”Dear Siho”志穂の命日 | 福井美由起 キラポジなブログ

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今日は親友志穂の命日

 

あっというまに時は過ぎて

 

今は志穂がいない毎日を受け入れてはいるけれど

 

 

何がなんでも生き抜いてやると

 

痛みに耐えながら、最後まで諦めずに闘っていた貴女の死を思うと

 


今でも神様は意地悪だって

 

やっぱり思ってしまう。

 

 



働くことが好きで

 

がむしゃらに働いて

 

後輩が飲めないお酒は自分が代わりに一気飲みして

 

弱音を吐くのが嫌いで

 

強がりで

 

強がりで

 

強がりだからこそ

 

身体がそんなことになるまで

 

最後の最後まで皆に病気を隠し通してあの世にいってしまった志穂



 

 

わたし今でもちょっと申し訳なかったなと思う出来事がある

 

 

当時二子玉川の自宅にお見舞いに行ったとき

 

その日の私は毛皮のコートに

珍しく化粧もしっかりしていて華やかだった

 

 

でも志穂は

 

すっぴんで

 

部屋着で


 

いつも寒いからって分厚いちゃんちゃんこみたいなの羽織って。

 


 

人一倍おしゃれが好きで、でもおしゃれが出来ない状況の貴女の前に

 

 

そんないで立ちで訪れる自分って

 

配慮が足りないかなとも

 

インターホンを押すぎりぎりまで気になっていた。


 

 

 

けど

 

病気でぼろぼろの貴女の姿を気遣って


 

わざといつもよりも地味な恰好で

わざといつもよりも地味なメイクで

わざといつもよりも暗いトーンで

 

訪れること事態が

 

 

志穂に対して失礼なんだって思ったんだよな。

 

 

貴女はとにかく病人扱いされたくなかった

 

 

とにかく憐れんで欲しくなかった

 

そんな貴女の目に

 

いつもよりも明らかに違う格好で訪れる私はどんな風に映るんだろうと

 

 

だから

 

あれは私なりの貴女に対しての礼儀だって

 

今でも思ってる

 

 

そして貴女もそれを

 

わかってくれてると思ってる。



だからあの頃の写真は一枚も無い


撮らなかったのにも理由がある


そして貴女もそれを



わかっているのだと


思ってる。






 

 

 

 

昨年北海道に行ったときに

 

 

志穂のお墓参りにいった

 

 

室蘭の

 

端の端

 

 

海が見えて

 

高台で

 

 

静かな場所。

 

 

手を合わせて

 

静かに泣いて

 

 

色々思い出したら

 

涙が止まらなくなって

 

ちょっとむせび泣くように

 

 

悔しさとか

やるせなさとか

感謝とか

 

そんな想いがとめどなく流れ込む想い出に交錯して

 

苦しかった。

 

 

でも来れてよかったよ

 

 

 

 

 

 

いつも見守ってくれてありがとう

 

 

そっちは元気でやってるか?

 

 

私はご存知の通りですよ

 

ぐふふ

 

うけるでしょ

 

いろいろ。