人の気配 新居編です。


結婚して、2階建ての一戸建てに4年くらい住んでいました。
その家でのことなんですが、夜寝る時はいつも2階で布団を敷いていました。

ある朝、目が覚めてすぐ、頭のそばを誰かの足がささ~っと通り抜けていきました。
ちなみに、枕と壁の間は30センチくらいなもので、小さな足が通った感じを受けました。

隣で寝ていた夫に、
「今、ここを誰かが通ったよ」
と話しましたが、夫は霊の存在など信じない人なので、軽く流されました。
まあ、いいんですけど。


家に一人で寝ていたある夜中、布団の上から脚を踏まれて目が覚めました。
最初は、夫かと思ったんですが、よく考えたら自宅には私しかいない日だと思いだし、ちょっと怖かったです。

でも、普通大人なら人の脚を間違えて踏んだら、足を引っ込めますよね??
思いっきり踏みこえて行かれたんですけど、重さからしても、子どもだったんじゃないかなと後になって思いました。


他には昼間、一人で1階の居間にいたときのこと。
突然、ダンダンダンと大きな音を立てて、階段をかけ上がる(?)ような音がしました。
びっくりするやら、ゾッとするやら、思わず固まりましたよ(汗)

さすがにひとりで家にいるのが怖くなりました。
でも、何も見てないせいか、その後、怖さを忘れてフツーに暮らしてるんですよね(^_^;)


そういえば、妊娠8か月くらいの頃、母が家事を手伝いに通ってくれてたんですね。
あとから聞いた話ですが、階段に赤い物が付いてると思って拭いたら、雑巾に血のような物がべったり付いたって言うんです。

確かに、階段の下から2段目くらいのところに、木製の階段なんですが、数センチちょっとえぐれたように傷が付いていて、そこが赤っぽいなとは思ってたんです。
私は何だか赤く色が付いてるなくらいにしか思ってなくて、せいぜいウェットシートで拭く程度にしか掃除してませんでしたけど。


う~ん、この家、何かあったっぽい。
その話を母から聞いたのは確か引っ越したあとだったと思います。

今年のお正月に、隣に住んでた人から年賀状で、あの家は持ち主が変わり、もうすぐ解体されるということでした。

あの家にいたと思われる子どもの霊、成仏してるといいんですけど。