標高125m・比高30のm谷川城、別名:下巳要害(伯耆町谷川)
谷川城は、谷川神社の背後に位置し、南北350m、東西100m、集落からの比高30mの丘で、城は堀切、空堀で切断された六つの郭からなり、城内には土塁、虎口の遺構が残され、また馬場は現在の神社前との伝承がある。
この城は、戦時の使用だけでなく、平時の館としても使用されたと推定される。
城主・城歴ともに不明。
(※文化財ガイドブックふるさと溝口より)
谷川の下巳要害、字要害にあり、西に面する山麓の高地なり。上の平地240坪ばかり、南面に堀切あり。北は深谷なり。
(※溝口町誌より)
西側に谷川神社、そこから直登
中曲輪群の西帯曲輪
このような帯曲輪が数段連なる
中曲輪群主郭
東にも帯曲輪が見られた
主郭と北二郭の間の堀切
南に土塁のある北二郭
北二郭と北三郭の間の堀切
中曲輪群と北曲輪群の間の巨大な堀切
北曲輪群主郭
北曲輪群の北東にも堀切
その外側には土塁
南曲輪群主郭は激しく改変を受けている
主郭は更地にされているが、薮の中には東空堀が残る
南曲輪群南二郭には、櫓台のような土塁
主郭と南二郭の間の堀切
谷川城遠望
(中央左手に見えるのは鬼住山城)
軌跡ログ
旧日野郡溝口町の城