こんにちわ。
今回は田植え不要で
毎年自力で成長し実りをもたらす稲のお話です。
(ひこばえではありません)
稲は毎年田植えをして刈り取り、
また翌年田植えするのが当たり前に思えますが、
本来はススキと同じように
自力で地生えできる性質があります。
どうすれば毎年春に地生えできる条件が整うのか、
それを研究している人が
神奈川県にいらっしゃいます。
私は昨年取材に赴き、
実際に彼の田んぼを見てきました。
その時の記事が以下ですが、
今年も見学会が行われるので、
この記事の下でお知らせします。
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こちらは2020年8月2日の企画詳細です。
ご興味ある方はどうぞ。
2020年 8月2日日曜日 10:00~13:00
神奈川県相模原市
公開 · 主催者: 合資会社 大家族さん
大家族の不耕起・冬期湛水の田んぼでは稲が多年草化しています。
多年草化とは、
去年あるいは一昨年植えた稲が冬の寒さを乗り越えて、
春に再生することを言います。
多年草化した稲は、換言すると、野生化した稲です。
それは驚異的な生命力を有し、
分げつ力も常識を超えていて、
最終的には一株が60本から80本、
時には100本にもなります。
そして、普通の稲と同じように稔り、
お米の味はとてもいいです。
去年は、一枚の田んぼではほぼ全面で多年草化したため、
田植がいらなくなりました。
今年は、2歳の稲の田んぼと、1歳の稲の田んぼがあります。
いずれも、不耕起・冬期湛水の田んぼで、
草がほとんど生えないので、草取りも不要です。
肥料はまかなくても大丈夫です。
することは水がはいっているのを点検し、
稔ったら収穫することだけです。
今まで、これほど楽な米作りはどこにも存在しませんでした。
全くの素人でもできる米作りが誕生したのです。
そこで、多年草化した稲の観察会を開催して、
今の田んぼの様子を見ていただき、
稲の多年草化と、その栽培方法について、
またその将来的な可能性について、説明させていただきます。
関心おありの方ならどなたでも参加可能です。
★ 内容
午前10時開始
1時間ほど稲の多年草化と田んぼの様子について解説
トイレ休憩 15分
1時間ほど田んぼで観察と解説
30分ほど 質疑応答
終了 12時45分ごろ
★参加費
大人 2000円,小、中、高校生 500円
資料代込み
子供連れでもかまいません。
参加費は現場で集めます。
★定員 30名
★ 申し込み・問い合わせ
以下のメールに、住所、氏名、
電話番号、参加人数を明記して、お申し込みください。
azchatt28@gmail.com (担当:北ふみか)
折り返し、会場への行き方についてご案内申し上げます。
★小雨程度なら、決行します。
★参加される方は公共交通機関をご利用ください。
遠方より相乗りでお越しの方に限り、駐車場所を提供します。
★普段着で大丈夫ですが、
ぬかるんでいる可能性があるので、長靴をお勧めします。
★お弁当持参の方はどうぞ休憩所で召し上がっていってください。
★現場にはトイレがないので、ご承知おきください。
トイレ休憩時にトイレのあるところに車でお連れします。
★開放空間で風もよく吹くところなので、
マスクを着用するかどうかはご自身で判断してください。
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小川さんの言葉です。
『人が余計な事をしすぎるんです。
既成概念と固定観念が邪魔をします。
真っさらな眼で観察する事が大事なんだと思います』
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ご興味ある方は是非どうぞ。
なお、三重の山奥にある多年草化田んぼを
小川さんが視察している動画もアップされました。
そちらもどうぞ。
ではまた〜。
追伸。8月の観察会は満員になったため、
9月6日日曜日に朝10時から追加開催となりました。
連絡先は上記とかわりません。
取り急ぎ報告です。