久古の御牧城 旧西伯郡岸本町 | 山城攻略日記

山城攻略日記

北海道から沖縄まで、日本全国の有名所の城を旅し…
現在は地元・鳥取を中心とした城巡りの日々(^-^)/

標高125m・比高20mの久古の御牧城(伯耆町久古)は、城郭大系に記載されている久古城が、同一と思われる。

字里坊屋敷に在り。北に面する小岳にして頂上四百坪ばかり、善福寺に並び道路を界す。「大塚右馬頭」の居城なりしと云い伝う。(『日野郡史』)
『八郷村是』(大正二年一九一三刊)はこれを「里坊屋敷」と名付けて、久古字里坊屋敷五六〇番地の山林にあって、いまも地形を認め得る。思うに里坊城は、里正(むらおさ)、坊正(なぬしのこと)の住宅を意味するものであろう。城内には当地方開墾の元祖として尊崇する大躰神を祭っていたが、城が亡くなるに当たっていまの植松神社の境内に移して後、植松神社に合祭された、としている。
(後略)
(※岸本町誌より)

道路から入ってすぐの北西六郭

北西六郭と南西六郭の間の土塁


南西六郭

西五郭の西部を南北に分ける土塁

西五郭北西部

西五郭南西部

奥で一つになる西五郭

西五郭の東で一段高い西四郭

西三郭の虎口

西三郭

西三郭の東で土塁状に高くなっている西二郭

主郭と西二郭間の堀切

堀切底から見上げた主郭の切岸

主郭

主郭を囲む土塁



久古の御牧城遠望

軌跡ログ



旧西伯郡岸本町の城