地元の友達、ドリンクバことクバノリコに切ってもらった。
でも、こんな裏原宿のいい感じの美容室に来る時くらい、オシャレの空気に触れたい。
だからクバには
「ここでくらいオシャレな雑誌が読みたいから、俺が来たらそーゆー系の準備、よろしく」
と、常々全然オシャレじゃないことを言っている。
それなのに、以前はひどい雑誌ばかりだった。
BRUTUS
「今、仏像が熱い」
熱くねーよ!
むしろヒンヤリしてるわ!
PEN
「それでも猫を愛してる」
月9か!
やっぱり猫が好き、の最上級か!
と言うわけで、ふざけんなメンズノンノ持ってこいメンズノンノ!とよく思っていた。
それからしばらくは、行く度にまさにメンズノンノなど、オシャレ極まりない雑誌を置いてもらい読みふけったものだ。
が、クバノリコの逆襲をくらった。
今回置いてあった雑誌
BRUTUS
「松浦弥太郎の男の一流品カタログ」
キャッチコピー
”僕は一流を探し続けて来た。”
ブルータスお前もか!
いや間違えた、BRUTUSまたてめえか!
そして、松浦弥太郎って誰だ。
一流を探し続けて来たとか男としてつまらなすぎる。
お前が一流になれ。
とゆうわけで次の雑誌。
POPYE
「ポートランドに行ってみないか?」
行かねえよ!
そしてポートランドって、どこよ!
てゆうか、POPYE…
POPYEよお…
お前なんでこんな姿になっちまったんだよ…
俺ら中学んときのお前、輝いてたよ。
「徹底調査!ちょっぴりエッチな女の子の本音!」
とか
「デートの達人に聞いてみた!」
とか!
男心くすぐりながら、しかも特集以外はファッションのページだったじゃねえか。
俺ら中学時代の雑誌界の関羽と言えばお前だったぜ(張飛はHOT DOG-PRESS)。
とかなんとかブツクサ言っても、クバノリコはかるーく受け流し、僕の髪をカッコよくしてくれましたー。
ロマンスー。