標高200m・比高90mの円入寺城(八頭町西御門)は、調査報告書では円入寺「城」として記載されている…
しかし郡家町誌によれば、正慶年間、後醍醐天皇が隠岐に流されたが脱出し、この寺に潜幸し、ここを仮の皇居とした事があったらしく、寺のようだが…
付近には看板があり、瀧本山円入寺と條ヶ城が載っている
…しかし、道は無い(笑)
南より直登、尾根筋を進むと、「山門跡」が…
…何故、登山道を整備してないんだ
山門の礎石
山門跡から西尾根を登ると、西側に土塁状の曲輪を配し、谷となる東側には階段状の曲輪群…
…寺坊跡か…
途中、用途不明な石塁も見かけられる
最北端、最も山奥の曲輪
次に東尾根を南へ
こちらにも階段状の曲輪群が見られ、尾根頂部の曲輪には石垣も…
この近辺に本堂跡も有り、そこにも礎石があるが、激しい薮の中なので写真は割愛(笑)
さらに南へ進むと、堀切
やはり昔の寺社は僧兵や社侍を抱えて武装していただけあり、下手な城より規模の大きな要害だった
旧八頭郡郡家町の城
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