第8回「武田徹と楽しむ読みがたりライブ」開催いたしました | カフェ&ギャラリー「いろはな」

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フリーパーソナリティとしてご活躍されている武田徹さん

 

 

10月1日、ギャラリーにて

恒例の民話の読みがたりのイベントを開催いたしました。

ラジオでおなじみのパーソナリティ・武田徹さんのコーディネートによる

新感覚の朗読イベントです。

 

 



今回も各地から大勢の皆さんにお集まりいただきました。

扮装や鳴り物もだんだん凝ったものになってきています。
本格的ですね!

 

 

 

 

開会に先立ち、社長の伊藤よりご挨拶。
鬼無里でイベントを開催させていただくことができて

誠にありがとうございますということで、

御礼を申し上げさせていただいた次第。

 

 

 

 

一番手は広間さんの紙芝居。
その筋では知られた方なので、

ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

先日、新聞にちょこっとお話が掲載されていましたね。

なお、紙芝居の絵がハイ・クオリティでおどろかされました。

森を歩く善兵衛さんの図とかはなかなか……。

 

 

 

 

続いては区保田好江さんのソロ公演。
平家物語で有名な名馬「井上黒」の物語。
平家物語で有名なのは宇治川の戦いで

佐々木高綱と梶原景季が一番乗りを争った

「いけづき」と「するすみ」という名馬。

小学校の時に読んだ義経の伝記に出てきたので

印象に残っていますが、
井上黒は平家の勇将・平知盛の愛馬でしたね。
 

 

 

 

 

そして、頬被りでお百姓な雰囲気を醸しているのが、

「民話ゆりかご会」の皆さん。

鬼無里方言を交えたユニークな語りで

会場を楽しませてくれました。

 

 

 

 

そして、ドラムやエレクトーンを交えて

迫真の演技で善光寺門前の伝承を語る

「おはなしネットワーク」の皆さん。

迫力ある公演でした!

 

 

 

 

そして、はるばる岡谷市からお越しの

「言の音の輪」の皆さんです。

熱心な諏訪信仰圏の町ということで、

「お諏訪さま物語」を熱演してくださいました。

新潟の伝承や古事記なども引いて再編された

諏訪明神の一代記です。

川崎日香浬さんの作とのことです。

室町時代あたりの人にいわせると

「うちのお諏訪さんが鹿島の神に敗れたなんて話は知らん!」

と疑問視していたようですが、

まあ、中央の文献に載ってるんだからということで

しぶしぶ認めたんでしょうね、これは(笑)

 

 

 

 

そして、武田さんと素芳さんの

「青春コッキーズ」によるハーモニカを交えた語り。

「天狗になった信太郎」というお話。

天狗岩に立った信太郎がどんどん巨大化して

雲に届く背丈になってしまうのですが、

わりあい普通に目の前の現象を

受け入れてしまってる感のある

昔の人のリアクションがユーモラスです(笑)

いや、もちろんおどろいてはいるのだけれど。

 

 

古希を迎えてもまだまだ元気なお二人に

トリをつとめていただいて、

今回の読みがたりライブは終了。

大変楽しい会となりました。

お越しいただいた皆様、

ご出演下さった皆様に

心より御礼申し上げます。

お疲れ様でしたビックリマーク