日本地震前兆現象観測ネットワーク  6278 '24 5/18

①『本日の地震4回』
18日 19時11分 父島近海 M4.1    
18日 17時01分 石川県    M3.0    
18日 15時53分 岐阜県    M3.0    
18日 09時55分茨城県沖 M4.8    震度3(最大)

18日の月齢は10.0。
訂正、4月から昨日は6.7、まで間違っていました。


②『前日のA情報』
マグ3個が落下、1週間は関東とその以北は警戒。


③『本日の最大』
18 09時55分 茨城県沖 M4.8 震度3
(解説)
A情報も正確。
仙台市の天井に設置してあるマグ3個が落下、1週間は関東、略、警戒のとおり、下記が翌日発生している。
南に設置してある方が2個で北側が1個だと思う。
後発があればこれは前震。1週間である。


④『Nictイオノ』
赤30(稚内21、国分寺6、山川2、沖縄1)
天気図ではよくあるが今日の電離層は北高南低型で稀。

北の定パターンはいつも略しているが、念の為。再掲。

場所⇒道及び道近辺、更に北方米・露を含む
日時⇒120時間(150時間)以内
規模⇒警戒級(M5以上)


⑤『稚内N嵐警戒』
5/18 07:00 から8時間15分
最大09:00 -3.9MHz 5.0MHz
他の3か所は出ていない。完全に地球エネである証拠、これは危険。


⑥『篠原情報 (5/18 13:43 更新)』
太陽風の次の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まりました。
昨日、17日21時半に太陽風の急な強まりが衛星で観測されました。
速度は400kmから490kmへ高まり磁場強度は8nTから16nTへ強まりました。
磁場の南北成分は、初めは北向きに強まりましたが、
すぐに南向きに切り替わり-10nTを超える様な強まりが4時間ほど続き、その後も次第に弱くなっていますが、
南寄りの状態が現在まで続いています。
このため磁気圏の活動が強まりAE指数は大きい変化が4時間ほど続き、その後は800nT、500nTと次第に小さくなっていますが活動的な状態が続いています。

太陽は、今朝、18日5時に南東の端近くの3685黒点群でM7.2の中規模フレアが発生しました。
この領域は15日深夜にX2.9の大規模フレアを起こしていおり、注目は必要な様です。


⑦『17日の活動度指数』
黒点数 181
黒点総面積 1020
F10.7 204.1
地磁気K指数の合計24 最大4
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6277 '24 5/17

①『本日の地震5回』
17日 18時53分 福島県M3.4    
17日 14時27分 長野県    M1.5    
17日 14時05分 長野県    M1.8    
17日 01時15分 福島県沖M4.2 震度2(最大)
17日 00時15分 熊本県    M3.0  震度2

17日の月齢は6.7。


②『浅間山 火山情報 第40号(17日16時00分 気象庁)』
火山性地震の日回数は、13日55回、14日42回、15日40回、16日39回、17日15時までに20回(速報値)でした。又、14日に実施した火山ガス(二酸化硫黄)観測では、1日あたりの放出量は500トンでした。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火発生の可能性があります。


③『阿蘇山火山情報 第24号(17日16時00分 福岡管区気象台)』
阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒して下さい。


④『Nictイオノ』
赤55(稚内12、国分寺18、山川12、沖縄13)
昨日、太陽エネ>≫地球エネ。本格的なEsシーズンに突入と書いたが、今日はその証拠をまざまざと見せてくれた。何と赤が55になった。
今年の最大記録だ!!
他のサイトではアマチュア無線の経験者ではなく素人が書いているので、何もかにも信用できない。

今日は太陽エネ≫≫地球エネと記入する。
銀河や太陽等からの宇宙線が増え続けている。


⑤『A情報』
本日マグ3個が落下した。1週間は関東とその以北は警戒。


⑥『篠原情報 (5/17 12:14 更新)』
太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まりました。


⑦『X線一ケタの小フレアは心配ない』
たかが一桁のフレアなどはあまり騒ぐ必要はない、問題なのは二桁、それもX20級以上のフレアだ。
サイクルピーク(25)は来年の予想だが、X10級以上は発生するだろう。

太陽は病気(症状は旧号)、特にF層がおかしく、外国の局とF層交信をしてみると分かる。
更に更に、特筆すべきは、サイクル周期が11年ではなく12~13年に伸びている。
異常な太陽からはとんでもないフレアが飛び出してくるだろう。
キャリントン級だと非常に怖いが、これ以上も起こり得る。
今の太陽はもっと高熱を出して、電子機器を破壊するようなフレア噴出の危険性はゼロではない。
太陽は爆発するのが本来の仕事である、
大型金庫並みの遮蔽効果のあるものを準備しておく必要性はあるかもしれない。


⑧『プロトン、電子』
静穏レベル。


⑨『電離圏嵐』
日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
5/17 4時~6時 : 北緯39~47度で高い状態


⑩『16日の動度指数』
黒点数 200
黒点総面積 860
F10.7 207.2
地磁気K指数の合計26 最大6
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6276 '24 5/16

①『本日の地震5回』
16日 22時18分 岩手県沖    M3.7 震度2
16日 13時58分 石川県     M2.6    
16日 11時26分 福島県 M2.3    
16日 09時48分 紀伊水道    M3.0
16日 03時55分 能登半島沖     M1.9

16日の月齢は57。


②『阿蘇山 噴火警報(23号5月16日16時00分 福岡管区気象台)』
阿蘇山では、火山性微動の振幅が昨日(15日)06時過ぎからやや大きくなり、その後、増減を繰り返し、本日(16日)07時頃からは小さな状態で推移しています。
昨日の現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり800トン(前回(5月9日)1600トン)と少ない状態でした。
中岳第一火口では、本日、白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
火山性微動の振幅に一時的な増大がみられており、火山活動に高まりが認められます。
中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


③『Nictイオノ』
赤28(稚内2、国分寺2、山川14、沖縄10)
太陽エネ>≫地球エネ。本格的なEsシーズンに突入。


④『篠原情報 (5/16 12:26 更新)』
太陽の西端と東端で、X3.4、X2.9の大規模フレアが発生しました。
3664黒点群のXフレアはさらに続き昨夕、15日17時半にX3.4の大規模フレアが発生しました。
3664黒点群は、昨日紹介したX8.7の時よりも更に太陽の向こう側に進んでいてより上部の輝きしか見えない状態になっていました。
これで、3664群で発生したXフレアは12回になりました。
そして、深夜、15日23時半には南東端でX2.9の大規模フレアが発生しました。
こちらは、今日の可視光写真で見え始めている新しい黒点群で発生しています。
その後は特にフレアの発生は見えていませんがどの様な活動度の領域か注目して下さい。


注)たかが一桁のフレアなどはあまり騒ぐ必要はない、問題なのは二桁、それもX20級以上のフレアだ。
サイクルピーク(25)は来年になるので、X10級以上は発生するだろう。
しかし、太陽は病気なのでもっと高熱を出して、電子機器を破壊するような規模のフレアが噴出するかも!!
太陽は爆発するのが本来の仕事である、
大型金庫並みの遮蔽効果のあるものを準備しておく必要性はあるかもしれない。


⑤『プロトン』
衛星観測によると、静止軌道における10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは14 PFU前後で推移、プロトン現象は継続中。


⑥『放射線帯電子』
衛星観測によると、静止軌道における2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、6.94×10^7 particles/cm^2/srのやや高いレベル。


⑦『電離圏嵐』
F領域臨界周波数は、概ね静穏な状態。
日本上空の全電子数(TEC)も概ね静穏な状態


⑧『15日の動度指数』
黒点数 195
黒点総面積 810
F10.7 216.0
地磁気K指数の合計12 最大2
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6275 '24 5/15

①『本日の地震3回』
15日 13時38分 豊後水道 M3.0
15日 10時00分 石川県     M1.5    
15日 02時49分 能登半島沖     M2.8 震度3

15日の月齢は4.7。


②『阿蘇山 噴火警報(5月15日10時30分 福岡管区気象台)』
阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表、(火口周辺規制)2に引上げた。
阿蘇山では、15日09時過ぎから火山性微動の振幅が1.5マイクロメートル毎秒を超えてやや大きい状態で継続。
又、9日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり1600トンとやや多い状態。
阿蘇山では火山活動が高まっていることから、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火発生の可能性あり。


③『桜島、今年15回目の爆発(2024年5月15日14時42第2報気象庁』
現  象:爆発
有色噴煙:火口上2000m(海抜10100FT)
流  向:南東
火口:南岳山頂火口
横山空振計:48.5Pa
弾道を描いて飛散する大きな噴石:6合目(南岳山頂火口より800から1100m
噴煙量:やや多量


④『黒点AR3664は現在の周期で最強の太陽フレアX8.7を放った(S.W.COM)』
現在の周期で最強の太陽フレア: 昨日、5月14日(1651 UT)、黒点AR3664は、現在の太陽周期で最強の太陽フレアを解き放ちました。Xは、NASAのソーラーダイナミクス天文台からのこの画像(略)のスポットを示す。
太陽黒点は太陽円盤の縁の後ろにある為、フレアは部分的に日食状態にされた。
恐らく見た目以上に強かったのだろう。「X8.7」は、フレアの真の強さを過小評価していることはほぼ間違いない。
フレアからの極端な紫外線は地球の大気圏の頂上を電離させ、米大陸上空で深刻な短波電波遮断を引き起こした。
アマチュア無線家、飛行士、船員は、30MHz未満の全ての周波数で信号が突然失われていることに気付いたのかも…


⑤『篠原情報 (5/15 10:24 更新)』
3664黒点群でX8.7の大規模フレアが発生しました。
今日未明、15日2時に3664黒点群でX8.7の大規模フレアが発生しました。
2月22日(世界時)に発生したX6.3を超えて現在のサイクル25として最大の規模のフレアです。
また、この規模に達したフレアは2017年9月6日のX9.3以来で、7年ぶりとなります。
3664黒点群は既に太陽の西の端の向こう側に進んでいてフレアの領域は直接は見えていません。
この為、フレアの本当の規模はこれよりも大きかったのかもしれません。

注)たかが一桁のフレアなどはあまり騒ぐ必要はない、問題なのは二桁、それもX20級以上のフレアだ。
サイクルピーク(25)は来年になるので、X10級以上は発生するだろう。
しかし、太陽は病気なのでもっと高熱を出して、電子機器を破壊するような規模のフレアが噴出するかも!!
太陽は爆発するのが本来の仕事である、
大型金庫並みの遮蔽効果のあるものを準備しておく必要性はあるかもしれない。


⑥『Nictイオノ』
赤19(稚内0、国分寺11、山川7、沖縄1)
関東は警戒。

国分寺 5/15 19:45~20:45
山川5/14 21:15, 22:30~22:45 09:30~11:30
大宜味5/15 00:30
強いスポラディックE層が確認されたのは以上3か所。
関東は特に多い。


⑦『プロトン』
衛星観測によると、静止軌道における10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは27 PFU前後で推移し、プロトン現象は継続中。


⑧『放射線帯電子』
高いレベル。


⑨『TEC』
概ね静穏な状態。


⑩『天秤棒』
二つ玉低気圧、朝鮮半島沖06hpaと四国沖08hpaにより九州方面からの「天秤棒効果」による地震(含、噴火)には要警戒。
北上するので列島は更に警戒。


⑪『デリンジャー現象』
活動領域3664で発生したX3.4フレアの影響により、15日17時45分に日本各地でデリンジャー現象が発生した。


⑫『14日の動度指数』
黒点数 186
黒点総面積 860
F10.7 219.8
地磁気K指数の合計10 最大2
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6274 '24 5/14

①『本日の地震3回』
14日 19時05分 鹿児島県 M2.5
14日 02時13分 茨城県沖 M3.7
5/13 19:03  23.32N  143.86E 4.9M  小笠原南部(信号機さん)

14日の月齢は3.7。


②『浅間山火山情報(第39号5月13日16時00分 気象庁)』
火山性地震の日回数は、10日53回、11日53回、12日50回、13日15時までに29回(速報値)。
火山性地震は、4月中旬以降増加している。
2023年11月頃より停滞していた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動が、3月中旬から再び認められている。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は2023年3月以前に比べて多い状態が続いており引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性あり。


③『NIctイオノ』
赤7(稚内1、国分寺5、山川1、沖縄0)
関東は警戒。
稚内 5/14 11:00
国分寺 5/14 13:15~13:45, 19:15, 20:30~20:45
山川 5/13 21:30の3か所で強いEsが確認されている。


④『プロトン』
衛星観測によるとプロトン粒子フラックスは、5月13日11時25分UTから上昇をはじめ、13日14時0分UTに10 PFUを超えてプロトン現象が発生、その後、更に上昇を続け14日3時15分UTに100 PFUを超え継続中。


⑤『放射線帯電子』
衛星観測によると、静止軌道における2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、4.42×10^7 particles/cm^2/srのやや高いレベル。


⑥『TEC』
特段の変化無し。概ね静穏な状態。


⑦『篠原情報 (5/14 13:25 更新)』
X1.7の大規模フレアが発生しました。高速太陽風は続いています。


⑧『陽子が地球に降り注いでいる(S.W.COM)』
:巨大黒点AR3664はもはや地球に面していない。
その為、非常に危険である。
現在、キャリントン級黒点は太陽の西側、つまり地球と磁気的につながっている太陽の領域を通過している。
現在進行中の電波遮断のマップの赤いゾーンは、短波無線信号が吸収されている場所を示す。
20MHz未満の周波数はほぼ完全にブラックアウトされ、アマチュア無線家にとって厄介な問題となっている。
原因はAR3664の磁気キャノピーで太陽フレアによって加速された陽子は、パーカースパイラルを辿って地球に帰還している。
磁気スーパーハイウェイと考えると、到着した粒子は、地球の磁場によって極に向かって流れ、そこで大気を電離させ、短波無線信号の送信を妨害する。
この極冠吸収現象は(特にAR3664からの)フレアによって後押しされた場合、数日間も続く可能性がある。


⑨『デリンジャー現象』
活動領域3664で発生したX1.7フレアの影響により、14日11時15分から11時30分にかけて日本各地でデリンジャー現象が発生した。


⑩『13日の動度指数』
黒点数 225
黒点総面積 1800
F10.7 215.4
地磁気K指数の合計24  最大4
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6273 '24 5/13

①『本日の地震3回』
13日 23時13分 根室半島沖    M3.6
13日 16時38分 徳島県     M2.6
13日 01時37分 宮城県沖    M3.9

13日の月齢は2.7。


②『NIct 臨時情報(5/13 23:40 更新)』
5月13日14時0分UTにプロトン現象が発生し、現在も継続中。


③『NIctイオノ』
赤12(稚内1、国分寺0、山川5、沖縄6)
南警戒。


④『稚内N嵐』
5/12 05:00から17時間半
最大13:30 -5.3MHz 4.7MHz

5/13 05:30 から14時間15分
最大13:15 -4.8MHz  5.1MHz 

注)
参考の為に昨日の分を併記。


⑤『国分寺N嵐』
5/12 11:45から10時間45分
最大13:15 -7.2MHz 4.8MHz

5/13 06:00から13時間45分
最大11:30 -4.4MHz 7.1MHz 

注)
比較できるように昨日の分を併記。


⑥『篠原情報 ( 5/13 13:11 更新)』
太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏の激しい乱れは落ち着いて来ました。
昨夕、12日18時に太陽風の急な強まりが衛星で観測されました。
速度は既にかなり高速でしたが830kmから900kへ再び高まり5nTと平均的な値に戻っていた磁場強度は11nTへ再び強まりました。
注目の太陽風磁場の南北成分は今回は北向きに強まりました。
その後、13日5時頃に磁場が南向きに切り替わったので磁気圏の活動が強まってAE指数は1800nTに達する激しい変化を記録しています。
Dst指数(速報値)は昨日のニュース以降はゆっくり上昇して現在は-100nTを割るくらいまで回復しています。

現在の太陽風は780kmと高速の状態が続いています。
この後、次第に下がっていく様子に注目して下さい。
一方、磁場強度は7nTと既に普段の状態に戻っています。
今回の非常に激しい磁気嵐をもたらした3664黒点群は太陽の南西の端に近付いています。
今日未明、13日1時にX1.0の大規模フレアを起こしました。
太陽からの高エネルギーの陽子の数は次第に減少しています。


⑦『THE BIG STORM IS OVER(S.W.COM)』
NOAA forecasters say that the storm is really over now. There's no chance of additional G5 activity this week because all the big CMEs have already come and gone. However, relatively minor G1 or G2-class storms are possible on May 13th in response to a glancing blow from this off-target CME. 


⑧『電離圏嵐』
F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
5/12 21時~5/13 14時 : 稚内で非常に低い状態
5/12 21時~5/13 14時 : 国分寺で低い状態
5/12 21時~5/13 3時 : 山川で低い状態
5/12 21時~5/13 4時 : 大宜味で低い状態

日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
5/12 21時~5/13 3時 : 北緯39~47度で非常に低い状態
5/12 21時~5/13 5時 : 北緯27~39度で低い状態
5/13 5時~14時 : 北緯31~47度で低い状態


⑨『12日の動度指数』
黒点数 186
黒点総面積 2460
F10.7 221.8
地磁気K指数の合計30  最大6
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6272 '24 5/12

①『本日の地震5回』
12日 14時34分 豊後水道M3.3    
12日 12時03分 山梨県    M2.4
12日 12時03分 福島県    M3.6
12日 07時19分 宮崎県    M2.4    
12日 07時00分 石川県    M3.4 震度2

12日の月齢は1.7。


②『NIct臨時情報』
5月10日17時5分UTに発生した急始型地磁気嵐の地磁気水平成分の最大変化量は約532nTで、現在も継続中。

注)約532ナノテスラは最近にない変化量である。


③『NIctイオノ』
赤23(稚内3、国分寺5、山川3、沖縄12)
地球エネ≪太陽エネ。沖縄には地震性fxの伸びがある。
巨大黒点AR3664はXクラスフレアのエネを蓄える「ベータ・ガンマ・デルタ」磁場を持っている。
サイクル25は激化しており、地球大気圏に突入する宇宙線の数に反映されている。
オウル大学のソダンキュラ地球物理観測所の中性子数は、地球に到達する宇宙線がゆっくりと減少していることを示しているが、これは太陽周期と宇宙線の間の陰陽関係の結果である。


④『稚内N嵐』
5/12 05:00から17時間半
最大13:30 -5.3MHz 4.7MHz


⑤『国分寺N嵐』
5/12 11:45から10時間45分
最大13:15 -7.2MHz 4.8MHz


⑥『山川N嵐』
5/12 14:00 から8時間半
最大14:00 -8.2MHz 4.8MHz


⑦『山川電離層擾乱』
5/12 14:00 15分
14:15 7.0MHz 9.1MHz


⑧『沖縄N嵐警戒』
5/12 10:00から12時間半
最大15:15 -10.0MHz 4.9MHz


⑨『地磁気活動』
気象庁観測所(柿岡)によると、過去24時間の最大K指数は7。
5月10日17時5分UTに発生した急始型地磁気嵐は、現在も継続中。
地磁気嵐に伴う地磁気水平成分の最大変化量は12日0時UT現在約532 nTで、現在も継続中。

太陽風は非常に高速な1000 kmで太陽風磁場強度は非常に強い28 nT前後からやや強い5 nT前後へ緩やかに下降し磁場の南北成分は一時-24 nT前後の非常に強い南向きの状態となりました。
太陽風密度は1 /cm^3から12 /cm^3の間で推移しました。
この太陽風の変化は、8日に発生したCME群の影響で、その後、太陽風速度はかなり高速な830 km前後で推移していましたが、12日9時UT頃に衝撃波が到来し非常に高速な900 km前後へ上昇しました。
これに伴い、太陽風磁場強度はやや強い5 nT前後から強い12 nT前後へ上昇しました。
この太陽風の変化は、10日から11日にかけて発生したCME群の影響と推測されます。
今後も太陽風速度は高速な状態が続き、地磁気が大きく乱れる可能性があります。

注)バックナンバーに記載してあるが前々サイクルの最大値は1200 kmにもなった超高速風が記録されている。


⑩『篠原情報 (5/12 14:31 更新)』
磁気圏の激しい乱れにより、日本各地で低緯度オーロラが観測されました。
太陽風の激しい乱れにより、磁気圏の活発な活動は続いています。
昨夜は北海道から本州にかけて広い範囲で低緯度オーロラが観測されました。


⑪『フレアが繰り返し大規模に発生(毎日新聞)』 
「太陽フレア」が8日から繰り返し大規模に発生していることから、国立研究開発法人「情報通信研究機構」は11日、GPSの位置情報や無線通信等の障害発生の恐れがあると注意を呼び掛けた。
この影響で非常に大きな磁場の乱れ「磁気嵐」が発生。各地でオーロラが観測された。
同機構によると、最大級の「Xクラス」の太陽フレアが8日から11日までに計7回発生。11日午前10時23分に発生した太陽フレアは、その中でも最大規模だった。
3日間(72時間)で7回のXクラスが発生したのは、観測史上初めてという。
フレアが発生すると、エックス線などの強い電磁波や高エネを持つ粒子、電気を帯びたガス(プラズマ)が大量に放出される。
このガスが磁場を帯びている為、地磁気が大きく乱れる。
気象庁地磁気観測所では11日午前2時頃から地磁気の乱れを観測し始め、乱れの大きさを表す変動幅は532ナノテスラに達した。
500ナノテスラ以上の変動は1991年3月以来、約33年ぶり。
国立極地研究所の片岡龍峰准教授によると「地磁気の乱れは数十年に1度のレベル。
フレア規模は数年に1度のレベルだが、連発した為、吹き出したプラズマが地球に来るまでに合体し、それだけ威力が増したと言える」。
又、プラズマが地球の大気の原子と衝突して光を出すことから、日本や欧州、米国など世界各地の中緯度帯でオーロラが観測された。
北海道名寄市のなよろ市立天文台では11日午後8時過ぎ、北の空がピンク色に染まる様子が確認された。

Nictによると、短波通信に障害が起きる「デリンジャー現象」が北海道、東京都、鹿児島県、沖縄県にある観測所で確認されている。
この現象は、強いエックス線や紫外線によって地球の上空数十キロに分布する電離圏が乱れ、電離圏で反射される性質のある周波数の電波が影響を受けて起きる。


⑫『電離圏嵐』
F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
5/11 21時~0時 : 国分寺で低い状態
5/11 21時~0時 : 山川で低い状態
5/11 21時~0時 : 大宜味で低い状態
5/12 5時~19時 : 稚内で非常に低い状態
5/12 13時~19時 : 国分寺で非常に低い状態
5/12 6時~19時 : 山川で非常に低い状態
5/12 6時~17時 : 大宜味で非常に低い状態
5/12 17時~19時 : 大宜味で非常に低い状態
ただし、日本各地で一部時間帯のデータが確認できない状態でした。

日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
5/11 23時~2時 : 北緯39~43度で高い状態
5/12 2時~4時 : 北緯27~39度で高い状態
5/12 5時~9時 : 北緯35~47度で低い状態
5/12 9時~21時 : 北緯27~47度で非常に低い状態


⑫『デリンジャー現象』
活動領域3664で発生したX3.2/SFフレアの影響により、12日9時45分に日本各地でデリンジャー現象が発生した。


⑬『11日の動度指数』
黒点数 162
黒点総面積 2530
F10.7 213.7
地磁気K指数の合計54、最大8

地磁気K指数計54は非常に多い、最多数。
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6271 '24 5/11

①『本日の地震7回』
11日19時53分 奄美大島近海 M3.7    震度2
11日13時09分 岐阜県    M3.1    
11日09時47分 十勝沖    M4.9     震度2(最大)
11日06時56分 徳島県    M3.2     震度2
11日05時43分 京都府    M3.4     震度3
11日03時16分 石川県    M2.7     震度2
11日02時34分 宮城県沖 M3.4

11日の月齢は0.7。


②『本日の最大』
11日09時47分 十勝沖    M4.9     
5/11 00:47  41.69N  144.45E 5.0M   北海道南沖(信号機さん)
8日に北では珍しい電離層擾乱が4時間も続いていた。
稚内、5/8 11:00から4時間、最大14:00 4.1MHz 5.8MHz。


③『NIctイオノ』
赤9(稚内0、国分寺3、山川2、沖縄4)
今のところ、地球エネより太陽エネの方が大きい。


④『4観測所のN型電離層嵐とP型電離層嵐と電離層擾乱情報』
アクセスできなかったので不明である。


⑤『篠原情報 (5/11 14:11 更新)』
太陽風の乱れが到来しました。磁気圏では非常に激しい乱れが発生しています。
今日未明、11日1時40分頃に太陽風の急な乱れが観測されました。
速度は、450kmから700kmと高速の状態に変わり磁場強度は、4nTから20〜50nTに強まりその後、70nTまで高まっています。
8日昼のX1.0大規模フレアから始まったCMEによる太陽風の乱れがやって来た様です。
11日2時過ぎに地磁気の急な強まりを観測しています。
注目していた太陽風磁場の南北成分は-40nTに達する激しい南向きが発生しています。
速度の高まりもあり、磁気圏の活動はかなり激しくなっています。
AE指数のグラフは、乱れの最初に2000nTの枠を超えて上のグラフに重なるほどの変化になっており4000nTを超えているように思います。
その後は、1000〜2000nTの間を上下していますが、
これは、磁気圏の乱れが非常に激しくなって活動の領域がオーロラ帯よりも低緯度側に広がり擾乱の規模を正しく測定できなくなっているのではないかと思います。
そして、Dst指数の速報値は、最大で -421nTまで下がっています(Dst指数はマイナス方向に発達します)。
Dst指数が-400nTを超えたのは2003年11月20日の -422nT以来、21年ぶりです。
もし今後、今回の乱れが -423nTに達した場合は1989年3月14日の-589nT以来の激しい磁気嵐になります。
又、GOES衛星の磁場の南北成分は通常は北向き(プラス)になっているのですが太陽風の乱れが到来した頃から南向き(マイナス)に変化しています。
太陽風磁場が強い南向きになったことで磁気圏の磁場が剥ぎ取られ静止軌道が太陽風の領域に入ってしまったことを示しています。
途中から北向きに戻っているのは、衛星が夜側に回った為です。
現在の太陽風は、速度は700kmと高速で磁場強度は40nTとかなり強まった状態が続いています。
南北成分は一旦北向きになっていますが太陽でCMEの発生が続いた為、今後も太陽風の乱れが続きそうです。引き続き活発な活動に注目して下さい。
3664黒点群の活動が続いており昨日の午後、10日15時半にX3.9、今日、11日10時にX5.8とXクラスの大規模フレアが2回発生しています。
X5.8フレアのCMEについては衛星の画像がまだ掲載されていないので明日のニュースで紹介したいと思います。


⑥『巨大フレアへの備え』
巨大フレアに備えておかないと、スマホ、パソコンの記憶情報は全てぶっ飛ぶのは必定。
磁気遮蔽、電磁遮蔽、静電遮蔽、高エネ電磁波遮蔽等は今のうちに。


⑦『電離圏嵐』
F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
5/11 4時~8時 : 稚内で非常に低い状態
5/11 4時~7時 : 国分寺で低い状態
5/11 7時~9時 : 山川で非常に低い状態
5/11 14時~19時 : 稚内で非常に低い状態
5/11 13時~18時 : 国分寺で低い状態
5/11 14時~18時 : 山川で非常に低い状態
5/11 15時~18時 : 大宜味で低い状態
ただし、日本各地で一部時間帯のデータが確認できない状態でした。

日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
5/11 8時~19時 : 北緯39~47度で低い状態
5/11 9時~13時 : 北緯35~39度で低い状態


⑧『デリンジャー現象』
活動領域3664で発生したX5.8/2Bフレアの影響により、11日10時15分から11時45分に日本各地でデリンジャー現象が発生した。


⑨『10日の動度指数』
黒点数 166
黒点総面積 3110
F10.7 223.4
地磁気K指数の合計32、最大8


⑩『前編のホタルイカ大漁の続き』
京都大学防災研究所助教で、スロースリップを専門に研究している西川友章氏が解説する。
「スロースリップとは、プレートとプレートの境界がゆっくりとズレ動く現象を指します。どれだけゆっくりかというと、通常の地震であれば、プレートは1秒に1mくらい動きますが、スロースリップは1日に1cmほど。そのため人間には知覚できないのです」
スロースリップが注目されるようになったきっかけは、東日本大震災。震災前、震源地である三陸沖で発生していたため、何らかの因果関係が示唆された。西川氏が続ける。
「なぜスロースリップが大地震の前触れとなりうるのか、現段階では主に2つの仮説があります。
一つは『大地震の滑り始めである』という説。地震は断層の滑りであって、いきなり大きく滑ることはできない。まずはゆっくり滑り始めるが、それがスロースリップとして観測されるというものです。
もう一つは『スロースリップが余分な力を近くのプレートに与えてしまい、その力により大地震が発生する』という説。プレートの境界に力が加わってひずみが蓄積し続け、それが限界に達すると大地震が起こる、というわけです」
相模トラフを刺激する揺れ
気象庁もまた、スロースリップという用語こそ使っていないが、通常と異なる「ゆっくりすべり」が発生した場合、「巨大地震注意」の発令をすることになっている。
そんな危険な前兆が、豊後水道以外でも発生しているエリアがある。それが千葉県東方沖だ。2月26日から3月25日までの1ヵ月、震度1以上の地震は48回を数える。昨年の同期間では6回だったことを考えれば、その異常さがうかがい知れる。

「そもそも千葉県東方沖は、スロースリップが5~6年に1回ぐらいしか起こらないエリアなので、発生すること自体が非常に稀なんです。先述した大地震に関連する仮説でいえば、後者のメカニズムとかなり近い状況にあり、大地震を誘発する可能性も捨てきれません」(西川氏)
千葉県東方沖では2月29日以降、最大震度4を観測した比較的大きな地震も4回発生している。この先待ち受けるものとは――南海トラフ地震に匹敵する大地震、相模トラフ地震だ。

立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏が指摘する。
「一連の群発地震の震源がさらに南東に移動した場合、相模トラフを刺激することになります。そうなればフィリピン海プレートに引きずり込まれている北米プレートが一気に跳ね上がり、相模トラフ地震が発生するわけです。これは、1923年の大正関東地震(関東大震災)発生時と同じ原理です」
相模トラフに起因する地震は、千葉県東方沖でも'87年に起きている。M6.7、最大震度5を記録したこの地震だが、その4年前に、やはりスロースリップが観測されていた。となれば、数年以内に相模トラフ地震が引き起こされてもおかしくはないというわけだ。
高橋氏は更に最悪のケースを予測している。今回の豊後水道などの地震に起因した南海トラフ地震、そして千葉県東方沖に起因した相模トラフ地震。その2つが連動して起こる、いわば「ダブルトラフ」地震が起こる可能性だ。

ダブルトラフ地震で死者50万人以上
「相模トラフで地震が起きれば、すぐ隣の南海トラフも刺激されます。その逆も然りで、連動する可能性は非常に高いと私は見ています。その場合、地震の規模は、'60年に起きた史上最大級のチリ地震に匹敵するM9.5を記録する筈です」
これは絵空事ではない。今年の元日に甚大な被害をもたらした能登半島地震も、'20年に想定されていた30年以内の地震発生確率(震度6弱以上)は僅か0.1~3%未満に過ぎなかった。
一方、南海トラフ地震、相模トラフ地震は共に70%以上と予想されている。いかにその危険性が高いかわかるだろう。
ダブルトラフ地震が起きれば、その被害想定を大きく上回るのは必至だ、と高橋氏は言う。
「太平洋側の茨城県から沖縄県にかけての広範囲に被害が及び、試算では建物の倒壊による死者だけでも5万人以上、津波による死者は50万人以上にのぼるでしょう」
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6270 '24 5/10

①『本日の地震6回』
10日 19時40分 新潟県沖    M3.8    
10日 18時50分 石川県 M3.8 震度3
10日 17時30分 十勝沖 M3.8 震度2
10日 16時45分 台湾付近    M6.4    ---(最大)
10日 08時39分 茨城県 M3.0    
10日 05時38分 石川県     M2.7

10日の月齢は29.7。


②『M情報』
ラジオの雑音が消えきれいに聞こえるようになった。
収束だと思う。
地電流は低くこちらもも収束したようだ。
日本海側と反対の福島県とその周辺が危ない。
1週間以内。


③『イカ漁師だけは知っていた(現代ビジネス)』
南海トラフ地震だけでも日本は崩壊寸前に追い込まれるのに、同時に別の巨大地震が起きたとしたら……。各地で起こる不気味な「揺れ」が指し示すもの――研究者達が懸念する悪夢のシナリオとは。
イカ漁師だけは知っていた
暗闇の中、海面を神秘的に青白く照らす無数の光。その正体は「イカ」だ。今春、富山湾でホタルイカが文字通り“爆湧き”している。
今年3月の漁獲量は、昨シーズンの16倍、1953年の統計開始以来最も多かった。
当然、地元は大喜びかと思いきや、この奇妙な現象に一抹の不安を抱えていた。滑川漁港のベテラン漁師は言う。
「イカ漁師の間では、大地震の前にはイカがよく獲れるってのは有名な話。おらの親父も南海地震が起きた年('46年)は、イカが豊漁だったと言ってたな。能登半島地震が起きたばかりだけど、もうすぐでっかい地震が来るかもな」
地震大国の日本では、古くから様々な自然現象を大地震の予兆と捉えてきた。
海の生物の異常行動もその一つ。2011年の東日本大震災、さらに'95年の阪神・淡路大震災でも、直前にイカの漁獲量が大きく増えている。
これは偶然ではない。今年4月に入り、研究者達の間で俄かに大地震、M8~9クラスの南海トラフ地震への警戒度が高まっているのだ。

台湾から始まり、日本へ
東大地震研究所の笠原名誉教授が警鐘を鳴らす。
「4月以降、日本列島近辺でフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む動きに起因する地震が多発しています。プレートの境界である南海トラフに歪がどんどん蓄積しているのは間違いありません」
4月3日、台湾をM7.7の大地震が襲ったことはまだ記憶に新しい。
それから僅か5日後の8日、大隅半島沖でM5.1の地震が発生した。
「地震の波がじわじわと日本の方へ近づいているのではないか……?」
その不安は現実となる。17日、今度は豊後水道を震源とするM6.6の地震が起きたためだ。同地域では実に56年ぶりの大規模地震である。
とはいえ専門家の中には「豊後水道の地震と南海トラフ地震とは関係しない」と主張する者も少なくない。
その論拠は、豊後水道の地震が、プレートを引き裂くような引っぱりの力が働いて起こる「正断層」型だったという点にある。
他方、南海トラフ地震はプレートを押し潰すような圧縮の力が働いて起こる「逆断層」型ということがわかっている。そもそも2つの地震はメカが異なる、というわけだ。
「小さな地震」も頻発している
だが、笠原氏の考えはまったく違う。
「正断層型と逆断層型が連動することを多くの人は見落としています。
'06年に千島列島沖で起きたM7.9の大地震がよい例でしょう。この時は最初に逆断層型が、その直後に正断層型の地震が起き、研究者をはじめ皆が驚きました。
従ってその逆、正断層型により逆断層型が誘発されることも想定できます」
台湾もいまだ予断を許さない状況が続き23日には再びM6.6の大きな地震を観測した。笠原氏が続ける。
「台湾で相次ぐ揺れは、当初こそ3日の余震と考えられていましたが、今では群発地震の様相を呈しています。南海トラフに関連する場所での地震に引き続き警戒する必要があります」
ついつい大きな地震にばかり目がいってしまうかもしれないが、「小さな地震」にも注視したい。
気象庁によれば、4月16~22日の1週間に観測された地震活動は6000回以上。そのうち、豊後水道だけで2079回にものぼっている。その大部分を占めるのが震度1程度の「人間が感じることのできない小さな揺れ」だ。
後編記事『専門家警告、M9・5「ダブルトラフ地震」が来る…!地震頻発で日本崩壊は“秒読み”か』ヘ続く。
「週刊現代」2024年5月11日号より


④『台湾東部の花蓮県沖でM5.8の地震 震源の深さは約10キロ 4月の地震の余震か(テレビ朝日)』
台湾東部でM.8を記録する地震が発生しました。台湾東部ではここ数日、強い地震が相次いで発生している
日本時間の10日午後4時45分ごろ、台湾東部の花蓮県沖を震源とする地震が発生、震源の深さは約10キロでM5.8。
消防によると、今のところ大きな被害は確認されていないという。
台湾東部では午前10時35分から5分間の間にM5前後の地震が3度発生していた。
台湾当局は4月に発生した地震の余震の可能性があるとして警戒を呼び掛けている。
気象庁によると宮古島八重山地方に「若干の海面変動」があると予測されている。


⑤『NIctイオノ』
赤16(稚内7、国分寺0、山川5、沖縄4)
強いスポラディックE層が確認されたのは
稚内5/10 16:45~18:45
山川5/10 08:15~09:00, 09:45, 11:30
大宜味5/10 11:00~11:45

注)
関東だけが0、不気味!!
危険なブロッキングか??


⑥『稚内電離層擾乱』
5/10 15:45から15分
最大 16:00 4.6MHz 6.2MHz


⑦『国分寺電離層擾乱』
5/10 15:45から30分
最大16:00 4.0MHz 6.3MHz
イオノはゼロだったがやはり異変は起きていた。


⑧『山川電離層擾乱』
05/10 15:30から1時間
最大15:45 5.8 7.6


⑨『沖縄電離層擾乱』
5/10 15:45から30分
最大15:45 5.7MHz 7.7MHz


⑩『篠原情報 (5/10 15:10 更新)』
X2.2、X1.1の大規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。


⑪『デリンジャー現象』
東端付近で発生したM1.4フレアの影響により、10日12時30分に国分寺で弱いデリンジャー現象が発生した。
活動領域3664で発生したX3.9フレアの影響により、10日15時45分から16時15分に日本各地で発生した。


⑫『9日の動度指数』
黒点数 171
黒点総面積 1680
F10.7 233.2
地磁気K指数の合計10、最大3

F10.7は前サイクル、前々サイクル等ではこんな大変動はなかった。

巨大フレアに備えておかないと、スマホ、パソコンの記憶情報は全てぶっ飛ぶのは必定。
磁気遮蔽、電磁遮蔽、静電遮蔽、高エネ電磁波遮蔽等は今のうちに。
 

日本地震前兆現象観測ネットワーク  6269 '24 5/9

①『本日の地震3回』
9日 20時59分 豊後水道 M3.2
9日 16時14分 石川県    M2.6
9日 04時34分 大分県    M4.2 震度2(最大)

9日の月齢は28.7。


②『南海トラフ大地震の可能性「特段の変化は観測されていない」…気象庁の検討会(読売新聞 )』
気象庁の南海トラフ地震評価検討会は9日、定例会合を開き、「現時点で、南海トラフ沿いの大規模地震の発生可能性が高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」との見解を発表した。
又、南海トラフ地震の想定震源域にある豊後水道で4月に発生した地震については「地震の発生メカニズムが異なり、影響を与えるには規模が小さい」とした。


③『NIctイオノ』
赤6(稚内1、国分寺2、山川1、沖縄2)


④『沖縄N嵐警戒』
5/9 12:15から5時間
最大 15:15 -4.1MHz 11.2MHz


⑤『沖縄電離層擾乱』
5/9 10:45から2時間15分
最大12:30 4.MHz4 6.6MHz


⑥『篠原情報 (5/ 9 12:19 更新)』
3664黒点群でフレアが続き、ハロー型のCMEも続いています。


⑦『キャリントン級太陽黒点(S.W.COM)』
黒点AR3664は非常に大きくなり、今では1859年のキャリントンの太陽黒点に匹敵します。
両者の類似性を示すために、キャリントンの有名なスケッチを(縮尺に合わせて)NASAの今日の太陽の写真に追加しました。
AR3664は端から端まで約200,000kmにわたって広がっており、地球の15倍の幅があります。
倍率を全く使わずに普通の日食メガネを通して見ることができます。
更に、この黒点の画像を、19世紀にキャリントンが行ったように、歩道や白いスクリーンに投影することは容易です。
キャリントンの黒点は、1859年8月と9月に一連の激しい太陽フレアとCMEを放出したことで有名です。その結果、地磁気嵐は電信局に火を放ち、キューバからハワイまでオーロラを引き起こしました。
それ以来、「キャリントン・イベント」はポップカルチャーにおける宇宙天気の試金石となり、最近の見出しでは、それが繰り返されれば「インターネットの黙示録」が起きるのではないかという懸念が高まっています。
確かに、それは繰り返される可能性があり、研究によると、キャリントン級の嵐は40年から60年に一度発生するので、遅れています。
現在地球へ向かう途中のCMEは、新たなキャリントン・イベントを引き起こすことはありません。1859年のCMEと比べるとちっぽけです。
それにもかかわらず、地球がストライクゾーンにある間は、この成長する活発な領域から目を離さないのが賢明でしょう。


⑧『デリンジャー現象』
活動領域3664で発生したX1.0とM9.8フレアの影響により、9日6時30分から8時15分にかけて日本各地で発生した。
活動領域3664で発生したM4.0/1BとM4.5フレアの影響により、9日12時15分から12時45分にかけて日本各地で弱い現象が発生した。


⑨『8日の活動度指数』
黒点数 155
黒点総面積 1890
F10.7 227.1
地磁気K指数の合計9 最大2

F10.7は 203.6から227.1に激増した。

F10.7は、昨日の203.6から、本日も227.1に激増。
前サイクル、前々サイクル等ではそんなに激増、激減はなかった。

巨大フレアはすべての電子回路をブッ壊す。
磁気遮蔽、電磁遮蔽、静電遮蔽、高エネ電磁波遮蔽等は今のうちに。


⑩『円安、海外旅行関連』
食料が入手できる時代の終わりになるかも。(Fullscreen button)』
食料を輸入に頼ってこられた背景には、日本の経済成長とその成果の一部としてため込んだ1兆ドルを超える潤沢な外貨があったからである。
ところが日本の毎年の経済成長率は先進国のなかでも最低かほぼ0%、工業製品が輸出競争力を失いつつあるため輸出に以前ほどの勢いがなくなり、一方で円安傾向がはっきりしたにもかかわらずエネルギー需要の世界的な伸びや資源高などから輸入額が大きく伸び、貿易収支は赤字が拡大、黒字が出ても僅かという体質になってしまった。
その黒字の源泉(資産)は海外にあり、その所有者の企業が貿易赤字を埋めるために取り崩すこともあり、外貨状態を円に替えない限り使えないし、他の企業が輸入代金決済に使える訳でもないのであまり当てにしない方がよいという専門家もいる。
貿易収支が赤字体質に変わったのは円安や新型コロナの前、2008年のリーマンショック以後のことである。
もはや以前のように貿易黒字が外貨準備の源泉になるという時代は過ぎ去ったといえるだろう。又、貿易が駄目なら直接投資収益が大きいから大丈夫ともいえず、輸出力の低下は貿易収支と第一次所得収支の黒字を合わせた経常収支に与える影響が避けられなくなっている。
この為、経済力が強く食料を買いあさってこられた日本の購買力が落ちることは避けられない時代に入り、この傾向は今後ますます強くなると見通すことができよう。
食料輸入量がマイナスの影響を受ければ、日本の食料自給率は、名目上は上昇するだろう。しかしそれはいいことではない。それは食料を欠く日常に近づくことと引き換えることであって、国内に流通する食料が減ることを意味する。(続く)。