に目ためは重要視されません。美味ければそれで良いのです。

しかしバターがあると言ってマーガリンだったのは許しません。



七枚目、イシモチの塩焼き

これ割と見た目良いですね。
シンプルに塩だけで味付けしましたが、身がホクホクでとても美味しかったです。

その他にも色々作りましたが、全て美味しくいただけました。生物多様性の恵みに感謝です。

もう少し頭の良い買い物、費用で定期的に開催したいですね。参加したい会員は連絡下さい。


誰も鍋の写真を撮ってないのか…(困惑)


今回は鳥班のメンバーとOBの先輩と共に涸沼へ行って来た❗️最大の目的はなんと言ってもオオワシ🌟国内最大級で本来なら北海道にしか飛来しない貴重な野鳥を県内で観察出来るなんて行かない訳にはいかない!天気も綺麗な晴れ、意気揚々と出発‼️
以下にはその時観察出来た鳥の写真とその時のエピソードを載せて行こうと思う。
オオワシ Haliaeetus pelagicus
まさか涸沼に到着して1時間も経たずに遭遇するとは思わなかった。何気なく上を見たら黒い大きな鳥が飛んでいて、一瞬ポカンとしてしまい白い楔形の尾羽を見るまで自分が何を観てるのか理解できなかった💦
翼を広げると2mを超える大きさの鳥が音も無く真っ青な空を渡って行くのは物凄い迫力と美しさだった。遭遇した時まさに真上を飛んでいたので慌てて撮影したらやや背後からのアングルになったのが少しだけ心残りだ。これは北海道に行くしかないか...?
ミサゴ Pandion haliaetus
以前、涸沼へ行った時は1羽も観察出来ず肩を落しながら帰る羽目になりましたが今回はその時の分も取り返すかのように何回か遭遇する事が出来た。白く大きな翼で飛ぶ姿はとてもカッコ良く、是非次はもっと近くで観たいと思った。水中に脚から飛び込み魚を捕まえる狩りの瞬間には遭遇する事が出来なかった。次こそは❗️
オオジュリン Emberiza schoeniclus
見つけて同定するのに1番苦労した種💦
と言うのも警戒心が強く近づき辛い上にホオジロが近くにおり、運良く観察出来たとしても咄嗟にどちらか判別するのが難しく兎に角大変だった。
その分見つけられた時の喜びも大きかった。ホオジロとは全く異なる姿になる夏羽もいつか見てみたい。...やはり行くしかないのか、北海道!
チュウヒ Circus spilonotus
何故か殆ど遭遇出来ず、車で移動しながら捜索している最中にもの凄い速さで隣を通り抜けられた。本来ならもっと近くで観察、撮影共に行えた筈が速さに追い付くのに苦労して、ある程度離れてからになってしまった。次はもっとじっくりと観察と撮影がしたい。その時はハイイロチュウヒも見たいなぁ。
クロガモ Melanitta americana
お昼になり、涸沼での見られる鳥の数が減って来た為、平磯海岸へ移動し海ガモを探す中で遭遇。真っ黒な体や盛り上がった嘴などが特徴的。食後の休息中だったのか割と岸近くでゆったりと浮いており、落ち着いて観察出来た。
ウミアイサ Mergus serrator
沖合を泳ぎ回っていた。途中でメスがかなり近くに来た事はあったものの、基本的に他のカモと比べ警戒心が強いのか岸から距離のある所にばかりいた気がする。オスは特にその傾向があるのかずっと沖合にいた。
シノリガモ Histrionicus histrionicus
模様がとても派手な海ガモ。海ガモ観察をするなら是非観たいと思っていたので見つけられた時はとても嬉しかった。派手な模様のお陰で海上でも岩の上でも見つけやすかった。矢張り休息中だったのか海の上に浮いてる個体よりも岩の上にいる個体の方が多かった。

今回の調査では、他にも撮影していなかったりそもそも撮影していなかった種もカワセミやチョウゲンボウなど沢山おり、非常に大きな成果を得られた✨と、同時に次は何処でどんな鳥を探そうかと次の意欲もムクムクと湧いて来たので、又記事に出来そうな成果を得られたら投稿しようと思う。
こんばんわ、料理系サークル茨城大学生物研究会です。

一気に冷え込みましたが皆様いかがお過ごしでしょうか

今日は久しぶりにカラッと晴れた良い天気でしたね
こんな日はブルーギルを釣って食べるに限りますよね






ということで早速釣り場に

今日のポイントはこんな感じです。

念のため先に断っておきますが、釣り禁止または立ち入り禁止の場所ではありません。


大まかな仕掛けはこれです、そう米粒で釣ります!


…あ、ウキ忘れた……まあいいか!


肉食であるブルーギルが米粒なんかで釣れるはずがない、そう思うことでしょう。


釣れます!

なぜか、釣れます!

カワムツとかオイカワ狙いで釣りしてるときに思いがけずヒットしたことがあります。

その時から私はギルを釣るためにミミズを掘ることをやめました。

ご存知の方も多いと思いますがブルーギルは在来の魚や水生昆虫を食い荒らし特定外来種に指定されています。

ですからその気がなくとも生きたまま運搬するのは犯罪にあたります。


なので血抜きも兼ねてこんな感じでエラのあたりを切っておきましょう。


このときブルーギルは大変激しく暴れます。


せびれやしりびれに指を刺されないように気をつけましょう。


私はこれまでに数十匹捌き慣れているので問題ありません(三敗)

ちなみにブルーギルの名前の由来ですが、英語で書くとBlue Gill。

Gillは「ヒレ」の意味で上の写真の赤で囲った部分、鰓蓋のことを指しています。

写真では分かりにくいですが実物は、割と青味がかかっています。何色って言うんだろうね。



まだまだ釣れそうですが、寒いしお腹も減ったしなんかギャラリーもつき始めたので帰ります。

これだけ釣れりゃまあいいでしょう。食べるの私だけだし、処理するのも面倒ですからね。


移動を除いた実質の釣り時間は多分五分にも満たないかな、それだけあの適当な仕掛けでも簡単に釣れてしまうのです。

〜帰宅〜

捌きやす。

本当はあってはならないことですが、エラを切ってもまだ生きている可能性があります。

まな板(今回は牛乳パック)に置いたとき急に息を吹き返し暴れて手を怪我することもあるので十分注意しましょう。

これを我々の業界ではファイナルスタンドと言います(一敗)


頭を落としたら後は他の魚と処理の手順は変わりません。

九州でこいつの稚魚をオヤニラミと勘違いしてはしゃぎかけた苦い思い出とともに鱗を落とします。

滑ってやりにくい時は臓物を抜いた腹に指を突っ込むと安定します。

ちなみにこいつの胃には植物の種のようなものがぎっしり詰まっていました。そりゃ米粒でも釣れるわけだね


手が汚れて写真なんか撮ってられないのでこの辺の手順は飛ばすよ!



飛ばしすぎました。

私は凝った料理をするのが面倒だったので塩胡椒で下味をつけ小麦粉をまぶし念入りに揚げます。

小骨を取るのも面倒なので一緒に揚げてしまいましょう。カルシウムです。

私の料理は5割の好奇心と3割の手抜き加減、あと1割の愛情でできています。

寄生虫が怖いので火はよく通してください。

何かトラブルがありましても当サークルは一切の責任を負いません。


出来上がり。

もう少し美味しそうに撮りたかったなぁ…

そして実食。

外はサクサク身はホロホロ骨はバリバリ。

綺麗な水に住むギルを釣ったので臭みは全くなく、ほんのり塩胡椒が効いてとてもおいしいです。

弟がちょうど帰ってきたので食べさせましたが、かなり好評でした。

なんの肉か教えてないけど。

でも原産地の北米では普通に食べられ、日本でも私を含め食べている人は少なくないでしょう、きっと。

実際ブルーギルの料理本なんてのも出ています。

なので皆さんもその辺の池とか公園でギルを釣って食べましょう!

延べ竿一本と市販の出来合いの仕掛け、魚肉ソーセージの一本でもあれば週末の予定は埋められるでしょう。

それでは良いブルーギルライフを!

次は何を食べるかなぁ




〜おまけ〜


今でこそ多分間違えないだろうけど当時は血眼になって探してたのもあって勘違いしてたオヤニラミちゃん。かわいい







お久しぶりです!こんにちは!


先月の29.30日に北浦湖畔にある茨城大学広域水圏環境科学センターにて合宿を行せていただきました。

学生の参加は例年に比べ非常に少ないものでしたが卒業生の方々に多く参加していただきとても助けていただきました!
OBのみなさんありがとうございました!

センター到着後は早速活動に向かいます、最初は北浦の流入河川の一つにガサです。
当日は天候に恵まれませんでしたが我々には関係ありません!足場などには注意しつつも果敢に川に突入します!




川です。







一見草しか生えてませんが川なんです。

草をかき分け何とかヌマチチブやちびヨシノボリやアメザリなどを見つけましたが流石に環境が厳しく早々に退散しました…

写真ですか?

とってる余裕なんてありませんでしたよ。えーん



鬱蒼とした抽水植物に敗れた我々は近年霞ヶ浦水系で猛威を振るっているチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)の釣り、投網をするために北浦へ向かいます。

チャネキャは嗅覚に頼り獲物を探すので今回の釣りエサは匂いの強いサバの切り身を使いました。


今年初めて投網を体験する学生も先輩からアドバイスを受け何度か投げる内に段々と綺麗に投げられるようになりました。

獲れた魚?ボラが五匹です。



ボラが五匹です。

というのも今回は天候が悪く沿岸がとても荒れていたため魚が寄り付いて来なかったかもしれません。
なので例年のように網を投げるたびに多くの魚が入っているというような状況ではなかったのです。


一方チャネキャ釣りはというと三時間程度続けていましたが中々多く釣れました。




まずは先輩が仕掛けた延縄に



続いて若干ふざけて海の投げ用の3m近くある竿で釣りをしていた会員に



(小ちゃい!)


という具合にポツポツと釣れました。


中々釣れずに遂に湖の中に飛び込む会計、一体今回は何匹釣れたのでしょうか…



そんな中私の竿にヒットがありましたがやたらと横に走り何だか今までとは違う感じがしました。

不思議に思いつつリールを回し続けると、遠くで跳ねたその姿は確実にナマズのそれではありませんでした。







そうです。オオクチバスが釣れました。サバで。
詳しく大きさは測っていませんが40センチいかないくらいでしょうか、中々引きは楽しめました。



クーラーボックスも少しずつ賑やかになってきた頃、みんなお腹が空いてきたので買い出しをしつつセンターに帰ることにしました。





今回はこのくらいにさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとう御座います。


後編は釣れた魚を調理し食べる、料理&食レポ編です。お楽しみに






今回は、4/20に行なった2019年度最初の活動と4/21に行った阿見支部との初の合同調査の結果を記事にしたいと思います❗️
ケロケロ〜♪
最初の活動で向かったフィールドは大学の近くの田んぼに面した里山の様な環境の場所です。多様な生き物が生息している為、魚,昆虫といった感じで見たい生き物毎に小さなグループに分かれて調査を行いました。こんな生き物が確認出来ました。
Gymnogobius urotaenia(ウキゴリ)
Tridentiger brevispinis(ヌマチチブ)
Hyla japonica(アマガエル)
Turdus naumani(ツグミ)
冬鳥だけど春までは日本にいるから見納めかも?と思いちょっと寂しかったり💦
この他にも、多くの生き物を確認出来、最初の活動として満足のいく結果が得られました❗️
続いて、翌日の4/21に行った阿見支部との合同調査では、阿見キャンパスの近くのフィールドで、主に鱗翅目を対象に観察,採集を行いました。農学部の講師の先生が同行して下さり、採集した蝶を用いて、標本の作成方法についてのレクチャーもして頂きました。
確認した生き物と活動風景はこんな感じです❗️
Pelophylax porsus porsus(トウキョウダルマガエル)
Actias gnoma(オナガミズアオ)
特にこの個体は羽化したてだったのか凄くキレイでした✨
天気が良く、過ごしやすい中での活動となり、先生が同行してくださった為、確認した蝶毎に発生時期等の情報を教えて下さり、大変有意義な活動となり大変楽しかったです‼️
また、予定が合い次第阿見との合同の活動を行いたいです🌟