2016J2リーグ第4節 松本戦観戦記(スカパー) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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アウェー松本戦で、初めての勝利です!
これでジェフは2連勝。
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第4節
松本平広域公園総合球技場 3/20 14:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 0 松本山雅FC 
         (前半 0 ー 0)
         (後半 1 ー 0)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 阿部 翔平
DF 近藤 直也
DF イ・ジュヨン
DF 多々良 敦斗
MF アランダ
MF 山本 真希(75分 → 佐藤 勇人)
MF 長澤 和輝
MF 小池 純輝
FW 船山 貴之(86分 → 井出 遥也)
FW 吉田 眞紀人(90+1分 → エウトン)



ベンチメンバー

GK 藤嶋 栄介
DF 北爪 健吾
DF 若狭 大志
MF 佐藤 勇人(75分 ← 山本 真希)
MF 井出 遥也(86分 ← 船山 貴之)
FW エウトン(90+1分 ← 吉田 眞紀人)
FW オナイウ 阿道 



得点

56分 山本 真希①



警告/退場



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:8-17
GK:17-10
CK:4-8
直接FK:7-13
間接FK:0-0
オフサイド:0-0
PK:0-0



第4節時点
J2リーグ 4位
勝ち点 9
得点 5
失点 3
得失点差 +2
完封試合 2



勝ち①②③
分け
負け①



今季得点

吉田 眞紀人①
長澤 和輝①②
船山 貴之①
山本 真希①



今季警告/退場

エウトン 警告①②
多々良 敦斗 警告①
アランダ 警告①





ジェフは2連勝です!
しかも、今まで勝った事のなかったアウェー松本戦で勝利!
まだまだ課題の多い、今季のジェフですが。
この勝利は、本当にチームにとって大きい!
私は、そう感じています。


松本戦も、ここまでの3試合と同様に。
よい面も悪い面もありました。
しかし今季のジェフは。
選手がほぼ全取っ替えの、言わば“新しいクラブ”です。
この試合も、スタメンはすべて新加入選手。
ベンチに3人、昨季からの在籍選手がいるのみ。


生まれ変わったと言ってもいいチームが。
開幕から4試合目で、完成されたfootballを披露出来る訳がない。
日々の練習と、週末の試合を繰り返す事で。
チームを作り上げている段階。


いつまでもそうは言っていられませんが。
毎試合一歩づつでも前進する事が求められていますし。
尚且つ勝利を収められている事は。
チームにとって、本当に大きなプラス要因と思います。



難しい試合になると思っていましたが。
思っていたよりは、厳しくなかった。
それが率直な印象です。


ここから、酔っ払い勝手に振り返ります!
今日も一日遅れの更新なので。
格好良く言うと、スマートにコンパクトにまとめます!





まずはメンバーから。
ジェフは前節横浜戦と同じスタメン。
ベンチからは富澤と也真人が外れ、北爪と阿道がベンチ入り。
今日も4-4-2のフォーメーションでスタートです。


対する松本。
システムは前節清水戦の3-5-2から、3-4-2-1(3-6-1?)に変更(多分)。
アンカー1枚だった前節から、今節はボランチ2枚に変更してきました(多分)。
中に入って自由に動く、ジェフの左SH長澤対策か。
その他の意図があったのか。



プレビューでも書きましたが。
ジェフは過去に松本に在籍した、船山・眞紀人・多々良がスタメン。
松本はかつての“生え抜き10番”工藤浩平がスタメン。
2016J2リーグ第4節 松本戦プレビューもどき


twitterで見た情報では。
眞紀人と多々良には、松本サポから拍手。
船山と浩平には、それぞれのサポからブーイングだったみたいです。


今は敵でも、かつては共に戦った仲間。
拍手なりブーイングなり、何かしら反応がある事は。
私は、とてもいい事と思います。
無反応って、無視と一緒ですから。
それにブーイングされるって事は。
それだけ相手サポに認められているって事ですし。





ここからは具体的な話を。
まずは、松本について書きます。


私の適当な記憶なので、違っているかもしれませんが。
J2リーグで松本とは、2012~2014シーズンに6回対戦。
ジェフの2勝4敗で、アウェーゲームでは3連敗。



松本の印象は。
失礼な言葉を使えば。
“ベタ引き・タテポン・ラフプレー”でした。


べったり引いて、がっちり守って。
手荒なプレーが多く。
攻守の切り替えが早く、奪ったボールはロングボールからのカウンター。
それと、相手を徹底的に分析して。
やりたい事をさせずに、相手のウィークポイントを突く。
反町氏に率いられた、“戦術J2”を極めて昇格したクラブ。
正直そんな印象でしたし。
過去ジェフは、何度もそれに屈してきました。



昨季J1ではそれが通用しなかったのか、一年で降格。
浩平(昨季)・武井・宮阪といった中盤の選手を獲得し。
それでfootballの質を変えようと取り組んでいるみたいですが。


今日の印象は。
相変わらず攻守の切り替えは早いのですが。
ボールを動かす事を意識し過ぎているからなのか。
特に攻→守の切り替えの時に。
枚数は足りているのに、マークやポジションがずれる事。
一気に長いボールでカウンター仕掛けられた方が嫌な場面で。
ボールを動かしてくる事。
この2点が特に気になりましたし。
ジェフとしては、怖さはあまり感じなかったと思います。


それと、ロングボールの起点になる様な。
高さと強さのある選手が、前線にいない事。
これも、ジェフにとってはやりやすかった。



これぞ“戦術J2”みたいなクラブが。
ボールを動かして攻撃を組み立てる様に変化するって。
試合前にピッチに水撒いていましたが。
ものすごく大変な事と思う。


攻撃よりもまず守備を考え。
相手のやりたい事を如何にさせないかをまず考えるクラブの多いJ2で。
自分達で能動的にボールを動かし、シュートまでつなげる攻撃。
常に自分達が主導権を握る戦い(攻守両面で)。
過去6年、ジェフは出来なかった。
昨季までの松本を考えれば。
簡単な話ではないよな、と感じました。
反町氏もそういう旨のコメントしていますし。
今は辛抱の時なのでしょう。
この時期に、お互いにまだまだなチーム状態ですが。
アウェーで松本とやれた事は。
ジェフにとって、運が合ったかもしれません。
今まで全く勝てなかったスタジアムですから。



対するジェフは、“王様相撲”を控えて。
現実的な戦い方に、徐々にシフトしている。
“元五輪監督対決”なんて書かれていたりしましたが。
同じ昇格を狙う立場ながら。
まったく逆の考え方な気がします。


そういう両クラブの戦い。
この試合は、そういう側面もあったと思います。
結果は、現実を見た関塚さんに軍配が上がりましたが。
シーズン終了する時に、最終的に成功するのは。
どちらでしょうか。





ここからは、簡単に試合の内容を振り返ります!




前半はお互いに、ある程度ボールを動かせた試合でした。
4バックと3バックのチーム。
システム・フォーメーションがまったく違うので。
ボールのポジションや攻守によって。
お互いに、数的に有利になったり不利になったり。


お互いに何処から攻めるか。
何処を守るか。
お互いに探り合い突き合う展開。



序盤よくボールが動いたのは松本。
ボールの収まる2枚のボランチはタテパスを狙い。
1トップとその下の2枚にボールを当てて。
ジェフのディフェンスラインの裏を直接狙ってくるか。
右(ジェフの左サイド)に展開し、ボールを動かしてきます。


右サイドには、単騎で仕掛けられ中にも入ってこれる。
WBの田中隼磨がいて。
浩平との関係で、攻撃を作ってきました。


左からの仕掛けは少なく。
左サイドでは、CBの選手が高いポジションまで顔を出していました。


松本は、試合を通じて。
右サイドからの攻撃(クロス)を意識していたと思いますが。
ジェフのディフェンスラインの4人に対して。
松本の前線3枚は、高さと強さが足りなかった。
これは、ジェフにとって。
とても有利な状況だったと思います。



対するジェフ。
左SH長澤は。
前節横浜戦後半と同様、トップ下に近い自由なポジションを取ります。


それに合わせ、2トップの1枚船山が。
サイドに流れたり、松本のCBとボランチの間にポジションしたりして。
ボールを受け、攻撃の起点になっていました。


最初の方に書いた様に。
松本はロングボールを蹴らずにボールを動かす事を意識し過ぎているのか。
攻→守の場面で、枚数は足りているのに。
マークやポジションがずれます。
そこを巧みに突いた船山。
徐々にジェフがボールを動かす時間が増えてきます。



ジェフにとっての課題は。
FW船山がゴールから遠いポジションでボールを受けている展開で。
周りの選手がもっと船山に近いポジションでプレーして。
船山がゴール前に入っていく時間を作るプレーが足りなかった事と思います。


プレビューで書きましたが。
2トップのもう1枚眞紀人も。
ポストプレーよりも、裏に抜けたりシュートにもっていくのが得意な選手。
左SHの長澤が、トップ下の様なポジションでプレーする事も含め。
如何にシュートまでの形を作るか。
多々良と小池と山本の右サイドから攻撃を作る場面が前半多かったのは。
それを意識しての事なのかと思いますが。
前半関塚さんはもっと左から攻めろ、みたいな事を指示しているとのレポートもありました。


ボールはよく動かせていたと思いますが。
前半のシュートが3本という結果に。
今の課題が表れていると思います。




松本の前線は、高さと強さが足りないと書きましたが。
セットプレーの時は、話が別です。
3枚のCBが上がってくるので。
これはちょっと怖かった。


前半終了間際の松本CKでは。
シュートがゴールポストに弾かれて失点を免れた。
大きなピンチがありました。


セットプレーはお互いに。
そこまでの試合の展開に関係無くゴールが生まれる。
お互いに危険で警戒しなければいけない局面です。
今季のジェフは、エウトンが出場していない試合では。
セットプレーのディフェンスに戻ってくる。
昨季のネイツ・ペチュニクやその前のケンペスの様な。
高さと強さのある、前線の選手がいない。


昨季はセットプレーでの得点が多く、失点が少なかったですが(確か)。
今季は、特にセットプレー時のディフェンスが。
大きなポイントなると思います。





後半は、お互いに前半から修正してきて。
積極的に前に出る展開。
監督コメントは、それぞれ少しニュアンスの違う事を言っていましたが。
お互いに、明らかにゴールを意識した戦い方。



前半からそうでしたが。
ジェフの2枚のボランチ、アランダと山本は。
ポジショニングがとてもよかったと思います。


松本は、2枚のボランチと3枚のCBから。
ボールを動かしていきたかったんだと思いますが。
ジェフは真ん中をきっちりケア出来ていたので。
サイドに流れる展開が多かった。


松本はサイドチェンジして。
左右にボールを大きく振るっていう展開が無かったので。
ジェフは、松本の攻撃を。
かなり制限出来ていたと思います。



もう一点。
ジェフは後半、守→攻の切り替えがよくなって。
タテに速く仕掛ける意識が出てきた。


前半今一ボールに絡み切れなかった長澤が。
サイドでカウンターの起点に。
中に入っていく動きの多かった長澤が。
サイドで起点になる事で。
松本の意識の裏をかけた事は、大きな試合の流れのポイントだったと思います。


前述した様に。
松本は、ディフェンス時に選手のマークやポジションがずれる。
そこをジェフは巧みに突けた。
ジェフの前線は、松本の選手の間でボールを受けられる。
ボランチやSBが前に出ていく時間とスペースを作れた。
この流れが、山本の先制ゴールにつながったと思います。




積極的に前に出てきた松本ですが。
ジェフが真ん中をケア出来ているので。
横浜戦前半のジェフの様に。
左右がパックリ分かれてしまった様な攻撃。


基本的に松本は。
ボールが動くのは、浩平と田中のいる右サイド。
松本を制限出来ているので、ジェフはきっちり守ってタテに速く仕掛けられます。



56分の先制ゴールは。
松本のセットプレーからの遠目からのシュートを跳ね返した阿部のロングボールを。
左サイドに流れた船山が、プレッシャーを掛けジェフのスローインに。
ボランチアランダ・左SH長澤が絡んで、船山がクロス。
船山・長澤はそのままゴール前へ。
ゴール前に走り込んだ右SH小池には合いませんでしたが。
ボールを拾った小池が、タッチライン際で前に出てきた右SB多々良へバックパス。
多々良からのパスを受けたボランチ山本が。
右サイドペナルティエリア角まで侵入した長澤にタテパス。
ディフェンダーを引き連れた長澤は、さらにタッチライン際の小池にパス。
小池がダイレクトでゴール前に入れた低いクロスは。
ニア(ゴール前のボールサイド)に走り込んだ船山には合いませんでしたが。
後ろにこぼれたボールに。
長澤へのタテパスを出した後、ゴール前に走り込んでいた山本が。
どフリーできれいにボレーで合わせて、ゴールが決まりました。


私の文章力の無さで、ちょっと分かりづらいかもしれませんが。
とてもきれいで、素晴らしいゴールでした。
私が注目したのは、船山・長澤・山本の3人のプレー。
サイドから船山がクロスを上げた後。
長澤はニアサイド、船山はファーサイド(ゴール前のボールと逆サイド)に走り。
長澤は松本ディフェンダー3人を引っ張り、小池とゴール前にスペースを作り。
その後ニアに走った船山も、ディフェンダー2人を引っ張り。
ゴール正面には、眞紀人と松本ディフェンダー1枚のみ。
その空いたゴール前のスペースに、後ろから入ってきた山本。
ボールを動かすだけではなく。
選手も動く。
footballの基本みたいなプレーでした。


さらに左右にボールと人が動いて。
相手ディフェンダーを引っ張り、スペースを作る動き。
ここぞという場面で、後ろから上がってきた。
右SB多々良・ボランチの山本とアランダ。
今後の指針となる様な、素晴らしいプレーでした。


今季のジェフは。
技術だけではなく。
footballセンスの高い選手が多いと思っていますが。
こういうプレー・意識を、チーム全体で共有し。
連動させる事が出来れば。
かなり面白いチームになれると。
酔っ払い勝手に思っています!





先制後、前への圧力を強める松本に対して。
関塚さんは、3人の選手交代の上。
最終的には5-4-1という、超ディフェンシブなシステムで。
守り切る事を選択します。


この選択の賛否や。
チームとしての終盤の守り方のいい面悪い面。
様々な意見・考え方があると思います。


ちょっと今日も疲れてしまって。
そこまで語る元気がありません。


この話題は。
次節群馬戦のプレビューで語ろうと思います。


いつもいつも中途半端で。
大変申し訳無いのですが。
明日も仕事なので。
まだまだ死んでしまう訳にはいかないので。
ご容赦下さい!
酔っ払い、本当に文章書くのが遅いんですよ………





アウェー松本戦初勝利。
ずいぶん久し振りの、アウェー勝利と連勝。
この週末は。
ジェフサポにとって、最高の週末でした!


毎週最高の週末を迎えられる様に。
大した事は出来ませんが。
酔っ払いも頑張ります。
いつも適当な感じで終わってしまって。
眠いながら、自分でもダメだなと思うのですが。
書くの遅いのは、多分一生このままだと思うので。
今後も出来る範囲の中で頑張ります!
出来ない事は言いません!
もう直ぐに寝ます!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
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今日の一言「最高の週末でした!毎週こういきましょうよ!」