こんにちは。こんばんは。
「2月5日」のユミです。
いかがお過ごしでしょうか。

私はなんだか時間が端っこから溶けていくような、あっという間の一週間でした。
昼間の仕事は月末と月の頭がとても忙しく、中旬くらいになると少し落ち着いて、というサイクルなのですが、そこに、ちょっとしたお付き合いや家の用事などが加わると、たちまち時間が足りなくなって。。。

気がつくと1ヶ月が終わっているということがよくあります。
(今ふと壁を見たら、カレンダーが9月のままでした。もう10月ですね!)

身の回りに便利な道具は沢山あるけれど、それらは日々をゆったりと過ごすため、というより、むしろ限られた時間の中に作業や予定をぎゅぎゅっと詰め込むのに役立っているような気がします。

ときどき、あえて何もしない、と小さな決心をしてみるのですが、気がつけばパタパタと動き回ってしまう性分のせいかもしれません。

そんな私が去年、家人にプレゼントされたのがこのストーム・グラス。

不思議なオブジェのようなこのアイテムは、19世紀のヨーロッパで使われていた天気予報の道具らしいです。
晴れる時はガラスの中の液体は澄んで透明になります。
反対に、雨が降る前などは液体の中に白い結晶ができてきて、お天気の変化を知らせてくれます。
正確なお天気や気温まで知ることはできませんが、小さな結晶が出てくると「おっ」という感じで空を見上げたりしています(笑)。

今は「アメッシュ」などのお天気サイトやテレビの天気予報で、雨雲の位置から、何時間後にどのくらいの雨が降るか。
そんな事まで分かってしまう便利な仕組みがありますね。
だけど、そういう便利さとは別に、私はこのストーム・グラスのような、アナログで、どこか曖昧さを残してくれる道具の方がそばに置いていて気持ちがほぐれたりします。
人間には分からないことが沢山ある、という当たり前のことをふと思い出せるからかもしれません。


そんなわけで、今日もガラスの中の天気予報を眺めながら、お客様へのお手紙などを書く予定です。
どんな空模様の下で、作品を待っていてくださるのか。
あれこれ想像している時間が、とても楽しく豊かだなぁと思ったりします。

それではみなさんも良い一日をお過ごしくださいね。

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