216J2リーグ第9節 山口戦観戦記(スカパー) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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とてもつらい結果になってしまいました。
ちょっと元気がありませんが。
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第9節
維新百年記念公園陸上競技場 4/23 13:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 2 ー 4 レノファ山口FC
         (前半 1 ー 3)
         (後半 1 ー 1)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 阿部 翔平
DF 近藤 直也
DF イ・ジュヨン
DF 多々良 敦斗(51分 → 町田 也真人)
MF アランダ(20分 → 佐藤 勇人・65分 → エウトン)
MF 富澤 清太郎
MF 長澤 和輝
MF 井出 遥也
FW 船山 貴之
FW 吉田 眞紀人



ベンチメンバー

GK 藤嶋 栄介
DF 北爪 健吾
DF 大久保 裕樹
MF 佐藤 勇人(20分 ← アランダ)
MF 町田 也真人(51分 ← 多々良 敦斗)
FW エウトン(65分 ← 佐藤 勇人)
FW オナイウ 阿道



得点

29分 富澤 清太郎②
90+1分 吉田 眞紀人②



警告/退場

83分 井出 遥也 警告①



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:14-15
GK:9-10
CK:7-4
直接FK:7-13
間接FK:3-3
オフサイド:3-3
PK:0-0



第9節時点(暫定)
J2リーグ 10位
勝ち点 14
得点 10
失点 10
得失点差 0
完封試合 4



勝ち①②③④
分け①②
負け①②③



今季得点

吉田 眞紀人①②
長澤 和輝①②
富澤 清太郎①②
船山 貴之①
山本 真希①
エウトン①
オナイウ 阿道①


今季警告/退場

エウトン 警告①②
アランダ 警告①②
多々良 敦斗 警告①
山本 真希 警告①
イ・ジュヨン 警告①
井出 遥也 警告①





2-4と大差の付いた試合になってしまいました。
スコア程、チーム力の差はないかなとは思っていますが。
ジェフとしては、非常に手痛い敗戦。
やりたい事が出来ず、相手のやりたい事をさせてしまった。
そういう試合だったかなと思います。


今日は、あんまり思い出したくもないので。
極めて簡単にまとめます。





ジェフは、関塚さんの試合後のコメントにもあった様に。
明らかにこれまでの試合とは、戦い方を変えてきました。



酔っ払いは北爪が右SBでスタメンと予想していたんですが。
スタメン・ベンチ共にメンバー変更なし。


フォーメーションは、スカパー等で4-4-2になっていましたが。
船山1トップで、2列目に左から遥也・長澤・眞紀人が並ぶ。
4-2-3-1気味のフォーメーションだったと思います。




ジェフは、最初に書いた様に。
明らかに戦い方を変えてきました。


1トップの船山から。
最前線から、積極的にプレッシャーを掛けます。


ボランチから後ろは、待ち構える事が多かったジェフですが。
この試合では、ボランチの2枚。
アランダと富澤も、積極的前に出て。
プレッシャー掛け、ボールを奪いにいきます。


ショートパスを細かく繋いでくる山口。
そのパス回しのスタートとなるボランチに、自由にプレーさせない事。
相手を押し込む事によって。
山口に自由にボールを動かさせない事。
山口のラインを、全体的に下げさせる事。
これを関塚さん狙ったんだと思います。



前半10~15分くらいまでは。
ジェフは相手を押し込めていたし。
いくつか決定的なチャンスを作れました。


戦い方を変えて。
思惑通り相手を押し込み。
チャンスを作る。
しかし昨日の試合も。
相手を押し込んで、自分達が主導権を握る時間帯に。
前半のこの時間帯に、ゴールを決める事が出来ず。



徐々にジェフのプレッシャーに慣れてきた山口。
ジェフは、ボールに近い選手がまずドリブルの進路とパスコースを塞ぎ。
周りの選手が、空いているパスコースにボールが出た所を狙う。
そういった、連動した組織立ったプレッシャーを掛けれていた訳では。
必ずしもなかったので。
山口に、徐々にプレッシャーを交わされる様になります。


そして山口は。
全体的に高いポジションを取るジェフに対し。
中盤のプレッシャーを避け。
タテに速い攻撃を仕掛けてきます。


これにより、ジェフのディフェンスラインは。
少しづつ重心が後ろに下がり。
ディフェンスラインとボランチの間にスペースが出来始め。
ここを山口に使われる様になります。




この辺から。
とてもつらい試合展開が始まります。


まずは、ボランチアランダが。
前半20分に、負傷により勇人に交代。
ジェフは、前半早々に“チームの攻守の中心”となったアランダを失い。
交代枠を1つ消費する事になります。



前述した様に、ディフェンスラインは後ろを意識し出しますが。
ボランチから前の選手は。
変わらず積極的に前に出ていきます。
この間の空いたスペースを。
山口の4-2-3-1の、前の4枚に使われる様になり。
そこから、簡単にジェフの両サイドにボールを振られます。


失点は26分。
CBの前のスペースからジェフの左サイドに展開され。
ペナルティーエリア左隅から、逆サイドへのクロス。
左右に振られ、ジェフは完全にマークを見失い。
ジェフの右サイドの選手がどフリーでシュート。
あっさり先制されます。



対するジェフ。
ジェフの右サイドでボールを動かしてきた山口からディフェンスラインでボールを奪い。
アランダに代わってピッチに立つ勇人が。
奪ったボールを、間髪入れずに前線へロングパス。


左サイドでこのボールを受け。
ドリブルで仕掛け、相手ディフェンダーを押し下げた遥也が。
ペナルティーエリアのライン辺りで。
ゴール正面へパス。
ここに後ろから走り込んできた富澤が。
ダイレクトでシュートを放ち。
失点から3分で、山口に追い付きます。



この富澤のゴールで。
ジェフは再び勢いを取り戻し。
前から積極的に仕掛けるプレーが増え始め。
再び相手を押し込み始めます。


ジェフのセットプレーがいくつか続き。
全体的に前に重心が掛かっていたCKの場面で。
悲劇が始まります。



相手のクリアボールを拾った阿部。
勇人とパス交換しますが。
相手がプレッシャーにきている所に、不用意なパス。
これを奪われ、ゴールまで独走され。
富澤のゴールから4分で、再びリードを奪われます。


失点の直接の原因は、勇人のミスですが。
阿部と意図が合っていなかったと思います。
わざわざ左足にボールを持ち変えて。
相手がプレッシャーにきている所にパスを出した阿部も。
同じくらいの失点の原因だと思います。


勢いを取り戻した矢先に。
不用意なミスで失点、逆転され。
ジェフはみすみす流れを失います。



悲劇は続きます。
ジェフのキックオフの直後。
いきなり簡単に右サイドでボールを奪われ。
パス2本で、簡単に右サイド深くまで侵入されクロスを上げられ。
ペナルティエリア内に走り込んだ、たった1人の山口の選手に。
誰もマークに付いておらず。
またどフリーでシュートを打たれ。
1分間で2失点目。


勇人と阿部のミスで失った2失点目も痛かったですが。
この3失点目で、試合の流れは完全に決まってしまいました。




今節、戦い方を変えてきたジェフ。
前から積極的に仕掛け。
山口ボランチに自由を与えず。
そこから出てくるパスを奪って。
山口ボランチの後ろのスペースを速く突く。


相手を押し込む事によって。
相手に自由にボールを動かさせない。


ジェフの、試合前のプランだったと思います。



自分達のプラン通りに試合を展開している時間帯に。
ゴールが生まれず。
徐々にプレッシャーがはまらなくなり。
あっさり先制され。
直ぐ様同点に追い付いて。
再び勢いを取り戻した所で。
ミスと気の緩みから、あっという間に2失点。


この後のジェフは。
戦い方を見失ってしまった。
というか、迷いが見られ。
チームで、戦い方を徹底出来なかった。



前の選手は、変わらず前に出ていく。
後ろの選手は、徐々にメンタルと重心が後ろに下がる。
間のボランチ2枚は。
出るのか引くのか。
曖昧になってしまい。
富澤が前に出て、勇人がバランスとスペースを見る場面が多かったですが。
チーム全体での連動が。
なかなか見られなくなってしまった。


前半の残り時間は。
チームで、攻守に渡り。
バラバラにプレーしてしまった印象です。


チーム戦術がほぼ完成し。
選手が自信を持って、自分達のやりたい事を繰り出してくる山口に。
いい様にやられてしまいました。





ハーフタイムの修正に。
大いに期待していましたが。
スカパーの中継によると。
どこまで本当なのか分かりませんが。
精神面での激が飛んだ様ですが。
具体的な、戦術的な指示はあまり無かった印象です。



後半も開始早々、ジェフは失点します。
3(48)分に早くも失点。
ジェフとしては、人数も足りていたし。
山口も、特別な事を仕掛けてきた訳ではなかった。


運も無かったな、とは思いますが。
メンタル面と勢いの差が出てしまったのかな。
そう思います。




ジェフは51分に。
右SB多々良を下げ、也真人をピッチに。
也真人は長澤と並ぶ様なポジション。
ジェフは、左から阿部・近藤・イの3バックに。
ゴールを奪う為に、山口にボールを動かさせない為に。
3バックにして、中盤の枚数を増やします。


しかし、試合展開は変わらず。
選手の出足と勢いは、完全に山口が上。


船山の1トップなのに。
攻撃は、船山目掛けたロングボールばかり。
セカンドボールも拾えず。
山口に、やりたい様にやられてしまいます。



完全に、ジェフは戦い方で後手を踏んでしまった。
ゴールを奪う為に3バックにして。
前に圧力を掛けていきたいのに。
攻撃は単調。


ゴールに向かって仕掛け。
ペナルティエリアにまで入れているのに。
効果的にシュートを打てず。


最近のブログで書いていますが。
せっかく攻撃の形が出来ていても。
シュートを打つのが遅い。
打っても枠に入らない。


3点のリードで余裕のある山口は。
ボールを奪うと、ジェフの空いているスペースへ。
簡単に、速く仕掛けてくる。


スカパーで見ていて。
悲しくなるくらい。
ジェフは、攻守両面で。
“約束事”が少な過ぎて。
個人に頼ったfootballをしている。


チーム戦術の、ほぼ完成している山口に。
リードもあり、余裕と笑顔で対処されます。



ただ、そうは言っても。
そこまで実力に差がある訳ではない両チーム。
富澤と勇人の関係も徐々によくなってきましたし。
也真人が自由に動き回る事で。
負担の減った長澤が。
也真人と共に、徐々にゲームを動かし始めます。



完全にカウンター狙いに切り替えてきた山口。
それも大きな理由の一つですが。
ジェフは徐々にボールを動かせる様になってきて。
ゴールに近付く場面が増えてきます。


しかし、よい流れになってきた所で。
65分には、勇人を下げエウトンをピッチへ。
これで完全に、ジェフは迷走してしまったと思う。


途中出場の勇人を。
45分の出場で、交代させたこの采配。
言いたい事がいっぱいありますが。
今日は、そこまで書く余裕がないので。
止めておきます。



エウトンは船山との2トップに入り。
也真人が勇人に代わってボランチに入る。
ジェフは3-5-2にシフト。


この交代早々に、右に流れた也真人に。
中央の長澤からパス。
也真人のクロスを受けた船山は。
冷静に山口ディフェンダーを交わしシュート。
しかしこれはGK正面。



またも、決定的な場面で。
ゴールを決められないジェフ。
この後ジェフは。
もう前に出て、ゴールを目指さないと話が始まらないので。
前に圧力を掛け。
相手を押し込みますが。


ペナルティエリアまで仕掛けられているのに。
シュートの正確性がないか。
そもそもシュートが遅いかで。
チャンスをものに出来ません。


段々焦り出すと。
中で崩せているのに、わざわざサイドへ展開。
3バックになって、ひょいひょい上がれなくなった阿部に。
それでもクロスを期待する展開へ。



ジェフは、少なくとも3ゴール決めなければ。
負けてしまうので。
ノーガードに、前に出ていきます。


それは、しょうがないと思います。
残り20分で、3点リードされていれば。
Do or Dieの精神で。
前に突っ込んでいくしかない。
そのままでは負けですから。


しかし、前に積極的に仕掛けているのに。
何がやりたいのか。
はっきりしないジェフ。


ゴール前までボールを運んでも。
シュートを打たないで、サイドにボールを出す。
シュートを打っても枠にも入らない。
これではfootballにならない。





自分で書いていて。
とてもつらい気分なので。
もうまとめます。



最初の方に書きましたが。
両チームに、そんなに力の差は無かったと思います。


昨季から同じfootballを続け。
やりたい事が、チームではっきりしていて。
それを、自信を持ってピッチで実践する山口と。
攻守共に、最終的には個人の能力に頼った。
“約束事”が少な過ぎるfootballをして。
厳しい試合状況で、立ち返る所の無いジェフ。


ほぼ完成された。
山口のfootballに対して。
個人戦術で、あそこまで戦い。
山口の弱点を露にし突けたジェフの選手達は。
正直流石に技術とfootballセンスに優れていると感じました。


ただそれが、チーム戦術としてまとまれなければ。
この試合の様になってしまっても。
しょうがないと思う。



戦い方を変え。
よい試合の入りだったのに。
ゴールを奪えず。
みすみす相手にペースを渡してしまい。
さらに自分達のミスと気の緩みから。
相手に試合を決められてしまった。


結果的に、試合の入りに失敗し。
最後まで修正出来なかった。
そういう試合だったと思います。




プレシーズンは、多くの選手がピッチに立ち。
激しく厳しくレギュラー争いしていました。
J2リーグが開幕し。
ここまで、ほぼ選手を固定して戦ってきたジェフ。


それでも、未だに選手個人に頼ったfootball。
しかも、絶対的なレギュラー達は。
ゴールも少ないし、失点も減らない。


もう一度、一からチームを見つめ直す。
いい機会を、リーグ戦で得られた。
そう無理矢理、前向きに考えないと。
正直やってられない状況です。



チームの攻守の中心・アランダ。
次の試合に出れるかは、まったく分かりません。


個人能力に頼ったfootballから脱却する。
いいチャンスです。
そう思わないと。
いつまでも酒を止められません。


自分で文章書いていて。
自分でどんどん勝手に暗い気分になってしまうので。
ちょっとつらいので。
今日はもう終わりにします。


頭がスッキリしたら。
次のアウェー・水戸戦のプレビューもどきで。
もう少し、ちゃんと書きたいと思います。



繰り返しになりますが。
つらいので、もう終わりにします。





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
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毎度毎度、本当にありがとうございます!
今日はちょっとつらい結果になってしまいましたが。
酔っ払い、気持ちを切り替えて。
前向きにいきたいと思いますので。
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今日の一言「つらいのでもう寝ます……………」