今回はいつものfighters archiveではなく…
『listeners archive』をお届けします。
イベントを観戦した感想などを観客代表の方に記事を書いていただきました。
書いてくださったのは『紅葉』さんです。
決勝当日観客として最前列で観戦。今回のイベントのサポーターでもある紅葉さん。紅葉さんがいなければ今回のイベントは実現しませんでした。
今回のイベントを見るために神奈川県から来てくれました!!本当にありがとうございます🙇♂️
それでは観客目線でお届けする紅葉さんの記事をどうぞ!
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ー8月5日、この日名古屋は史上最高にアツくなりましたー
暑かったのは当たり前ですが気温の話ではありません。
気温なんかより、それ以上に “アツく”なっていたのです!
『IKKセリフバトル』
これです。
これが名古屋をアツくしました。
え…
…IKKを知らない⁉︎
本当に?
IKKOではなく、『IKK』ですよ?
IKKOなら知ってる?(そりゃそうだ)
もし「知らない」「聞いたこともない」「どんだけ〜」
という方には残念なお知らせと良いお知らせがあります。
残念なお知らせは既にイベントは終了してしまった事。
良いお知らせは…
のちほどお伝えします☆
と、いうのも知らなくて当然です。
何を隠そう僕自身今までIKKなんて聞いたこともありませんでした🙃えへ
セリフを読み合っていく、なんて事はかなり前からネット上にあったのは知っています。
が、しかし…
ネット上ではなく『リアル』で『バトル』‼︎⁉︎
正直知った時は驚きました。
(ダンスバトルなら知ってるけど…セリフバトル…⁇)
IKKセリフバトルは以前からネット上で活動していたみたいですが、リアルでは初との事で、(と、言うよりセリフバトルをリアルでやる事自体が日本初⁉︎)
聞いてみるとダンスバトルに近いものがあり、
技術は当然、いかに観客を魅了し、沸かせ、その場の空気をも味方につけるか、
などなど、リアルステージならではのバトルが目の前で観られるという事で…
これはもう観戦しに行く以外選択肢はありません!!
てな訳で行ってきました観てきました!
予選を勝ち抜いた8名のファイターによる決勝トーナメント!!
まず一言いわせてもらいま…
いえ五言だけ言わせもらいます。
圧巻でした。圧倒されました。
輝いていました。とても良い経験でした。
感動しました。
(本当は100言くらい言いたいところですがアレなのでやめます)
まずMC!
とにかく熱い!トークがアツい!ついでに胸板も厚い!
そのマッチョから繰り出されるMCは名古屋の暑さよりアツく、
会場の空気を終始HOTに、時にCoolに沸かせました😆
ファイターに負けず劣らず圧巻のMCでした。
しかしそのMCに勝るとも劣らないファイター達!
想像よりレベルが高く、個性的なパフォーマンスが見れてとても楽しかったです。
ただ、個人的な感想になりますが、
決勝戦に進んだ「嶺井和也」さんと「ヤシロです、」さんと唯一台詞のアレンジをしなかった「藤谷志織」さん
特にこの3人の印象が強く残っています。
中でもアレンジ無しの藤谷さんは逆に目立っていました。
惜しくも決勝には上がれませんでしたが、もしアレンジ無しのバトルならどうなっていたか分かりません。
しかもこの3名のファイターは3名とも極端に方向性が違うパフォーマンスをしていたので、
勝敗がどう決まるのかがワクワクとドキドキでした。
まさにIKKセリフバトルの醍醐味!
そしてその難しい採点、又優劣をつける審査員のコメントも必見でした。
勝敗に関係なく僕の予想とは逆のファイターに勝ち旗を上げる審査員のコメントは、
自分では気づかなかったファイターの魅力や足りない部分を分かりやすく解説してくれました。
勝っても負けても、ステージに立つファイター達はとても輝いていました。
準決勝が終わるといよいよ決勝戦!……の前に、ハーフタイムショウ‼︎
審査員の一人、声優の初村健矢さんの講演がありました。
声優としての現実、大切な技術、忘れてしまいがちな表現者としての姿勢や気持ちなど、
分かりやすくも現実的な、具体的なお話が聞けました😊⭐️
お芝居やイベントを見る機会はあっても、
講演としてのお話を聞ける機会は少ない(あまり聞きません)ので貴重な時間でした。
とても良い経験でした。
そして決勝戦になるわけですが、流石の決勝戦でした。
まさに圧巻、圧倒。
先攻の作る空気、後攻の作る空気、
知らずの間に観客側が作る張り詰めた空気、緊張感、
その空気を一瞬で一変させる程のパフォーマンス
注目は惜しくもチャンピオンを逃した準優勝のヤシロさんでした。
アドリブ、場の空気を支配する事については今大会で右に出るものはいなかったと思います。怖いくらいに、容易く場の空気を作り変えます。
少なくとも僕はそう感じました。
特に注目したのは決勝二回戦、ここを落とせば負けという場面での彼のパフォーマンス。
今までの予想外の設定や演出ではなく、王道のアレンジでした。
決勝一回戦まで予想外の設定で勝ち抜いてきた分、
王道で来た時は驚きでした。一瞬、残念な気さえしました。
ただ、個人的にはその姿はとても輝いて見えました。
あえての王道。そう感じたからです。
ある意味良い意味で期待を裏切られた感覚があり、
こうして今も強く印象に残っている事を思うと
王道が観れて良かったと思います。
一人一人に背景があり、ドラマがある、
そんな事を思う決勝戦でした。
そして数多の敵を倒したチャンピオン嶺井和也さんの決勝、
第2回戦に放った最後の言葉に会場の誰もが、
いえ、空気すら一瞬止まったように感じました。
言葉だけではなく、目の前にいる人の声から生み出される空気感や圧力は、リアルだからこそのもので、リアルでないと味わえない“力”がありました。
決勝戦という緊迫した空気、勝ちたいという気持ち、想い、
それらが言霊となって声に魂を宿した、と、僕は今でもあの時の事を鮮明に憶えています。
全てが終わった会場は、緊張の糸が切れたかのように暖かな空気に満ちていました。
さっきまでの鋭く緊迫した空気のせいか、目から汗が出るほど暖かく感じました。
スタッフさん、MC、ファイター、観客、
そして当日その場にいなくともこのイベントに関わった人達、
全員がIKKセリフバトルの新たな歴史の1ページに刻まれたように思いました。
あの暖かな空間でのたくさんの笑顔を見ると、僕はそう感じました。
1番感動した瞬間です。
なにせ、日本初のリアルセリフバトルをこの目で観れたのですから。
肉眼で観るステージ、
肌で感じる空気、
耳に伝わる振動、
身体中に走るエネルギー、
目頭を熱くさせる◯◯
ーネットでは味わえないー
目頭を熱くさせる“何か”は、是非会場で、
全身で直接感じてみて下さい。
最後に、
冒頭に話した『良いお知らせ』は
今この記事を読んだ事でIKKの存在を知って頂いた事です。
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