私は何をすべきかすべてわかります。だから、他人がバカに見えます
他人に欠点を見破られて、嫌われないか心配です
『傲慢』は、『霊感』の高位の『主特性』で、高い自己評価や優越感と言う見せかけで覆われた臆病さである。この主特性に見られる高い自己評価は、自分の価値がわからなくて本当は自分が価値のない人間かも知れないという潜在的な劣等感に裏打ちされたものと言える。
その結果、他人からの評価が気になり、怖れを抱くことになる。
欠点を見破られないために、内面では自分に対しては厳しすぎる目標を突き付け、外面的には他人を厳しく攻撃するという行動をとることがある。
この主特性をとるのは全人口の15%程度と言うことで、成人期や老年期の魂が自分の価値や自己受容についての学びを深めるために、この主特性をとることが多いとのことである。
<この主特性の有名人>
モーツァルト、ジェームズ・ジョイス、ガードルード・スタイン、ジャンヌ・ダルク、アリストテレス、モハメド・アリ
<陽極>
誇り。達成の見通しがある。
<陰極>
虚栄。高慢。冷淡。手を広げすぎる。
以上である。
次回は、『表現』の主特性に移る。まずは順序の主特性である『自己破壊』であるが、それは次回の講釈で。