小原集落の北方「境ヶ谷」の、小原川と板井谷川に挟まれた標高524mの独立丘陵にあり、山頂は何段かの平地になっている。
創建年代・城主等詳細は不明である。
(※日南町誌より)
日南町誌では「板井谷川」が「坂井谷川」と誤記されており、さらに「独立丘陵」と記載されているが、該当しそうな場所に独立丘陵は無く、「小原集落の北方」と「標高524m」から、何とか場所を割出す事が出来た
北東の道路を走り、適当な場所から直登
薮は激し過ぎず、斜面は険し過ぎず…
登って行くと、尾根上に曲輪群が現れる
北東尾根の曲輪群を過ぎると、傾斜が急となる…
一気に這い登ると、明瞭な曲輪群が
東三郭(奥は東二郭の切岸)
薮に覆われた主郭…
主郭と東二郭の西から北にかけて、ぐるりと取り巻く帯曲輪
さらに南にも帯曲輪
東四郭から見た東三郭の切岸
東四郭の南には登り土塁が
東八郭と、奥には東七郭の切岸
城域から北西へは、奥の山へ尾根が続いており、下り切った所は天然の堀切のようになっている…
その外側には、出丸なのか、削平地が…
小原要害遠望
実地踏査を元に作成した概略図
軌跡ログ
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小原要害(源行近)
日野郡日南町の城