1000年先へ前編 | 大阪能楽会館 其の七 | INUUNIQ(イニュニック)

INUUNIQ(イニュニック)

2011年11月11日始動

▼△▼△▼△▼△▼△▼

 

2017年11月21日

INUUNIQ presents SOUND THEATER

project Æther(エーテル)-03 memento-

at 大阪能楽会館

 

回想録 其の七

「1000年先へ 前編」

 

▼△▼△▼△▼△▼△▼

 

vo→ボーカル、pf→ピアノ、vln→バイオリン、mani→マニピュレーター

 

※ここからは基本的にはプロットのように記載します。写真は必ずしもその場面ではありません、ご了承ください。

 

………

 

序章

【交差する世界】

 

仕舞が終わり、私を除く3人が能楽師様たちと交互に舞台へ。

鈴の音と共に消えていく会場の灯り。

 

 

………

 

第一章

【この世界、そしてその終わり】

 

当たり前の日常、穏やかな毎日。 

続くことを疑うことすらなかったのに。 

だけど、朽ち果てていく世界。

この場所はいずれ、近いうちに終わりを告げる。

 

 

真っ暗闇。

その中からピアノの音色が響き出す。

 

00「オトギ」※pfを事前録音したもの

 

そうしてその途中で揚幕が上がり、私は橋掛かりを静かに歩き出す。

時を司るような、見届ける番人のような。

ぶら下がる植物のなか、時に迷いながら舞台を目指す。

 

 

そうしてちょうど二の松あたりでオトギが終わり、そこから生声で歌い出す。この、終わりゆく世界で。

 

01「memento(プロローグ)」※生声~vo&pf、モノラル

 

mementoを歌いながら舞台を目指し、そして間奏後の後半はピアノとマイクで。

 

第一章の音響は、基本的に舞台奥に設置したL1というBOSE社の棒状のスピーカー一発による、モノラル出力。

 

02「静寂」※vo&pf、モノラル

真っ暗闇。

 

雨の音がサラウンドで鳴り出す。

そしてピアノin(演奏はモノラル)

 

03「雨の唄」※vo&pf&vln、モノラル

雨の映像投影あり。

 

 

04「とある終わりに」※vo&pf&vln、モノラル~ステレオ

世界が終わる曲。

曲の途中で、天井から生えている「生命の樹」が光で浮き上がって来る。そう、生命の樹は<時空の扉>。

同じくして、モノラルだった演奏が曲中でステレオに切り替わっていく。

 

 

 

曲終わり、

フィードバック音が流れてくる(mani)。

どんどん、耳をつんざくような。サイレンのような。

映像も照明もフルスロットル。

 

消えゆく星が、

時空の扉が開く。

私たちを、この場所を未来へと誘うために。

 

 

………

 

第二章

【生命の樹、時空の旅】

 

様々な過去、現在、未来。

走馬灯のように歴史を駆け巡る。

破壊の歴史も、機械の国も、宇宙旅行も…

私たちの地球、この場所、私たち自身のことを。

 

05「meteor rain」

06「illusion」

07「metropolis」

08「エテルナ」

09「interspace」

※全てvo&pf&vln&mani、ステレオにて

 


 

……

 

続く。

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

<<大阪能楽会館 回想録アーカイブ>>

 

其の一 →https://ameblo.jp/inuuniq-music/entry-12340143342.html

其の二→https://ameblo.jp/inuuniq-music/entry-12340382689.html

其の三→https://ameblo.jp/inuuniq-music/entry-12343718859.html

其の四→https://ameblo.jp/inuuniq-music/entry-12354239472.html

其の五→https://ameblo.jp/inuuniq-music/entry-12354252869.html

其の六→https://ameblo.jp/inuuniq-music/entry-12361731535.html

 

・・・・・・・・

 

INUUNIQ公式サイト

http://inuuniq.com/