根室への帰郷 | 猪口修司(inoce)のブログ

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美容室inoceを北海道札幌市厚別区で開業しています。

夢は
美容師、北海道の皆様を元気に幸せにし
みんなが笑っていられる事。

夢なき者に理想なし。理想なき者に計画なし。計画なき者に実行なし。実行なき者に成功なし。ゆえに夢なき者は成功なし。



8月の19日から20日までの2日、根室へ3年ぶりの帰省しました。

2週間前に、急に思いたっての帰省だったのですが母親に電話したところ「お父さん、帰って来なくていいって言ってるから。」

自分も帰る気はなかったのだが、色々な人に帰った方がいいよ、
と言われ続け、そうなのかな?と乗せられ、電話してみたところ、母親からの返答だった。

航空券買ってしまった事を伝えると、じゃあいいよという答えだった。

親の髪でも切ってあげようとハサミを持ち、飛行機に乗ろうと搭乗口に乗ろうと搭乗検査したところ、ハサミの事を言われた。ハサミとスキバサミを指摘されたが大きさによって持っていけるもの、持っていけないものがあるらしい。ハサミは大丈夫だかスキバサミは駄目らしい 。スキバサミだけ預け、ハサミを持ち、飛行機に搭乗した。どうみてもハサミを預けるべきだと思った。後でスキバサミを返してもらい根室に到着した。着いてすぐ、魚介類を買い、バーベキュー。根室産である。
鮮度抜群で採れたて、貝も生きていて下手をすると指を殺られる。やはり地元で食べるのが一番、鮮度が良く旨い!ただ、貝付の貝類を食べた後、汁をすする食べ方は無理だった。これが沢山のエキスが入っていて旨いらしい。父親がすするのを見てすすれなかった。

そこから車で根室10景を見に行こうとしたところ叔父さんが家に来た。
3人での談笑、叔父さんは経営が上手く言っていて、僕によく小遣いをくれる優しくも厳しい叔父さんだ。いつも叔父さんの子供だったらと思っていたが間違ったことをすると怖い。風の噂だか、叔母さんの前歯は叔父さんにパンチをされ、差し歯という噂だ。経営の話から女性の話など沢山してくれたが、話のオチに「はい、1000円」と言ってた。「女性は一番好きな女性より3番位がいい。」と言っていたが叔母さんは5番目らしい。昔は女性にモテモテでヤ◯ザに「俺の女に何、手出してンのよ!」とか武勇伝が沢山あるらしい。何かあった時は連絡しろと番号交換をして話は終わった。でも連絡したところで多分、「キンタ◯ついてんのか?気合い入れろ!」で終わりそうな気がする。

その後に健康センターみたいなお風呂屋に行き、リラックスタイム。
この後に友達と飲みに行こうと思ったが母親が弟夫婦と家族で寿司を食べにとの事だったので寿司を食べに行くことにした。弟には3人の子供がいる。弟の子供達に小遣いを渡したがニヤニヤしてるだけでありがとーの一言もない。弟もニヤニヤしている。弟の一番、上の男の子は中2で思春期らしい。見ていてイライラが募った。叔父さんなら顔面パンチだろう。前歯が折れなければいいが。
自分達の家系は気性が荒い人が多く、おじいちゃんは仏壇を2つ壊したらしい。ちゃぶ台ならわかるがどんな光景だ?

その後に友達と居酒屋へ。10年ぶりである。10年前は東京にいた頃で親友を初めてクラブ、踊るところへ連れていったところ、「耳ちぎれる!頭おかしくなって来た。ヤバイ!」と耳を抑え速攻でクラブを出てこっちなら大丈夫だろうと他のクラブに連れて行ってみたら「耳ちぎれる!頭おかしくなって来た。ヤバイ!」と耳を抑え速攻でクラブを出てからあれから10年ぶりである。親友の中でも一番大好きな親友であり、ファーストキスの相手である。「イノヤン、目つぶって。」と目をつぶってみたらキスしてきた。彼にホモの噂はあったがまさか本当だったとは、と最初、怖かったが彼のスキンシップらしい。心を開いた証拠らしい。

10年ぶりに会った彼は変わっていた。奥さんにイジメられ怯えていた。五年前、彼から電話がかかってきて、「イノヤン、俺の親友だよな?」と電話がかかってきて奥さんに彼のいいところ、を伝えてくれとの事だった。あの奥さんのせいだな?と思い怒りと寂しさが募った。こうやって人は殺意を覚え、人の道を外れて行くんだなと思った。スナックに行き、カラオケを歌った。親友は昔、肩を抱きしめ、一緒に歌を歌ったものである。盛り上がるとき、マイクを俺の方へ向け歌えという感じで一緒に歌ったものである。親友は歌う時、目をつぶって踊りながら歌った。そんな彼は今はもういない。淋しかった。しょうがなく、俺が昔の親友のように歌ったら彼は微笑んだ。今日、初めてである。そうしているうちに彼は踊り出した。お尻をクネクネさせ昔のあの頃のように、目をつぶって。

嬉しかった。あの時の輝いていたそんな彼が甦った。また来年も会えるといいね。

横にもう一人の親友がいたが彼の事は、いつかまた話しよう。