標高120m・比高100mの大野城(西)(岩美町岩井)
岩美郡岩井村大字大野村に在り、山田安芸守家治の居城なり。天正年間、羽柴秀吉の因幡攻略の時、此城陥落す。家治一女あり鶴と云う。賢才にして和歌を善す。父没後、京都に出て禁裡に仕え、病にて片眼を失い故郷に帰る。後、但馬国余戸町の大黒屋某に嫁す。岩井村大字岩井宿に奥屋勘兵衛と云うものあり、家治の裔なり。又因伯太守池田家の長臣乾氏の家臣、田邊某、これも家治の裔なり。
(※岩美郡史より)
心礎の残る岩井廃寺…
さらに、その奥の御湯神社
直登し、尾根筋を歩くと、曲輪が並ぶ…
途中には、堀切も
南には、古墳を取り込んだ曲輪群が展開している
山麓には、五輪塔群が…
大野城遠望
軌跡ログ
岩美郡岩美町の城