標高180m・比高110mの鳥ヶ城(鳥取市用瀬町美成)は、用瀬町誌には記載が無く、城郭大系にも同名の城の記載は無いが、巻末の一覧にある「美成城:八頭郡用瀬町美成…美成集落の高山にある山城だが、詳細は不明」とだけ書かれた城が、恐らくこの鳥ヶ城に該当すると思われる…
城の南には「流し雛の里」があり、こちらはGPSの地形図で見ると断崖の為、北より直登
谷間を登り、尾根へ這い登ると、西側の堀切に出た
堀切を東へ登ると主郭
なかなか薮の中、「烏ヶ城跡」と書かれた碑が
調査報告書では「鳥ヶ城」、城郭大系では「美成城」と記載された城のはずが、現地では烏ヶ城…
本当の名は、一体…
主郭を東へ下りると、帯曲輪…
さらに二段の腰曲輪を経て、その先は尾根を…ほとんどそのままに利用した細長い曲輪
その東に、さらに細長い曲輪…
それを越えると、かなり浅い堀切
その東に、また二段の細長い曲輪を
経て堀切
鳥ヶ城遠望
薮は激しく、東の2ヶ所の堀切は浅く、城の本当の名もよく分からず…
唯一にして最大の見所は、主郭の西の堀切だろう
旧八頭郡用瀬町の城
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