こんにちは。こんばんは。
「2月5日」のユミです。
いかがお過ごしでしょうか。

こちら東京は明るい曇り空です。
お天気がくずれないうちにと、いそいそ洗濯機を回しながらこれを書いています。

先週浅草橋に仕入れに出かけて、少し前にオーダーを受けていたペンダントをようやく仕上げることができました。
オーダーといっても、「ゼロから新しいものを」という注文ではなく、「片手が使えなくても首からかけられるようなペンダントを」というリクエスト。
実は数年前から体をわずらっている叔母のために、何か気持ちが明るくなるようなプレゼントを、という母からのオーダーでした。


私の中での定番でもあり、お守りのように使ってもらえたらな、という思いも込めてデザインした月と星のペンダントトップ。
いつもはチェーンをつけるのですが、右手の使えない叔母が「金具を留める」という動作をしなくてもいいように、革紐で首にかけられるように。

母にとって、年の離れた妹はどこか娘のような存在。
体の自由がきかなくなって辛そうな自分の妹を見舞うたびに、母自身がとても落ち込んでいました。

あらがえない出来事の前に立つと、人は心を痛め、そして祈ることしかできないのだな、と私も母と同じく辛い気持ちでいましたが、それでも何か少しでもできることを、と思い、このペンダントを作って母に送りました。

誰かが誰かを想い、案じて、その気持ちを形にして届けようとする。
品物を贈る、という行為の中に込められた、ささやかな祈りも届けられたら。
そんなことを考えながら、この文章を書いています。

静かな静かな日曜日。
どうぞみなさんもお元気でお過ごしくださいね。
ではでは。

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