私好みの立礼のテーブルと椅子のお話☆ | ひとつひとつ丁寧に作られた作家ものの器の店。IZUMO[utsuwa]のブログ

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お気に入りの器がある心地いい暮らし。(漆器)赤木明登、(陶器)角掛政志、大江憲一、田中大喜、ミヤチヤスヨ、村上雄一(切子ガラス)(真鍮)yuta

展示会の時に、お越しくださったお客様に呈茶をしようと、あーでもない、こーでもないと、

テーブルと椅子を探したお話☆

 

よくある立礼卓は実家にあるので、借りてこようかなと思ったのですが、しまって置く場所もないし、

母もお茶会で使ったりするので、私好みのもので、出しっぱなしにしてもいいものをと、最初は北欧ヴィンテージのテーブルを色々見ていました。

でも、普通のダイニングテーブルは大きすぎるし、サイドテーブルは低くて、ちょっと小さい。

ダイニングテーブルとサイドテーブルの間ぐらいの高さで何かないかと色々探してみると、見つけました!!

北欧ヴィンテージではないけど、デンマークのブランドで「&tradition」のDrop Leaf HM5。

 

(こちらの画像は&traditionさんのサイトよりお借りしました。)

 

滑らかな曲線を描く脚と、真鍮の蝶番も美しい。そしてなんと折りたたみも出来るのです!!

高さは56cm,普通のサイドテーブルよりちょっと高め。

Peter Hvidf &Orla Molgaad Nielsenさんというデザイナーが1956年デザインしたものらしいのですが、このPeter Hvidf &Orla Molgaad Nielsenさんの他の家具を調べてみてもやっぱりドストライク☆

(プライウッド(成型合板)のAXシリーズのコーヒーテーブルも素敵で最後まで候補に残っていました。)

 

そしてこちらに合わせる椅子は、これも悩みに悩み、ほぼほぼ「柳宗理のバタフライスツール」に決めていたのに、実家に帰った際に姉と見にいった「宮崎椅子製作所さんのTRI」に。

 

 

高さもちょうどいいし、クッションも楽ちんだし、V字の脚もテーブルにリンクしていい感じだし、椅子の向きを変えて仕舞えば、テーブルの脚の間に綺麗に収まっちゃう。

 

(我が家のリビングのラウンジチェアも宮崎椅子製作所さんの「カイ・クリチャンセンのペーパーナイフ」なので、私にとって安心と信頼のブランドなのです。)

 

ダイニングテーブルでお抹茶を点てると、椅子の高さに対してテーブルが高いので、肩が上がって点てにくいなと思っていたのですが、この組み合わせはとても点てやすい気がします。

 

立礼卓とは違って、炉はないけれど、サイドテーブルだからインテリアにも馴染むし、私の家にとってはちょうどいいものがみつかりました!