こんにちは。こんばんは。
「2月5日」のユミです。
三連休初日、東京はうす曇りで肌寒いお天気でした。

連休中は家のことをゆっくりしようかと思っていたのですが、『アトリエ飴色団栗』の作家メユさんが浅草橋で作品展をされているとの情報が。
会期はちょうど明日の日曜日までということで、材料の仕入れも兼ねて、浅草橋まで出かけてきました。


こちらは展示作品の一部。
会場でポストカードとして販売されていたものを載せています。
(ブログでご紹介してもよいでしょうか、とお願いしたら、快くOKしてくださったメユさん、シンさん、ありがとうございます!)

研究員メユさんとパートナーのシンさんのお二人にお話を伺ったら、作品展は今回が初めてとのこと。
作品もブログもとても作り込まれているので意外でした。

常々メユさんのTwitterやブログは拝見していたのですが、今回心惹かれたのは『博士の標本箱』という展示タイトル。
実際に会場に並んでいる作品も「人工的に作られたもの」ではなくて、「研究員の手によって発掘、採集された自然物」というのがコンセプト。
このコンセプトがいいな、と気になったのです。

「花の遺跡」なる場所で発見されたという植物。
身を割ったら中に鉱石の柱がつまっている果物。
試験官の中で水も飲まず、すくっと伸びている花たち。

今まで見たことのない、けれど、とても具体的でリアルな標本たち。
それらがどんな森や遺跡で見つかったのか。
作品の横には詳細かつ世界観に満ち満ちた解説文が添えられています。

頭の中のイメージを具体的な形に落とし込んでいく、というメユさんの物作りのアプローチは、私のやり方と近しい印象です。
それと同時に、実用品ではない何か、を作ることに価値を置いているところにもとても共感してしまい、作品を拝見しながら、お話を伺いながら、とても心に残る時間を過ごすことができました。

自分が物作りをする理由も、この世界の中でまだ形になっていないものに色や形を与えたい、という思いが根底にあります。
それが人の心を潤すような、そんな存在になってくれたら。
そんなことを考えたりして、ビーズとレジン用のパーツをごっそり買い込んで浅草橋を後にしました。

「博士の標本箱」は明日10月11日までの開催です。
お近くの方も遠方の方もぜひ。

メユさんのブログはこちらです。

「飴色団栗の研究日誌」
http://ameblo.jp/caramelacorn/

追記:それにしても「花の遺跡」という響きが頭から離れません。
名付けの言葉のセンスにも、すっかりメロメロになってしまいました(笑)。

ではではみなさま、良い連休を。

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