時系列は遡るけど
二月の頭、土日と二日連続で巻狩り。

土曜は兵庫県の実習で養父市へ。 

(集合場所は養父の道の駅だったけどほぼ豊岡だった‥前も豊岡行ったやん!つーか、雪の猟がしたい‥雪上で足跡や四つ足を見たい‥その為の北部での実習の筈なのに暖冬でその辺で猟すんのと変わらない‥摩耶の猟隊も出石に雪の頃行くらしいのに今年は行かんとかゆーてるし寒いの苦手だけどちょっと残念)

行きしな高速出口間違えてしまった‥


最近は自分のマチ場に着いたら
ワタリ(獣道)を確認してから
隠れる場所を探して

鹿垣(草木で作られたバリケ的なやつ)か
大きな木の影にゴザ(死語)を敷いて
居場所を確保。




そして他のみんながマチ場に着く前に
したくても、したくなくても
先にお花摘み(勿論トイレの意)を済ませて
ゆっくり装填するんだけど

この日は近くに見学者がいて断念して山を降りてからも実習をしてるのが珍しいのか、近所の人がワラワラ集まってきたり林業してる人たちも多くてタイミング逃して一日中おしっこのこと考えてました。笑
(喉乾いても飲み物我慢するとかどMかよ)


兵庫県の実習は午前の
1ラウンドしかないんだけど
最近よく獲物を見れるようになってきて
(多分最初の方って凄い動いてたかもしれん‥じっと出来ない性質だから気を付けてる)


この日も鹿4頭の群れとか見れたのに
悠々と尾根歩いてた。
しかもこっち見て余裕でUターン。笑

※ちなみに尾根に向かっては発砲できません。弾が向こうに抜けちゃって危ないから。バックストップ(安土)がある場所で矢先と獲物の確認してからでないと発砲してはいけない。


山上がる時に病み上がりの人や女性の人、スニーカーの人もいたしその人らより上のマチ場がいいかな、とか初めて来た山だから少し上から見たいなって思って尾根まで上がってしまったから仕方ないんだけど、

あいつら尾根だったら撃たれないって分かってんじゃねーのって位悠々としてた。笑



翌日リベンジじゃいって
丹波篠山行って
けっこーいいマチ場(名前が着いてたりする)
に着かせて貰ってワクワクしてたら

ブヒブヒと啼く声が

え?豚?んな訳ねーわ!
さっきから無線でシシやシシや!って
みんな興奮してんだから
猪に決まっとろーが!と

声のする方に銃を構えて
セーフティを外す。

ちょっとブッシュ(草木の茂みの意)が濃くて見えにくいなとか思いつつも待てどもブヒブヒとしか聴こえず目視の瞬間を待ちわびてたら

また尾根走ってきた猪が一頭

しかもサクラ(猟犬)に追われて必死でフガフガ言いながらひたすら尾根を突っ走って(流石シシ、Uターンはしないんだな 笑)向こう側(背中ってゆーらしい)に消えて行った‥


最終的には勢子の猟師さんが犬と追い詰めて仕留めたから、久し振りに脂の乗ったメス猪(もー発情期の臭いオスはいらん!笑)をGET。


みんなテンション上がって大人数で取り囲みながら大事に大事に運んだ。絶対重い 笑


急に話変わるけど節分だったから
今年は鹿肉のキンパを作った。

背ロースとモモを一旦低温調理して


薄くカットしてから
フライパンで温めた焼き肉のタレに




肉がアッサリしてるから酢飯でも良かったかもしれん‥
世代に依ってはキンパが通じないし、来年は肉寿司風にしよう。


店の分と女の子と
猟場にも。




獲物で作ったやつを猟場に持って行くと
獲物に出合うってゆージンクスが
出来上がってしまったので

何かに追われるように
作ってる。笑




でも店だったり実家だったりで

ジビエ自体を嫌がられたり
食べて貰えなかったりすることもある中
(これが一番悲しいんだけど、偏見はともかく抵抗や好き嫌いあるのは仕方ないかな‥色んな人がいるんだから否定も強制も抗いもしないけど、身内からの理解が少ないのはちょっと辛い。)


猟場ではみんな食べてくれるから嬉しい。
(当たり前か、獲りに来てるんだから)



次はなに作ろーかな。

そして当分尾根近くのマチ場は
遠慮したい。笑




Ci vediamo!!