峠道を越えて山形へ | いとぽんの『メモのすすめ』

いとぽんの『メモのすすめ』

新潟県からこんにちは。
出張本屋をしている、店主いとぽんの徒然日記。本の屋台と古いトランクをもって、次はどの街にいこうかな。


冬は暇、夏は忙しい古本いと本です。

7月は稀に見るとびまわりっぷりで、気づいたらあっという間に10日ほど時が流れていました。

今週14日(木)には、いよいよ放浪書房さんのトークライブもあります!!

ただいま20名くらい申し込みありますが、まだ参加者募集中なのでぜひ☆

*********



さて、古本いとぽんの、最近の商いはというと、
不思議とお隣の県に行くことが多い!

運転に自信ないので、毎回命がけですが・・・。

7月初旬には、山形県川西町での一箱古本市に出店してきました。
米沢市のお隣で、田園風景が広がるのどかな町なのです。

慣れない峠道を安全運転で約2時間・・・
ようやく会場の川西フレンドリープラザ付近へ。

今回は前日入りして、夢のような企画に参加してきました!

それは・・・


念願の図書館にお泊り!!!@遅筆堂文庫

すばらしい企画を考えてくれた発案者に、ありがとう。

参加者は小学生から読書家のマダムまで、20名ほど。

司書さんから遅筆堂文庫の説明を聞いたあと、図書館内の好きなところに今晩の寝床探しをしました。

私は自前の寝袋を片手に、館内を1周して絵本や児童書コーナーの隅っこへ。

子どものころは、図書館にしょっちゅう行っていたこともあって、
不思議と児童書があると落ち着くのです。

寝袋をセッティングした後に、読書会に参加してみました。
そしたら、県外から参加した方が多くてびっくり。

夜の23時頃までひとしきり本の話をして、解散しました。

寝袋に入って寝返りをうてば、江戸川乱歩の本が目に飛び込んでくる!

これは本を読み始めたら、なかなか寝れないんじゃないか!?と心配していたのですが、居心地よすぎてあっという間に夢の世界へいってしまいました。笑

あぁ、もったいないけれどしょうがない。

もう一泊したかったなあ・・・。


そして図書館に泊まった翌日は、一箱古本市本番!
はあいにくの土砂降りだったけれど、出店が館内になったのでホッと一安心。

おなじみの、本の屋台と古いトランクで出しました。



会場ではどこからともなく、生演奏の音楽が聞こえてきます。

誰かがオカリナで、朝ドラ「まっさん」のテーマ曲を演奏していた時は、
あやうく涙が出そうになりました。

素敵なBGMを聞きながら、古本いと本も元気に商いしました。

本を買ってくれたお客さんには、おまけの古本いとぽんシールを。

夜な夜な創作した甲斐があり、半分くらいなくなった!
本を買ってくれたみなさま、ありがとうございました。




ここの一箱古本市に出すのは2年ぶりだったけど、
今回は図書館に泊まってから、古本市に出店するというなんとも
夢のような2日間でした。


山形での出店を終えた翌日は、新潟にきていた放浪書房さんに会いに、
新潟市西区の飯塚商店へ。

その話はまた次回につづく。。。