「~しなければいけない」「~でなければならい」
こういう考え方。いつの間にか当たり前になっていませんか?
その考え、どこからやってきたのでしょう。
「ええっ?これって普通のことじゃん」
その『普通』というのは、誰が決めた『普通』でしょう。
私はシングルマザーになってからずっと、
「子供のために私が頑張らなければならない」「子供のために、いろいろ我慢しなくてはいけない」
『こうしなきゃいけない、こうでなくちゃいけない』づくめでした。
一人で父親役と母親役をするということに難しいこともありました。
「でも、周りに迷惑はかけられない。私が一人で頑張らなくては!」
周りに甘えたら迷惑がかかると誰が決めたのでしょう?
道に迷ったら、人に聞いたりしますよね?聞かれた人は「迷惑だ!」と怒るでしょうか?
知っていれば教えてくださるし、知らなければ「私もわからないので」と言ってくれるでしょう。
急いでいたら「すみません、急いでいるので」となるでしょうし。
ところが、道を聞くことが最高に恥ずかしいことで、大変な迷惑だと私は思っていたのです。
……あ、これは例え話し、ですよ(実際はすぐに道を聞く人です。笑)
つまり、たいしたことではないことまでを、頑なに『やってはいけない』と決め付けていることが多々とあった、ということです。
「人に迷惑をかけないように。自分のことは自分でやりなさい」
小さい頃、そう言われてきたことを頑なに守ってきたつもりでした。
人のため、人のため。
いや、違います。
いつの間にか、自分が傷つかないため。自分が恥ずかしくないため。
自分をそのまま表に出すことに自信が無いため、人の顔色を見るようになっていました。
他人軸で考え行動しているうちに、自分の考えがわからなくなってしまいました。
自分がどんな時にどんな思いになるのか。
それを知るために、私は8ヶ月前からカラーシステム手帳をつけはじめました。
出てくる人物、予定、出来事をそれぞれ感じた色で囲み、感情も書き出して色で囲ってみる。
文字を書くというのは主に左脳を使いますが、色を感じるのは右脳が主なので、気持ちがストレートに出てきやすいのです。
私の場合、同じ「頑張る」でも、気分が盛り上がっている時の頑張るはオレンジで、
プレッシャーがかかっている時の頑張るは赤、気分が乗らない時は濃いブルー、等。
ページをパッと見た色合いで気分を感じ取れたりします。
「~しとかなくちゃ」が色によっては「本当はやりたくないんだな」とわかり、
自分の気持ちを再確認できます♪
……等など、いろいろ書きましたが。
私は「このままじゃダメだ」と思ったから動きましたが、
今の環境が気に入っているなら、それはそれでいいと思います。
大事なのは、今の自分が幸せかどうか。
それが一番ですよね♪