湯村中山城 鳥取市 | 山城攻略日記

山城攻略日記

北海道から沖縄まで、日本全国の有名所の城を旅し…
現在は地元・鳥取を中心とした城巡りの日々(^-^)/

標高66m・比高40mの中山城(鳥取市吉岡温泉町)は、鳥取市史では「湯村中山城」と記されている富士山


湯村中山城跡は吉岡温泉西背後の標高66m、比高約40mの秋葉山上である。『因伯古城跡図志』をみると城は大手を北とし、山上には「長九間位、横三間位」「長三間横二間」「長十二間横四間」「長九間横六間」などの平地十一ヶ所、堀切などが描かれている。
現在も山上には帯曲輪を持つ平地や堀切跡などが残存している。
(※鳥取市史より)

吉岡氏の城であると思われる中山城は現在は秋葉山公園となっており、吉岡温泉の温泉街の真っ只中にある…
東麓には吉岡氏の菩提寺と伝えられる吸湖山高泉寺があるひらめき電球

公園への道を、温泉街より登る…
東の曲輪群があったであろう場所には、秋葉権現が祀られていたり、東屋があったり…
この時点では、この城の遺構に期待していなかった…

ちなみに、この東屋の北側にも数段の帯曲輪が見られたひらめき電球

西へ下りると、二段程の腰曲輪…
そして、その先には…堀切と土橋が合格


土橋を渡った先の曲輪には、土塁の跡と思われる土盛が…

この曲輪の北にも帯曲輪があり、山麓に近い所には、かなり広い曲輪が竹薮に埋もれていた霧

その先には、展望台等が建てられ改変が著しい曲輪があせる


さらに西へ…「奥の院」と看板が建つ曲輪…


そこから北へ伸びる尾根を下ると、曲輪群があり、さらに堀切も合格

北の曲輪群を見た後、引き返して、再び西へ…

途中から公園は終わり、単なる山中…
しかし曲輪群が続いており、堀切が合格


その先には、小さな曲輪、そして浅い堀切…その尾根の北には帯曲輪が続く… この構造は、他でも見た事が…!?
そう、小さな曲輪は古墳で、浅い堀切と思ったのは古墳と古墳の間が空いているだけ…
恐らくこの西曲輪群は、古墳群を利用しているのだろう…

古墳を利用した曲輪、さらに通常の削平地の曲輪…それらが、かなりの距離に延々と続いていたあせる

湯村中山城遠望カメラ

実地踏査を元にした概略図ニコニコ

軌跡ログあし



鳥取市の城